今回訪れたのは江の島の海岸沿い、レジャースポットとしても人気の高い新江ノ島水族館です。ひとりカメラを持ってこの水族館へ来た理由、それは自分だけの癒しの時間を過ごすため。童心に返って楽しんだり、魚たちの姿を心ゆくまで撮影したり、潮風に吹かれながらのんびり海を眺めたり……。大人も楽しい水族館、自由気ままに楽しみながらご覧ください。
海洋生物の宝庫・相模湾を再現した大水槽
マイワシの大群がうねり泳ぐ光景は圧巻
水族館の目の前に広がる相模湾の環境をできる限り自然に近づけ再現したという「相模湾大水槽」。絶えず打ち寄せる波の動きに合わせて巧みに泳ぐ岩礁付近の魚たちや、沖の海で雄大に泳ぐさまざまな海洋生物たちの様子を波音を楽しみながら観察することができます。
大水槽の中でも目を引くのは約8,000匹のマイワシの群れ。銀色に輝く大きなうねりが水槽の中で次々と形を変えていく様は、ずっと見ていても飽きることはありません。大きな水槽の前に立ち、まるで空を飛ぶように悠々と泳ぐ魚たちを見上げていると、ふいに自分も海の中にいるような感覚になります。
クラゲがただよう宇宙空間
この心地よさに身も心も癒されます
照明を落とした半ドーム型スペース。中央には「クラゲプラネット(海月の惑星)」と名づけられた球型の水槽が置かれ、周囲の水槽と合わせ約14種類のクラゲが展示されています。地球上のものとは思えないような色や形、無重力空間にただよっているような動き、まるで、クラゲたちが集う宇宙空間に迷い込んだかのよう。
足を止めたのはミズクラゲの大きな水槽。柔らかな透明の物体が、ゆったりと拍動しながら水中をふわふわとただよって……見れば見るほど本当に不思議な生き物です。いつの間にかシャッターを切る手も止まり、時が経つのも忘れ、じっと水槽を見つめていました。
迫力満点! イルカとアシカのショー
イルカのジャンプをカメラでとらえよう
海岸に面した「イルカショースタジアム」は開放感たっぷり。天候がよければ江の島から富士山までの美しい景観をイルカショーとともに楽しめるのだとか。座席についてひと息、会場を包む潮の香りに期待感を高めたところで、いよいよアシカとイルカのショーが始まります。
とってもかわいいアシカのダンスに続いて、大迫力のイルカのショーが始まりました。シャッターチャンスをつかもうと、カメラを持つ手にも自然と力が入ります。水面から勢いよく飛び出すイルカたちに苦戦しながらも、イルカとえのすいトリーター(※)さんが空を飛ぶような姿をとらえることができました。
心地よい潮風を感じるオープンデッキ
のんびりゆったり、贅沢な時間を過ごそう
相模湾にも毎年初夏から秋にウミガメが回遊して来るそうで、ここ「ウミガメの浜辺」では、そんなウミガメを間近で観察し、学ぶことができます。ウミガメと直接触れ合えるプログラムやウミガメの重さがわかるコーナー、両手をパタパタさせながら泳ぐかわいい子ガメの姿も必見です。
オーシャンデッキから望む江の島の風景も新江ノ島水族館の見どころのひとつ。気持ちのよいデッキを散策したら、午後には売り切れてしまうこともあるという人気の「カメロンパン」をオーシャンカフェで無事にゲット! クラゲをイメージしたかわいいゼリーのスイーツも発見しました。最後には心だけでなくお腹も満たされて、充実した時間を過ごすことができました。
撮影地マップ | |
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Nikon 1初の自分撮り可能なチルト式液晶モニターを備えたレンズ交換式アドバンストカメラ。f/1.8の明るい単焦点レンズと合わせて使えば、美しいぼけあじを活かした作品もタッチパネルで直感的に撮影することができます。
※ こちらに掲載している情報は2015年7月16日現在のものです。