指先に機械の感触を感じながらダイヤルを回し、撮影のステップ一つ一つを楽しみ、写真一枚一枚に想いをこめて撮影してみませんか。Z fcはボディーの天面にシャッタースピード、ISO感度、露出補正の3つのダイヤル、そしてF値を表示する小窓を搭載しています。これらがあることで、一目で基本的なカメラ設定を視認することができます。手応えのあるダイヤル操作は、一つ一つの設定を丁寧に調節し、シャッターをきるという撮影スタイルを楽しませてくれます。
Zシリーズカメラで初めてオートモード時の露出補正機能を搭載。オートモード時の基本設定を用いながら、露出補正ダイヤルで画像の明るさをイメージ通りに調整して、シルエットや、ハイキー、ローキーの映像表現が容易に行えます。
EVFは、約236万ドットの有機ELパネルとニコンの優れた光学技術・画像処理技術によって視野率約100%、倍率約1.02倍※と、シャープでクリアーな見えを実現。狙いの一瞬に集中できるので、本当の意味での撮る喜びを実感できます。また、EVFには画像モニターと同じ設定状態を表示するため、ファインダーから目を離すことなく素早く設定を変更できます。
Z fcは、Zシリーズ初のバリアングル式画像モニターを搭載しています。チルト式画像モニターとは異なり、画像モニターを横方向に開くことができるので、カメラをセルフィースティックに取り付けての撮影やVlog撮影など、一層幅広い使い方ができます。モニターを正面に向けると自動的に自分撮りモードに切り換わり、静止画でも動画でも、ハイクオリティーな自分撮りが可能。動画撮影専用のAF-Fモードは、自分撮りモードでも活用できます。また、バリアングル式画像モニターなら、縦位置のローアングル撮影やハイアングル撮影も簡単です。画像モニターは、約104万ドット、3.0型でタッチパネルを採用しているため、軽快なタッチ操作で快適な操作性を提供します。
水準器表示は被写体への重なりを少なくしたデザインを採用。構図の水平出しが一段と容易になりました。また、格子線表示は9分割と16分割の2種類を用意。被写体の状況や構図の意図に合わせて選択できます。
撮影画面のアイコンや撮影情報を非表示※にし、画面の隅々まで確認できる[ライブビュー情報表示の消灯]機能。カスタムボタンに機能を割り当てることで、情報表示/非表示をワンタッチで切り換えられます。静止画だけでなく動画撮影時にも便利です。
自由な角度にセットできる画像モニターを正面に向けると、自分撮り専用画面が表示され、画像モニターにタッチしてセルフタイマー(10秒/2秒)と露出補正※の設定が行えます。静止画撮影時にはタッチAF/タッチシャッターも有効。動画撮影時にもタッチAFが有効なので、自由な位置にピントを合わせることができ便利です。動画撮影専用のAF-Fモードは、自分撮りモードでも活用できます。
「自分撮りモード」時にはシャッターボタン、動画撮影ボタン以外のボタンやマルチセレクターなどがロックされるため、不用意にボタンなどに触れても誤作動のおそれがなく、カメラをしっかり握って撮影できます。
撮影の最中に新しいアイデアが浮かんだときなどには、 ボタンでタッチ操作可能な メニューを呼び出し、メニューの深い階層に潜りこむまでもなく、カメラの設定をより素早く直感的に変更できます。 メニューは画像モニターおよび電子ビューファインダー(EVF)で確認可能。目を離さずに設定を変更でき、それぞれの調整をリアルタイムに確認することができます。これにより撮影に集中しながら設定を変更できるため、ダイヤル操作と相まって撮影をますます楽しむことができます。
撮影時に ボタンを押すとファインダー内または画像モニターに表示される メニュー。目的の機能の設定を素早く変更できるこの メニューの項目を、使用頻度の高い項目に変更できます。カスタマイズは、静止画モード、動画モードそれぞれで可能。撮影スタイルに合わせてカスタマイズした メニューで、効率よく撮影できます。