Nikon Imaging
Japan
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大阪ニコンサロン 2017年3月

写真
ビジュアルアーツ専門学校・大阪 写真学科 選抜作品展
Visual Arts Showcase 2017
2/23 (木) ~3/1 (水)
10:30~18:30(最終日は15:00まで)
会期中無休

写真展内容

プロの写真家になりたいと二年間学んできた集大成です。
「写真は簡単には写らない」ことも知った。予想外に楽しく、面白いことも知った。
自分の可能性を見つけるために、デジタルのみならず、モノクロ、カラーフィルム、ロケーション撮影からスタジオ撮影まで、表現のための方法と技術を実践的に学び、懸命に撮り続けてきました。
本年もゼミナール、表現実習、制作技術の各クラスより選抜された作品を展示いたします。
学生たちの奮闘ぶりをご高覧ください。    (ビジュアルアーツ専門学校・大阪)

カラー 150点・モノクロ 50点

学校のプロフィール

【ビジュアルアーツ専門学校・大阪】
大阪写真専門学校としてスタートし、写真表現と技術を教える学校として創立50年を迎えます。現在は写真のみならず映像、音響、声優などの学科を持ち、優れた技術を持った表現者を育てる総合的な専門学校として優れた人材を輩出しています。

juna21 但馬 園子 写真展

写真
その日の午後
3/2 (木) ~3/8 (水)
10:30~18:30(最終日は15:00まで)
会期中無休

写真展内容

ここではないどこかへ行きたかった。
ここではないどこかをひたすら歩き、眠る。

海に浮かぶ遠い日だった。
存在が薄く透け、そこにいるのは私なのか、あなたなのか。
端境は滲んで溶けてゆく。  (但馬園子)

カラー30点。

作者のプロフィール

但馬 園子(タジマ ソノコ)
1980年神奈川県生まれ。東京都在住。女子美術短期大学服飾科卒業。2012年「夜の写真学校」(20期)修了。フリーランスのエディトリアルデザイナー。
写真展に、2012年「境界線」(Place M)、14年「その日の午後」(Place M)、同年「遠い日の匂い」(TokyoLightroom)、同年「その日の午後」(Place M)がある。

日本カメラ社展

写真
2016 日本カメラフォトコンテスト展
3/9 (木) ~3/15 (水)
10:30~18:30(最終日は15:00まで)
会期中無休

写真展内容

日本カメラフォトコンテストは、1950年創刊の『日本カメラ』における、誌上月例写真コンテストがはじまりで、著名な写真家が1年間を通じて審査を担当し、毎月誌上で発表、さらに毎月の入賞得点を年間集計して、年度賞(ビギナーズは年間優秀作品賞)を競うところに特長があります。部門は「モノクロプリント」「カラースライド」「カラープリント」「ビギナーズ」の4部門です。
2016年度の審査には、モノクロプリントの部=渡部さとる、カラースライドの部=吉村和敏、カラープリントの部=小澤太一、ビギナーズの部=ミゾタユキの4氏の先生方が当たり、総応募点数は約6万5千点以上にのぼります。   (日本カメラ社)

団体のプロフィール

【日本カメラ社】
1948年東京・銀座に光芸社として創立。同年に隔月刊『アマチュア写真叢書』を創刊。50年『日本カメラ』に改題。51年に月刊とする。71年港区の旧・西久保巴町から日本橋人形町へ移転。2010年に創刊60周年を迎え、“写真とカメラのいまを発見する雑誌”として現在に至る。月刊誌のほか、日本カメラMOOK各種、『写真の教室』、『カメラ年鑑』、写真集、単行本などを出版。

juna21 久野 梨沙 写真展

写真
SURFACE
3/16 (木) ~3/22 (水)
10:30~18:30(最終日は15:00まで)
会期中無休

写真展内容

人の気持ちは日々変化するように、街を形成する建物や道路なども、時間や天気、光の具合等に左右されて、その表情はうつろいを見せる。街には人や情報が急速に行き交い、眼前のシーンは刻々と移り変わるが、気に留めなければ、ありふれた日常だ。しかし昨日と今日は違うように、再び同じ光景に出会うことはない。
押し寄せる波しぶきを掬い取りたいという気持ちに反し、ほとんど指の隙間から流れ落ちていくような焦燥感に駆られる。
写真に写るのは表面的で上澄みの部分かもしれないけれど、表層の奥に潜むものを見たいと、日常の断片をポートレートとして捉えることを試みた。   (久野梨沙)

