開放F値2.8一定だからこそのユニークで幅広い表現を実現します。f/2.8の浅い被写界深度が生みだす大きな背景ボケと柔らかな描写で、しっかりと解像した被写体を印象的に際立たせることが可能。暗いシーンでは、明るい開放F値を活かしてより速いシャッタースピードを設定し、低いISO感度でノイズを最小限に抑えたクリアーな画像を撮影できます。ズーム全域で開放F値が一定のため、すべての焦点距離でf/2.8の表現力を楽しめます。
さまざまなシーンに対応できるだけでなく、日々の撮影から旅行まで、どこへでも気軽に携行できるコンパクトさも魅力です。重さはわずか約565g。NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 Sよりも約240gも軽く、レンズの最大径が75mmと小さいため、バッグにすっきりと収納可能。持ち歩きたくなるサイズ感です。
開放F値2.8では、ピント面はしっかりと解像しながらも全体の描写は柔らかく、被写体を立体的に浮かび上がらせることが可能。絞っていくと徐々に画像全体がシャープな描写へと変化していきます。また、ズーム全域で安定した解像感が得られるため、人物の肌の質感を再現したポートレートから、f/2.8の大きなボケを活かしたスナップ写真、解像感のある風景写真まで多彩な表現を楽しめます。
広角28mmから中望遠75mmまでの、使いやすい焦点距離をカバーしています。風景からポートレートの撮影まで、さまざまなシーンに対応可能。旅行はもちろん、毎日のスナップ撮影にも活用できます。
被写体にグッと近づいて撮影できる、最短撮影距離0.19mを実現。被写体をダイナミックに撮影したいときや、被写体から離れられないテーブルフォト撮影時などに便利です。
レスポンスに優れたSTM(ステッピングモーター)の採用により、静止画、動画を問わず、動いている被写体にも素早くピントを合わせることが可能です。STMは静粛性にも優れており、ピント合わせや動画撮影時のレンズ駆動音、動作音を大幅に低減。舞台などでも、静かに撮影が行えます。
静止画はもちろん、動画撮影とも相性の良い設計です。4K UHD動画に相応しいシャープな描写を得られるだけでなく、軽量なため、ジンバルを使用した撮影も快適に行えます。また、静粛性の高いSTM(ステッピングモーター)により、レンズ駆動音や操作音が録音されにくく、コントロールリングの動きが滑らかなため、フォーカスをゆっくりと変化させることができます。さらに、スムーズでチラつきにくい絞り制御により、明るさの変化が自然な映像を実現。フォーカスを手前から奥、奥から手前に移動させるときに発生する画角変動(フォーカスブリージング)にも配慮しており、不自然な画角変化がなく、自然な映像が得られます。
コントロールリングには、カメラから[M/A]※1や [絞り値][露出補正][ISO感度]のいずれかを割り当て可能です。フォーカス時には滑らかな操作感で、正確な制御が可能。ローレット※2の形状によりさらに操作がしやすくなったほか、ズームリングとの識別も容易です。
高級感のあるサテン調塗装を施したレンズボディーに、「NIKKOR」バッジを採用。ズームリングとコントロールリングは質感が異なるため、2つのリングを容易に識別できます。さらに各操作部の間隔を十分に空けて配置しており、誤操作の心配もありません。
埃や水滴の侵入を防ぐシーリングを施した防塵・防滴に配慮した設計で、普段の撮影から安心して使用できます。さらに、コーティングによる防汚性能により、汚れが付着しても簡単に拭き取ることが可能です。
絞り羽根ユニットには、カメラからの電気信号を受信する独自の駆動機構を採用。連続撮影時にも、正確な絞り制御と安定した露出制御(AE)が可能です。また、滑らかな絞り制御で、F値が変わることによって生じる露出のチラつきを軽減します。