<国内企画展/SDGs「環境」>辻 博希写真展「カムイの住む森」
日高の山並みが太平洋に落ち込む辺りにある、海と山に囲まれた深く広大な森。
かつてはこの森にも農地の開墾や森林伐採のために人間が入り込み、本来の姿を傷つけられた過去があります。
しかし厳しい自然環境が幸いし、一度開発された土地や森は人間の支配を逃れ長い年月をかけて徐々に再生を果たしました。
今では地上と海洋が連鎖する本来のあるべき生態系をとどめた、ここがまだアイヌモシリであった頃の森に蘇っています。
アイヌは大地の万物をカムイ(神)と崇め、自然界に対する深い畏敬の念と共に自然と調和し共存してきました。
その精神性に敬意をはらいながら紡いだ断片から、巡りゆく命の連鎖とカムイの存在を想像いただけると幸甚です。
(辻 博希) ※左側の写真が辻博希作品。
<国際展/アジアの写真家たち ベトナム2023 Since 2006>DUONG QUOC DINH 写真展
「東京写真月間2023」アジアの写真家たちは、日越外交関係樹立50周年事業として ベトナムの写真家15名と1グループの展示を5会場で展示いたします。
※ニコンプラザ東京 THE GALLERYでは「DUONG QUOC DINH 写真展」を開催いたします。
※右側の写真がDUONG QUOC DINH作品。
■辻 博希(ツジ ヒロキ)
1970 北海道生まれ
雑誌・広告等各種撮影を手がけ、各媒体にて発表。
南十勝の野生動植物・自然風景の記録をライフワークとしている。
公益社団法人 日本写真家協会<JPS>
公益社団法人 日本写真協会<PSJ>
日本旅行写真家協会 理事 <JTPA>
NPO法人 北海道を発信する写真家ネットワーク 副理事長
■DUONG QUOC DINH
1967年生