私たち地懐社は、関西を拠点に活動する写真愛好集団です。
創部100周年を迎えるにあたり、今消え去ろうとしている日本の文化、風習を求めて関西に通じる旧街道にその原点を探り、忘れ去ろうとしている日本の良き心、精神を留めおこうと思い立ち「記憶の居場所」探しを始めました。
急激な社会変化で旧街道の面影を残している所は稀になってきていますが、現地の人と触れ合いながらの撮影で、忘れていた日本人の心の原点を知ることが出来ました。
ものを大切にする心、生きていることへの感謝、そして信仰の深さに感銘を受けました。
四季と清らかな水に恵まれた日本の風土で、狭い土地を無駄なく利用し、子から孫へと引き継がれてきた稲作文化から、米を主食とし、寿司、日本酒、醬油等の日本の文化が育まれてきたことを感じました。
私達は、街道にこそ日本の文化が「記憶の居場所」として残っていることを知りそれぞれの感性のままに撮影して、日本人の心の記録を写真に留め、伝えることが出来ればと通い続けました。
大正9年ころより写友が集まり元のグループが出来る。
1923年(大正12年)3月、地懐社写真俱楽部発足
1943年 写壇地懐社に改名
1976年 50周年記念写真集「地懐」発行
1996年 70周年記念写真集「地懐」発行
写真展は20数年前までは、毎年のように開催して70回を超えている。
<次のニッコールクラブ会員有志が出展いたします>
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