外の世界を歩き回っていると、たとえば遠い旅先に限らずごく近所であっても、面白いものや美しい風景、本来の用途とは違う顔を見せる人工物など、さまざまな事象に出逢います。
同時にひどい汚染や醜い光景、そして時には「死」にすら出くわしてしまうことも…。
けっして被写体として存在しているわけではない世界の中のそういった一面を、僕の視点から被写体として拾い上げ、写真プリントとして平面に落とし込んだものが今回の作品です。
これらの写真の中には、自ら立ててみたり宙に投げてみたりと、わずかな脚色が入っている写真も数枚あるものの、どれも現実に存在した事象であり、世界を構築しているものの一部であると考えています。
(シュガー翔太)
1989年 千葉県生まれ
2009年秋 コンパクトデジタルカメラを購入し、写真を撮り始める
2010年秋 デジタル一眼レフを購入
2012年4月 日本写真芸術専門学校入学
2014年3月 日本写真芸術専門学校ファッションポートレートゼミ卒業
2015年 学校写真の会社で勤務
2016年 竣工写真の会社で勤務
2017年~ 紳士服の会社で勤務中