江戸時代、川越藩の城下町として栄えた埼玉県・川越市。江戸のように栄えた町として「小江戸」と呼ばれた川越は、戦災や震災を逃れたため蔵造りの建物やルネッサンス様式の建物など歴史的建造物だけでなく、ご利益のある神社もたくさん残っています。そこで今回は年の初めに良いご縁をいただきに、川越の開運スポットをめぐりました。
安産! 縁結び! 足腰健康! 悩みもスッキリ!
1ヵ所でご利益満載の開運スポット
最初に訪れた開運スポットは「川越八幡宮」。約1000年の歴史がある川越八幡宮は、安産・縁結び・足腰健康・合格必勝・学業成就などたくさんのご利益があり、多くの人が訪れる人気の神社。神社境内には「ぐち聞きさま」という聖徳太子の像が祀られていて、太子の像に悩みを打ち明けると心のモヤモヤが晴れると言われています。
境内にある大きなイチョウの木。よく見ると2本のイチョウが寄り添い、1本に結ばれています。2本のご神木に触れ手を合わせて念じると、夫婦円満・良縁・安産・子宝のご利益があると言われているのだとか。神社では良縁の絵馬や開運厄除けの御守などが用意され、訪れた際は手に入れたいご利益アイテムです。
心がホッとする懐かしい味
開運だんごと出世みそおでん
「仙波東照宮」は日本三大東照宮のひとつで、天下統一を果たした家康公を祀っていることから出世開運・商売繁盛のご利益があると言われています。随身門と石鳥居をくぐり階段を登ると、長い年月を感じる趣ある漆塗りの拝幣殿があります。静寂な空気の中、そっとシャッターを切ると写真にもご利益が宿るような気がしました。
仙波東照宮を訪れたらぜひ立ち寄ってほしいのが境内にある茶屋「開運だんご」。名物は、店主のおばあちゃんが早朝3時から手ごねで作っている開運だんごです。火で炙り、創業から継ぎ足して使っているという醤油をくぐらせた、素朴で懐かしい味わいが人気です。もうひとつの名物、出世みそおでんと一緒に食べれば出世開運のご利益まちがいなし!
運命の出会いはすぐそこ?
ご縁結びで大人気のパワースポット
次に訪れたのは「川越氷川神社」です。2組の夫婦の神様と縁むすびの神様を祀られていることから、夫婦円満・縁結びのご利益があると言われ、連日多くの方がお参りに訪れています。まずは神様にお願いをして、かわいい絵馬に願いを書き込んで……良いご縁がありますように。
ご縁を求めて訪れる方たちの間で話題になっているのが「縁結び玉」。境内の小石が良縁を運ぶとの言い伝えから、巫女さんが本殿の石を拾いお祓いをしたものを「縁結び玉」として1日限定20体、朝8時から無料配布しているのだとか。また、釣りのように竿で引きあげる「あい鯛」という恋みくじも人気です。どんなご縁が釣れるかな?
「ヒトとモノ」、「モノとコト」を結ぶ
かわいいお土産に心躍らせて
川越氷川神社に隣接する「むすびcafé」。「縁結び玉」をイメージした「縁enishi」というお菓子や、“外側から内側へたどるほど近づく”という幸せな意味がある渦巻き模様の「むすびロール」など、結びの神様にちなんだお土産やスイーツ、ランチを楽しむことができます。ちなみに、こちらのカフェでは訪れた方の幸せを願い、お菓子やお料理の素材の一部を神前でお清めしてからお出ししているのだそう。
ここで、平日限定20食のフレンチをのランチをチョイス、この日のメインは「豚肩ロースのボッシェ」です。契約農家から仕入れた無農薬の季節野菜とやわらかいお肉を、2色のソースで堪能しました。開運スポットをめぐり、最後にはお腹の中までたっぷり幸せをつめ込んで、今年もたくさん良いことがありそうです。
撮影地マップ | |
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Nikon 1初の自分撮り可能なチルト式液晶モニターを備えたレンズ交換式アドバンストカメラ。開放F値1.8の明るい単焦点レンズを使えば、美しいぼけあじのある作品もタッチパネルで直感的に撮影することができます。
※ こちらに掲載している情報は2016年1月21日現在のものです。