NIKKOR Z
180-600mm f/5.6-6.3 VR

半田 菜摘×NIKKOR Z 180-600mm f/5.6-6.3 VR作品
半田 菜摘×NIKKOR Z 180-600mm f/5.6-6.3 VR作品
NIKKOR Z 180-600mm f/5.6-6.3 VR

Photographer

「一瞬を確実に捉える
対応力と機動力」

180-600mmという焦点域が絶妙で、神出鬼没で多様な野生動物に対して最適な構図を決められる。この広範囲を1本でカバーできる対応力に加え、強力な手ブレ補正の恩恵で容易に手持ち撮影ができる機動力も同時に備える。ズーミングをしても長さが変わらないので、重心がずれることがなく安定した態勢で被写体を追い続けられる。当初、想像していた2.2kgのイメージに反して重さを感じることがなく、撮影に集中できる点も素晴らしい。これらの頼もしい対応力と機動力のおかげで、自分の心が動いた一瞬を直感的に切り取れるのだと感じた。

半田 菜摘プロフィール写真

写真家

半田 菜摘(はんだ なつみ)

1986年北海道旭川市生まれ。看護師として病棟勤務をする傍ら、北海道に暮らす野生動物を撮影。写真集『Pirka』を出版(A&F)

1986年北海道旭川市生まれ。看護師として病棟勤務をする傍ら、北海道に暮らす野生動物を撮影。写真集『Pirka』を出版(A&F)

日中車を走らせていると、雪を掘り枯れ草を食べるエゾシカを発見した。600mmという超望遠で表情を大きく切り取り、特徴である長いまつげを鮮明に写し出した。瞳の中に雪原が映り込み、エゾシカが見ている風景までも表現され、カメラと紡ぎ出すレンズの高い描写力に驚いた。

カメラ
Z 8
シャッタースピード
1/400秒
焦点距離
600mm
絞り
f/6.3
ISO感度
200

究極の野生動物写真とは美しい風景の中に被写体が存在するものだと考えていて、このときは西日が木々をオレンジ色に染める理想的なシチュエーション。一般的な200mmスタートのレンズよりも20mmほど短く使えるため、引きの構図が作りやすく表現の幅を広げてくれた。

カメラ
Z 8
シャッタースピード
1/160秒
焦点距離
180mm
絞り
f/5.6
ISO感度
500

ささやぶの中をキタイイズナが出入りしていた。体長17cmと小さく、動きも俊敏。野生動物は警戒心が強くむやみに近づくと逃げてしまうため、400mm以上の超望遠が必要不可欠。この場面では望遠端の600mmを使用したが取り回しが容易で、被写体の不規則な動きにも対応できた。

カメラ
Z 8
シャッタースピード
1/1000秒
焦点距離
600mm
絞り
f/6.3
ISO感度
2000

野生動物の撮影では400mm以上の超望遠が基本だが、野鳥となると焦点距離はさらに長くなる。そんなときは600mmに1.4倍のテレコンバーターを付けて840mmで狙いたい。テレコンを装着しても画質が落ちることはなく、高い描写力が健在なことに驚いた。新しいレンズの選択肢が増えた気分だ。

カメラ
Z 8
シャッタースピード
1/800秒
焦点距離
840mm
絞り
f/9
ISO感度
1250

雪原を歩くキタキツネに出合った。急に近づくと驚いて逃げてしまう動物だが、望遠端600mmを使うことで被写体と十分な距離を取りつつ、無理なく大きく切り取ることができた。こちらを警戒しない自然な表情と、ふわふわの冬毛が鮮明に解像されていたのがうれしい。

カメラ
Z 8
シャッタースピード
1/500秒
焦点距離
600mm
絞り
f/6.3
ISO感度
125

太陽が海を照らし、波に合わせてキラキラ輝く様子を美しい作品に取り入れたいと思った。オジロワシが防波堤に止まっていたところを600mmで大きく捉えて背景に海の玉ボケを入れた。羽のディテールの解像力と柔らかな玉ボケが秀逸で、描写力を示す1枚になった。

カメラ
Z 8
シャッタースピード
1/1000秒
焦点距離
600mm
絞り
f/6.3
ISO感度
160

大空を縦横無尽に飛ぶオオワシをクルーズ船から撮影するため、望遠端600mmで追った。目の前だけでなく頭上高くに来ることもあり、取り回しを考えると手持ち撮影が有利だ。軽量化されたこのレンズなら、上下左右に被写体が飛んでもストレスなくその姿を捉えることができた。

カメラ
Z 8
シャッタースピード
1/3200秒
焦点距離
600mm
絞り
f/6.3
ISO感度
800

Lens

NIKKOR Z 180-600mm f/5.6-6.3 VR

NIKKOR Z 180-600mm f/5.6-6.3 VR

幅広いズーム域であらゆる望遠の世界を切り取る

1本で180~600mmまで幅広くカバーできる超望遠ズームレンズ
ズーミングによる鏡筒の全長変化がなく、バランスが取りやすい
別売のテレコンバーターに対応し、さらなる超望遠撮影が可能
ズーム全域で、絞り開放から安定して得られる高画質
被写体に思い切って近づける、1.3m※1の最短撮影距離
5.5段※2の手ブレ補正により、ブレを抑えた撮影が可能
安心して持ち歩ける、防塵・防滴に配慮した設計※3
フォーカスブリージング※4の低減など、動画撮影に配慮した設計

※1 焦点距離180mm時。
※2 CIPA規格準拠。[NORMAL]モード、望遠端でフルサイズ/FXフォーマットのミラーレスカメラ使用時。
※3 すべての条件で完全な防塵・防滴を保証するものではありません。
※4 フォーカシング時にピント位置の移動にともなって画角が変化する現象。

  • フルサイズ FX フォーマット
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