モノクロ30 点(予定)

作者のプロフィール

久野 梨沙(クノ リサ)
1987年愛知県生まれ。夜の写真学校26期修了。写真展に2015年「around here」(Place M)がある。

有野 永霧 写真展

写真
日本人景 ビニール
3/23 (木) ~3/29 (水)
10:30~18:30(最終日は15:00まで)
会期中無休

写真展内容

「日本人景」は、人が自然とかかわり合いながら作りだす風景をみつめて、日本人のものの見方や考え方を探ってみようとするシリーズです。

農家の人は生き物を飼育し植物を栽培するために、自然を管理し、制御し、支配しなければならない。ところが、自然は人間の思い通りに従うものでなく、自己の存在を強く主張し、一歩も引かない。自然力は絶大で、巨大であり、不死鳥のごとく循環を繰り返しては、人の努力の前に立ちはだかる。

人間は自然の力に防戦一方となる。人間力は自然時間の中で劣化していき、最後は跳ね返され、自然の力に屈服するかに見える。しかし人間も簡単に撤退せず、飽くことのないチャレンジを繰り返し、再生しては自然を制御すべく試み続ける。

村は人間と自然の主導権争いの場となって、壮絶な戦いが繰り広げられる。その攻防の場で登場するのが化学合成品のビニールである。ビニールは、農村という戦場では、人間の攻守の要であり、最強の武器の一つである。  (有野永霧)

作者のプロフィール

有野 永霧(アリノ エイム)
1941年兵庫県生まれ。大阪学芸大学(現大阪教育大学)卒業。
ニコンサロンでの写真展に、78年「there WAS … ヨーロッパにて」、80年「虚実空間・都市 日本編」、83年「虚実空間・都市 ロンドン編」、同年「虚実空間・都市 ニューヨーク編」、89年「空蝉の都市 日本編」、94年「空蝉の都市 ヨーロッパ編」、96年「空蝉の都市 アメリカ編」、97年「無名のアースワーク シーサイド編」、99年「無名のアースワーク 国道筋編」、03年「虚実空間・日本人景」、06年「無名のアースワーク 地中海編」、07年「無名のアースワーク アメリカ編」、09年「日本人景 温泉川」、10年「日本人景 三角地」、14年「マイナスの人景」、15年「日本人景 借景の村」がある。写真集に、「虚実空間・都市」、「虚実空間・空蝉の都市」、「虚実空間・空蝉の風景」、「日本人景・温泉川」がある。
受賞歴に、81年タイムライフ写真年鑑新人賞、94年第19回伊奈信男賞がある。

鶴崎 燃 写真展

写真
海を渡って -日本×ブラジル-
3/30 (木) ~4/5 (水)
10:30~18:30(最終日は15:00まで)
会期中無休

写真展内容

本展は、これまで「海を渡って」と題したシリーズを発表してきた作者による、「日本×満州」「日本×ミャンマー」に続く3作目である。2016年2月に出版した写真集『海を渡って』にも収めた日系ブラジル移民をテーマにした作品を展示する。
前2作と同様に、撮影地域によって作品を上下に分け同時に進行する構成で、上段に日本で生活する日系ブラジル人の姿を、下段にブラジルで生活する日系ブラジル移民の姿を並べている。
1908年にブラジル日本移民の歴史が始まり、戦前に約19万人、戦後に約5.4万人もの人々がブラジルへと渡った。初期のころはコーヒー農場の労働者が中心であったが、次第に移民会社や個人がまとまった土地を入手し、そこへ自営農を目指して入植する形が主流となった。その後、世代をつなぎ、現在では130万人ともいわれる日本人、日系人がブラジルの地で生活している。
一方で日本の労働者不足を補うため、90年に日系人のビザ取得が緩和されると、日系ブラジル人の日本への「出稼ぎ」という逆流現象が起き始め、多くの日系ブラジル人が生活する地域も存在するようになった。
この作品を通して日本、外国、日本人について深く考えるきっかけになればと作者は思っている。
カラー75点。

作者のプロフィール

鶴崎 燃(ツルサキ モユル)
1975年愛媛県生まれ。中部大学土木工学科卒業。名古屋ビジュアルアーツ写真学科卒業。写真家・大石芳野氏の助手を経て、現在はフリーとして活動。
受賞歴に、2009年三木淳賞奨励賞、10年ヤング・ポートフォリオ選出、15年ビジュアルアーツフォトアワード大賞がある。

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