鳥取砂丘は宝島、照る日、曇る日、雨の日、雪の日そして風の日と時間、季節で表情を変えて、訪れる度にワクワクします。
デジタルカメラのD70で撮影した2005年からの膨大なデータと取り組みながら、砂丘に出会えて撮影できた幸せを感じました。
私の最初の個展は、京都嵐山の子ザルたちでタイトルは「こざる物語」と付けていただき、2回目は近所の海岸に集う子供たちで「海岸物語」にしました。今回の「すなば物語」で3部作にできた事を嬉しく思います。
ものがたりの主役は子供たち、走ったり跳んだり転んだり、泣いたり笑ったり怒ったり、今生きている喜びを全身で表現する姿を写しとめました。
鳥取砂丘を舞台に、平成・令和のわらべ暦が綴られていたら幸いです。
(杉江 輝美)
1945年 大阪府生まれ、兵庫県明石市在住。
1994年 地元の写真教室に入り初めて1眼レフカメラを購入、半年後の1995年1月9日、阪神淡路大震災前兆現象の地震雲を撮影し、9月に「主婦が撮影写っていた地震雲」と新聞に載る。
経験が浅くても、運を掴めば評価される写真の面白さのとりこになり、早や28年になります。
写真仲間が居て、写真撮影が出来る幸せに感謝し、体力的には現状維持を目標に勤めて行きたと思います。
2008年10月「こざる物語」写真展 ニコンサロンbis大阪
2009年5月 「こざる物語」写真展 ニコンサロンbis新宿
2011年11月 第59回ニッコールフォトコンテスト 第1部ニッコール大賞 長岡賞 受賞
2018年5月 「海岸物語」写真展 ニコンサロンbis大阪
<所属写真クラブ>
神戸光影会
写団ひまわり
ニッコールクラブ阪神支部