美しく盛り付けられた料理を真俯瞰で撮影したり、街中を歩く友人を低いアングルで動画撮影したりも思いのまま。自分だけのアングルで、柔軟に、確実に、簡単に撮影できるようになりました。画像モニターは、バリアングル式の3.2型でタッチパネルを採用。どんな姿勢でも操作しやすく見やすいので、思い通りの構図でより確実なピント合わせが可能です。
縦位置撮影がこれまでよりも簡単に、より直観的に行えます。カメラを縦向きにすると、情報表示や (アイ)メニュー画面が自動的に縦向きの表示に切り換わるので、画面の確認や設定などへのアクセスがスムーズにできます。また、画像再生時にカメラを縦向きにすると、再生画像も自動的に縦位置表示されます。
カメラをホールドしたまま、指のスライドとダブルタップで簡単に操作できるタッチFnを搭載。EVFでの撮影中もスムーズに、フォーカスポイント移動や瞳の切り換え、ガイドラインや水準器の表示、拡大画面への切り換えが行えます。誤操作を防止するために、タッチ操作領域を9パターンから設定できます。
どんな時にでも安心して持ち歩けるよう、ボディーの前カバーとトップカバーには、マグネシウム合金を採用。衝撃に強く、外出先でも気軽に撮影を楽しめます。また Z 8 と同等の優れた防塵・防滴性能※により、外観カバーの接合部やシャッターボタン、バリアングル式画像モニターの機構部なども、効果的にシーリング。さらに、0℃までカメラの動作を保証しており、クリエイティブな旅を共にし、長く愛用できる、高い耐久性を実現しています。
撮影に集中したい時には、記録媒体の容量を心配したくないもの。Z f はmicroSDカードの採用により、ボディーを大型化させることなく、SDカードも使えるダブルスロットを実現。長時間の撮影時に発生しやすいカード容量オーバーへの対応や、画像データのリアルタイムバックアップとして、2枚目のカードを使用することができるので、安心して撮影に臨めます※。
イメージセンサーを常に最高の状態に保つため、Z f はフラッグシップモデルの Z 9 と同等の保護機能を搭載。イメージセンサー前の光学フィルター上に、ゴミやホコリの付着を防ぐ導電コートと付着した汚れを簡単に拭き取れるフッ素コートを併用したダブルコートを採用しています。
ワイヤレス接続が可能な「SnapBridge」アプリにより、スマートフォンやタブレット端末への画像や動画の転送が簡単に行えます。撮った画像の自動転送はもちろん、手動による転送やSNSへの共有なども可能。セルフポートレートやセルフVlogのように、ひとりで撮影する場合には、自分のスマートフォンやタブレット端末をモニター代わりに、リモート撮影も行えます。SnapBridgeは、最新ファームウェアのアップデートにも利用できます。
NX Studioは、静止画や動画の閲覧、現像、編集などに最適なニコン純正のパソコン専用ソフトウェアです。ピクセルシフト撮影で得たRAW(NEF)画像を、一つのRAWファイルに合成し、編集・書き出しが行えます。階調モード[SDR]のRAWやJPEG画像に加え、[HLG]で撮影した情報量の豊かなRAW画像を編集したり、HEIF※画像の表示や編集も可能。NX Studioには、HLG画像を扱うための様々な編集機能が用意されています。
また、NX Studio (Ver.1.5.0)ではPicture Control Utility 2の機能を統合。ピクチャーコントロールのカスタマイズや取り込んだ画像への適用、カスタマイズしたピクチャーコントロールをカメラに読み込ませて使用するなど、1つのソフトウェア内でピクチャーコントロールの調整・適用・管理が行えます。