2021年7月母が他界した。それをきっかけにして私の撮影のスタイルが一変した。
天井からつるされた洗濯物を見ながら、ふと「こんな近くに撮るべきものはあるじゃないか。」と気づかされた。自分自身が生きてきた我が家、両親の面影すべてが新鮮に見えてきた。
「わたしは その手が好きです ただ毎日をまっすぐに生きて
わたしたちを育て旅立たせてくれた あなたのその手が好きです
・・・・・ あなたの笑顔 それは道標」
この家は私が生きてきた証であり、人生そのもの その中から親が残してくれた道標を探すためにその家を撮り続けていく。
この写真展は、母の他界からその後の記憶の断片を繫ぐ旅のようなものである。そしてまた、自分が子供たちに道標を残すために・・・。
(三澤 久)
1966年 山梨県生まれ
幼少期から父のカメラで鉄道写真を撮影していたことをきっかけに写真の世界へ。
2017年 第17回やまなし県民文化祭写真展 優秀賞
山日月例写壇アングル 年間賞
山梨フジカラーフォトグランプリ 銅賞
ジャパンフォトコンテスト 佳作
秋山庄太郎「花」写真コンテスト2017 準特選
2018年 第18回やまなし県民文化祭写真展 文化祭賞
山日月例写壇アングル 優秀賞
2019年 山梨フジカラーフォトグランプリ グランプリ
第18回全日本モノクロ写真展 特選
2020年 第19回全日本モノクロ写真展 特選
山梨フジカラーフォトグランプリ 金賞
2021年 第20回やまなし県民文化祭写真展 優秀賞
2022年 第21回全日本モノクロ写真展 関東本部長賞
第47回公募写真展 視点 入選
その他 グループ展・個展開催