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2016年度 TopEye フォトフォトサロン
入賞作品展
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4/27 (木)
~5/3 (水)
10:30~18:30(最終日は15:00まで)
会期中無休
写真展内容
(株)ニコンイメージングジャパンでは、写真部で活動する中学、高校生の皆さんを応援する写真情報誌『TopEye』を年5回(4、6、10、12、2月)発行し、全国の中学校、高等学校の写真部に無料でお届けしています。
『TopEye』は1979年に創刊。以来38年もの永きに亘り多くの写真部の皆さんにご愛読いただいておりますが、その活動の主眼として創刊当時から開催している誌上フォトコンテストが「フォトフォトサロン」です。4月号を除いた年4回行われ、それぞれに「TopEye賞(最優秀賞)」および「準TopEye賞」各1点、「入選」5点、「佳作」10点を選出します。上位入賞者には表彰状の他にニコンデジタルカメラなどの賞品を贈呈する、本格的なコンテストです。毎回、数百名の中学、高校生から意欲的な作品が寄せられ、中にはプロの写真家にも劣らぬ技術と感性が発揮された作品も少なくありません。なお4月号では「先生だけのフォトフォトサロン」として写真部顧問の先生方から作品を募り誌上で発表しています。
今回の写真展では、2016年度の「フォトフォトサロン」「先生だけのフォトフォトサロン」における入賞作品を展示します。
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TopEye全国高校生写真サミット2017優秀作品展
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5/4 (木)
~5/10 (水)
10:30~18:30(最終日は15:00まで)
会期中無休
写真展内容
(株)ニコンイメージングジャパンは、2017年2月3日(金)・4日(土)・5日(日)の3日間にわたり、全国の高校から選抜された15校の写真部を対象にしたイベント、「TopEye 全国高校生写真サミット2017」を横浜で開催しました。
本イベントには、「TopEye」誌上で年間を通して実施されているフォトコンテスト「フォトフォトサロン」の2016年度の成績によって全国から選ばれた15校の写真部生徒45名が参加。2日間にわたり、日本における写真文化発祥の地「横浜」を舞台として、今回のテーマ「キズナ。横浜」を表現すべく撮影し、高校毎ごとのプレゼンテーションを経て作品性を競いました。今回の写真展では本イベントで撮影されたチーム賞・個人賞の優秀作品を展示します。
小野 淳也 写真展
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瞬きもせずに
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5/11 (木)
~5/17 (水)
10:30~18:30(最終日は15:00まで)
会期中無休
写真展内容
8年間、認知症になった祖父を撮影している。祖父は僕が幼少の頃から、軽い認知症を患っていた。そのせいか、祖父との思い出はほとんどない。
祖父との時間を共有するため、お互いの距離を埋めるためにはじめた撮影も気がつけばかなりの期間になっていた。
撮影をはじめて6年がたったある日、祖父は急に歩けなくなった。 それから病院へ入院するまであまり時間はかからなかった。僕の撮影場所は祖父の家から祖父の病室に変わった。
家から病室までわざと遠回りをして歩いた。病室でどんどん衰えていく祖父を見るのがとても辛かった。そのせいもあってか、病院にたどり着くまでのいつまでも変わらずそこにある景色が とても美しく見えた。
撮影した写真を祖父に見せるのが僕の日課になった。 祖父がいなければこの景色に気づくこともなかっただろう。祖父は僕が誰だか思い出せないけれど、彼の記憶が残る場所や環境を大切にしていきたい。
僕にとってこの写真は僕と祖父を結びつけてくれる唯一のものだから、瞬きもせずに二人をつなぐこの景色を記録し続けていきたい。 (小野淳也)
カラー約25点。
作者のプロフィール
小野 淳也(オノ ジュンヤ)
1987年岡山県生まれ。2010年日本大学芸術学部写真学科卒業。11年「TAP Gallery」の運営に参加。
