大切な家族の一員の犬。飼い主に忠実で言いつけを守り、オテやマテができる賢さをもった人間の良きパートナーである一方、おやつや遊びをおねだりするかわいい一面も。一緒に暮らしているからこそ撮れる、おすすめの撮影シーンを紹介します。
ナニナニ? ニコッ♪ オイシソウ!
犬のキモチが伝わる「いろいろな表情」
犬は表情がとても豊か。目や耳、口の形からもキモチを読み取ることができます。一般的に、リラックスしているときは口の周りの筋肉がゆるんで自然と笑っているような表情になります。上目遣いのときは、おねだりのアピールや、イタズラをして見つからないかドキドキしていることも。また、飼い主をじっと見つめるときはなにかを訴えかけているときや、飼い主への愛情を表現していると言われています。犬のキモチが聞こえてきそうな表情を撮ってみましょう。
毎日の楽しい「散歩」の時間
これからもずっと一緒だよ
一緒に散歩する時間はとても楽しいものですね。犬にとっても楽しい散歩中は表情が豊かになります。散歩コースの景色を背景に入れたり、飼い主を一緒に写したりと、屋外ならではのいろんなバリエーションもぜひ挑戦してみてください。
また、散歩の途中にちょっと寄り道。一緒に遊んでいるときの、駆けたり跳んだりといった元気いっぱいの姿を撮影するのもおすすめです。この場合は、撮影する人と遊んであげる人というように、家族や友だちなどで役割を分担すると撮りやすくなります。
大好きなおやつをもらうときは、うれしそうな表情や甘えた表情を撮ることができます。飼い主の手から食べる様子を撮った写真からは、信頼関係が伝わってくるようですね。
犬はおもちゃやボールなどで遊ぶのが大好き! 元気いっぱいの姿を撮ることができます。動きのある犬を撮る場合は、3D-トラッキングやターゲット追尾AFと連写を組み合わせて撮ると、シャッターチャンスがとらえやすくなりますよ。
床に体をつけてフセている状態の犬は、リラックスしているので穏やかな表情を撮ることができます。動きも止まっているのでぶれにくく、構図を吟味して撮ることができます。
ドッグランは犬のリードを外すことができるので、散歩以上に躍動感のある写真を撮ることができます。ドックランでは他の犬も遊んでいます。犬同士のトラブルなどになるような撮影行為はやめましょう。
犬種によって形はさまざまな犬のしっぽは、動きから犬のキモチを読み取ることができると言われています。しっぽが上がっているときはうれしいとき、しっぽが下がっているときは緊張や怯えているときです。しっぽを撮って犬のキモチも写真に残してあげましょう。
しっぽ以外にも鼻や口元、手足や肉球、耳など体の一部分を主役にして撮影した写真もかわいいものです。また、組写真やアルバムにまとめるときのサブカットとしても重宝します。
ペットベッドや日なたぼっこができる場所など自宅にお気に入りの場所があるときは、その場所で過ごす様子も撮っておきたいところ。お気に入りの場所でのリラックスした自然な表情はなんともほっこりとした写真になります。
犬が洋服を着たり、かぶりものをかぶったりした姿はかわいいもの。最近は、ハロウィンやお正月といった季節ネタのコスチュームもたくさんあります。洋服やかぶりものを嫌がらない犬なら、イベントごとに仮装した姿をコレクションするのも楽しいですよ。
飼い主だから撮れた、うれしそうな表情や元気いっぱいの姿を写した「犬と暮らす日々」写真。そのままカメラに入れっぱなしはもったいない! プリントして部屋に飾ったり、アルバムにまとめたり、持ち歩いたり、生活の中に取り入れて写真をもっと楽しんでみてくださいね。
こちらのページでは、今回撮った写真をいつでも見られるように、飾ったり持ち歩いたりできる“アコーディオンブック”の作りかたを紹介します。写真を楽しむアイデアの参考にしてみてください。
犬目線の高さで撮りやすいバリアングル液晶モニターを採用した小型・軽量ボディーのデジタル一眼レフカメラ。39点AFシステムで元気いっぱいに遊ぶ犬の姿にしっかりピントを合わせ、最高約5コマ/秒の高速連続撮影でシャッターチャンスを逃しません。
さまざまな題材に、具体的な「撮り方」をレシピとして紹介していきます。「これが好き」という写真を見つけたら、撮影方法やポイントをレシピで確認、撮影に活かすことができます。作品づくりの楽しさをひろげるヒントとしてぜひご活用ください。
今回撮影した「犬と暮らす日々」写真の“「撮り方」レシピ”も紹介していますので要チェックです!