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ニッコールクラブ会員展

「街角のdocument」山下幾子

撮影者プロフィール

やました・いくこ 大好きな旅を通じて心に映った、その時・その場所を写真に収め続けている。bisでの個展は今回が初めて。兵庫県宝塚市在住。

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インタビュー

ヨーロッパの街角で撮られたスナップ作品です。

もともと旅行が好きで、20年以上前からヨーロッパを訪れては写真を撮っていたのですが、今回はその中からここ7~8年の作品を中心に構成しています。現地での言葉は挨拶程度しか話せないのですが、身振り手振りでコミュニケーションを取りながら毎回楽しく撮影しています。

旅の魅力はどこにあるのでしょうか?

出会いです。それが旅の醍醐味だと思います。今日はどんな人たちに出会えるのか、毎朝、ワクワクしながらホテルを出発します。

写真展を開催しようと思ったきっかけは?

昨年の3月に公開フォトレッスンに参加したことがきっかけです。その際にハナブサ先生からもう少しテーマ性がほしいというアドバイスをいただいて。その2週間後くらいにヨーロッパへ行く機会があったので、そこでさらに撮り足したものを再度、ハナブサ先生に見ていただきました。ハナブサ先生との出会いがなければ写真展を開催することはできなかったと思います。

これからの目標はありますか?

戦争を体験した私にとって、ヨーロッパは楽しい場所であると同時にいろいろ考えさせられる場所でもあります。今は模索中ですが、今回の展示とはまた違う角度からのテーマを見つけて撮ってみたいなと思っています。

顧問講評 ハナブサ・リュウ

大阪での公開フォトレッスンで、山下さんの作品を初めて拝見しました。街並みや人々への深い愛情と洞察力を感じました。ヨーロッパが本当に好きな方の作品はすぐに分かります。ぜひbis で写真展をしてほしいと思いアドバイスしました。結果、素晴らしい学習力で新たな作品をプラスされ、完成度の高い写真展に仕上げられました。ヨーロッパの真の美しさや人々の優しさ、歴史の重みが感じられる素晴らしい作品です。