VLOG AWARDのだいげん賞・JEMMA賞に輝いた
おふたりがVlogで日常にあるシーンを
“さらに魅力的に伝える”テクニックを
ビデオグラファーからレクチャーいただきます!
だいげん賞chisatoさんが選んだテーマ
まずは撮りたいイメージを相談!
POINT 01
印象的なシーンをつくるには、ボケ感を出すのが効果的です。レンズはF値が小さいレンズを選びましょう。今回はf/2というレンズを使用しました。もっとボケ感を出したいなという時はカメラを被写体に寄せるか、背景との距離を離して撮ってみるといいですよ。そうすることで、見せたい料理やコーヒーに視線も誘導できます。ここぞというシーンでインパクトを出したい時にも有効です。
POINT 02
見ている人に強い印象を残すには、スローモーションで撮影するという方法があります。いつも目で見ている世界と違った表現ができるところや、動画に緩急をつけられることがところがいいところです。今回はコーヒーをドリップしているところにスローモーションを取り入れてみます。通常はフレームレートを24や30フレームで撮影しますが、スローモーションの場合は60や120フレームで撮るとキレイでなめらかに撮れます。Z 30は軽いから片手での撮影も簡単ですよ。
POINT 03
BGMに合わせて映像を上手につなげられると動画のテンポが良くなり、退屈しない動画になります。今回はAdobe Premiere Proを使用して編集しています。BGMをクリックして、再生しながらマークをつけてその長さに合わせて映像を調整していくと編集がしやすくなります。
JEMMA賞shinoさんが選んだテーマ
まずは撮りたいイメージを相談!
映像を自分好みの雰囲気にしたいのですが、どうしたらいいですか?
事前にクリエイティブピクチャーコントロールを設定すれば、好きな色味で撮影できますよ。
構図がいつも似たような感じになってしまいます。
シーンの合間に関連するカットを入れてみましょう。足元のカットやカーテンが揺れているところを入れてみるといいですよ。
スタジオの環境
撮りたいイメージ
POINT 01
Z 30に搭載されている20種類のクリエイティブピクチャーコントロールの中から好きな色味を選んで設定すれば、雰囲気のある動画が撮影できます。1本の動画に使うのは1〜3つに留めましょう。カメラのモニターを見ながら色味が調整された状態で確認できるので、最初から完成形がイメージしやすくて、自分好みの作品を簡単に撮影できますよ。いろいろ試して表現の引き出しを増やしてくださいね。もし、慣れてきたら適用度や他の数値も設定して、よりイメージに近いものを撮れるようにチャレンジしてみてください。
POINT 02
Vlogって自分の視点で撮った主観的な動画が多くなりがちですが、客観的なシーンを入れることでシネマティックな動画に近づけることができます。例えば今回は玄関に入っていく足元、水面のきらめきなど関連するカットを入れることでストーリーをぐっと引き立てることができます。なるべくいろいろなカットを撮っておくと、編集の時に表現の選択肢が広がっていいと思います。
POINT 03
映画館で観るような雰囲気を出したいなら、画面の上下にレターボックスという黒帯をつけてみましょう。そうすることで映画に使われる画面の比率にすることができます。さらに上下の黒帯部分の余白を使って、画面のレイアウトの微調整や見せたいものに視線を集中させる効果もあります。ただ、横長の構図になるため、編集の時に見切れないように、あまり寄りすぎないように撮影することがポイントです。
Z 30で感じるまま、
思いのままにあなたの
世界を映し出そう。
いつもの朝をオシャレに撮りたいです。
被写体と背景の距離をとってボケ感を出したり、スローモーションで撮影したりすると雰囲気のある画作りができますよ。
映像とBGMを合わせるコツはありますか?
曲のテンポに合わせてカットの長さを決めていけば、メリハリのある動画になります。
スタジオの環境
撮りたいイメージ