もっとフォトライフを楽しんでいただくために、ニコン製品のカメラやレンズのご紹介から、皆さまの作品のご紹介など、SNS公式アカウントから発信しています!
ニコンイメージングジャパンが開催するイベント情報をご覧いただけます。カメラ好きが集まる撮影会から、初心者に優しい撮影体験などたくさんのイベントをご案内します。
「ニッコールクラブ」は、ニコンカメラをご愛用いただいている方の相互交流のための団体です。その活動内容やイベントなどをご紹介しています。
「TopEye」は全国の中学校・高等学校の写真活動を応援する写真マガジンです。「TopEyeフォトコンテスト」は人気コーナーで、入賞作品もご覧いただけます。
2019年2月19日(火) 〜 2019年3月 4日(月) 日曜休館
2019年4月25日(木) 〜 2019年5月 2日(木) 日曜休館
オーストラリアを撮影して30周年。Nikon F生誕60年と2つの節目に新たなニコンの眼で日本を撮る。撮影コンセプトはオーストラリアと同じ、地球のポートレイト。この星が単なる惑星ではなく、46億年の一つの生命体として、笑ったり泣いたりした一瞬の表情を狙う。そこには当然、この大地の意志Spiritが存在すると感じる。それを表現したかった。その大自然のSpiritは自然の中の造形Katachiをも作り出す。それは人の営みにも影響する。今回はそのSpiritを通じて人工物も表現したい。それは自分のSpiritを表すことにもなるからだ。
狙ったのはZ 7の高画素が生きる細部まで、地球の意志が感じられる強い作品。風景写真ではなく地球のポートレイト。そして高画素が一番生きてくるモノクローム。撮影でつき詰めると色さえも邪魔な存在となる、そぎ落とした物のKatachiをも見せたい。単にデザインではなくその裏に潜む存在感を表現する。
カラーとモノクロ、自然物と人工物。この対比でSpiritを表現しかつ、新生ニコンのSpirit、そして僕のSpiritも表現したい。 (相原 正明)
1958年東京都出身。学生時代より北海道、東北のローカル線、ドキュメンタリー、動物、スポーツなどを撮影する。卒業後、広告代理店に勤務。1988年、8年間の代理店勤務ののち退社。オートバイによるオーストラリア単独撮影ツーリングに向かい、彼の地にて大陸とネイチャーフォトの虜になる。撮影ではホテル等は使わず、必ず撮影場所でキャンプして大陸と一体に成ることを、心掛けている。現在も一年のうち2~3ヶ月はアウトバック(オーストラリアの荒野)で撮影をしている。これまでオーストラリア大陸を旅した距離は25万キロに及ぶ。現在は上方落語を中心とした伝統芸能の世界も撮影している。2005年よりFriend of Tasmania(タスマニア州親善大使)の称号をもつ。国内外でのパブリックコレクション収蔵や写真展開催多数、写真集多数。