2023年11月7日(火)~2023年11月20日(月) 日曜休館
2023年11月30日(木)~2023年12月13日(水) 日曜休館
あれは小学四年の蒸し暑い夏休み。近所のガキ大将達が小蔭に腰を下ろして玉砕に次ぐ玉砕に迫りくる本土決戦が伝えられ、子ども心にも不安と玉砕に挑む話で終止していた時にラジオから広島に猛烈な閃光と一瞬の熱波が全土を襲い家屋も全市民も焼き尽くし、元安川に水を求めて飛び込み、川という川は屍であふれたと。俗にいうピカドン。その悲惨さは言葉に絶したとのこと。その後、中学教師として生徒を引率し、原爆資料館を見学、展示された情景にとてもじゃなく最後まで見通すことはできなかった。こんな兵器があっていいものか!こんな凄惨な戦争は絶対してはならないと決意し、今日まで平和祭に十一年連続し、駆けつけ、写真を通してNo more Hiroshima , Not forget A-Bomb , We want ever Peace!命ある限り撮り続け、叫び続けたい!これこそ被爆国日本の責務であると信じる。残り少ない余生を核廃絶のため叫び続けていきたい。阿波徳島の片田舎の年老いた老人の叫び。
(川眞田 慶治)
■第29回酒田市土門拳文化賞奨励賞受賞作品は次の3作品(受付順)です。
「Esperanza(希望)- 陽はまたのぼる」若松 誠(ワカマツ マコト)東京都大田区
「母へ捧ぐ-中野・時景-」福岡 育代(フクオカ イクヨ)東京都北区
「幽明」卯月 梨沙(ウヅキ リサ)東京都
1935年 德島県板野町生まれ。
1994年 各写真活動(主として、風景、伝統芸能、スナップetc.)始める。
この間、所属クラブ展、地域主催のコンテストに出展・応募し、入選する。
2007年 徳島県美術展に“遍路”の作品で準特選。
この間、所属クラブ展に出展する。
2018年 徳島県美術展にて“ハンセン病”の作品で特選に選ばれる。
その他、“遍路”、“ハンセン病”、“被爆ヒロシマ”で入選する。