主な写真展(個展)に、「また、あした。」(09年Juna21新宿ニコンサロン、10年Juna21大阪ニコンサロン)、13年「遠回りする二人」(TAP Gallery)、14年「相槌は残りの歳月に染みを付ける」(Juna21新宿ニコンサロン、Juna21大阪ニコンサロン)、15年「遠回りする一人」、16年「深く眠る前に」(以上、TAP Gallery)がある。グループ展に、16年「Japanese Photography from Postwar to Now」(サンフランシスコ近代美術館)がある。その他、東京を中心に個展を多数開催、グループ展やイベントに参加。作品は、サンフランシスコ近代美術館に収蔵されている。
ホームページアドレス http://www.junyaono.com
MYU mikki 写真展
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behind memory there are just more image
(記憶のかけら)
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5/18 (木)
~5/24 (水)
10:30~18:30(最終日は15:00まで)
会期中無休
写真展内容
言葉を喪失したり、捨てる事はある。
しかし記憶は消えない残像である。
記憶の投影は残像を生じる。
残像は記憶の摩擦によるもの。
記憶のかけらはそのままstayしない。
かけらは重なったり、ぶつかる。
その摩擦により、記憶は新しい記憶の像を生み出したり、変形した像を残す。
記憶のかけらは多くのイメージを抱えて時間の経過と共に残る。 (MYU mikki)
カラー約30点。
作者のプロフィール
MYU mikki(ミュー ミキ)
写真展に、2013年「Japanese Contemporary Pioneers2013 NY展」(Rogue Space Chelsea)、14年「武蔵野美術大学平成25年度卒業・修了制作展」、15年「第15回上野彦馬賞受賞作品展」、同年「calm sound」(Juna21新宿ニコンサロン、Juna21大阪ニコンサロン)、16年「第16回上野彦馬賞受賞作品展」、同年個展( OUCHI GALLERY/NY)、同年「DEEP TIME Tokyo exhibition」(アイデムフォトギャラリー「シリウス」/新宿)、同年「JCAT SHOWCASE展」(JCAT GALLERY/NY)、17年「第17回上野彦馬賞受賞作品展」、同年「第20回岡本太郎現代芸術賞展」(川崎市岡本太郎美術館)がある。
大阪写真月間2017
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写真家150人の一坪展 1
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5/25 (木)
~5/31 (水)
10:30~18:30(最終日は15:00まで)
会期中無休
写真展内容
写真文化の発展と普及に寄与することを目的に、毎年6月1日の「写真の日」を中心とした期間に東京と大阪で開催されるのが「写真月間」である。
「大阪写真月間」は2000年の暮れに「東京写真月間」(日本写真協会主催)の呼びかけに応じてスタートし、02年6月に初めて「大阪写真月間2002」を開催した。
今回で16回目の開催となる「大阪写真月間」では、大阪市内の複数のギャラリーで写真家約150人が1人一坪(1.8m四方)を使って展示する「写真家150人の一坪展」と、一般の写真愛好家が1人一枚を展示する写真展「私のこの一枚」の二つの写真展のほか、高校生による「ハイスクール・フォトアワード」、「小学生のための写真教室」、シンポジウムなどを併催する。
メインイベントである本展の特色は、写真を表現手段として作品を制作している人なら、作品内容や方法はもちろんのこと、年齢、性別、国籍、職業などに関係なく参加できるところにある。また、展示するギャラリーや壁面の場所も抽選で決定するので、いっさいの審査や選別は行わない。写真展にポリシーやテーマを求める人は、この何でもありの写真展に「展としてのポリシーがない」という異論を唱えることもあるが、80歳を超える超ベテラン作品の横に、孫のような学生がはじけるような写真を並べる、そんなお好み焼き的「ごちゃ混ぜ感」が本展の魅力である。
この「写真家150人の一坪展」では、観客は内容も方法も異なる150の写真表現作品に出会うことになり、150の個性の中に、きっと気に入る作品があるはずである。 (大阪写真月間実行委員会)