Z50IIは、ニコンZシリーズカメラの上位モデルから引き継いだ画像処理エンジン EXPEED 7を搭載しています。このエンジンにより、複雑な設定もすべてカメラ任せでイメージ通りの撮影ができる高い性能を実現。安心して撮影に集中できます。
Z50IIは、ニコンZシリーズカメラの上位モデルから強力なAF性能を継承。人物(顔、瞳、頭部、胴体)、犬、猫、鳥、飛行機、車、バイク、自転車、列車の9種類の被写体を検出します※。9種類の中から特定の被写体を撮影する場合は、その被写体に優先してピントを合わせる設定が可能。不特定の被写体を狙う場合は、被写体検出を[オート]にしておけば、遠くの被写体でもカメラが自動的に検出してピントを合わせます。3D-トラッキング時(静止画モード)には、被写体がフレーム内で素早く動いても、その動きに合わせて追従し続けます。
撮影モード[AUTO]時、Z50IIは被写体やその周囲の状況を瞬時に認識してシーンの条件を解析。絞り、シャッタースピード、ISO感度、AF、フラッシュ制御など、初めてカメラに触れる人は煩雑に感じるようなこともカメラが自動的に調整し、露出設定に加えホワイトバランスなども最適化します。画像処理エンジン EXPEED 7の優れた画像処理性能とニコン独自のAIによるディープラーニング技術によって、撮影シーンへの対応力が向上しています。
Z50IIの強力な画像処理エンジン EXPEED 7により、素早く動く被写体の決定的な瞬間を、初心者でも簡単に捉えられます。
動きのある被写体を撮影する際、決定的な瞬間を最適な構図で捉えるのは極めて困難です。ハイスピードフレームキャプチャー+機能を使えば、[C15]で約15コマ/秒、[C30]で約30コマ/秒※の高速連続撮影が可能。この機能は撮影モード[AUTO]でも活用でき、オートフォーカスと併用することで、速く動く被写体のとっておきの一瞬を捉えた高品質でシャープな写真を撮影できます。
[C15]や[C30]などの高速連続撮影中にプリキャプチャー機能を使うことで、シャッターボタンを押し込む前にさかのぼって画像を記録できます。シャッターボタンを半押しすると、カメラが画像の仮記録を開始し、シャッターボタンを押し込むと、最大1秒前からの画像※を保存します。この機能は、例えば飛び立つ鳥やゴールを狙うサッカー選手、予期しないトリックを決めるBMXライダーなどの撮影に最適です。
光を画像データに変換するイメージセンサー。画質はより多くの光を取り込むほど向上し、そのためにはより大きな画素を持つ大きなセンサーが必要です。センサーサイズが同じなら、画素数が少ないほど画素が大きくなるため、暗い場所でもより鮮明な画像が得られます。Z50IIのイメージセンサーは、一般的なスマートフォンよりも多くの光を取り込める大きな画素で、有効画素数2088万画素を実現。このセンサーにより、背景が美しくぼけた画像や、明るい部分と暗い部分のディテールが自然な階調で描写された写真を撮影できます。
Z50IIは、室内や夜間などの暗い条件でも、ノイズを最小限に抑えつつ解像感を保った画像を撮影できます。
Z50IIの高感度性能により、室内や夜間の逃したくない瞬間も鮮明かつ美しいディテールで撮影できます。ISO感度は最高51200。薄暗いシーンでもZ50以上に解像感を保ちながらノイズを抑えた自然な描写が可能です。
逆光や影のあるシーンで被写体が暗く見えるときには、光を少し加えるだけで画像のクオリティーが大きく変わることがあります。Z50IIは、便利なポップアップ式内蔵フラッシュで必要なときに光を照射できます。フラッシュはさまざまな撮影シーンで活用でき、表現の幅が広がります。