Nikon Imaging
Japan
プレミアム会員 ニコンイメージング会員

ニコンサロン bis 大阪 2016年12月

原田 義則 写真展

写真
氷下でつながる命たち
12/1 (木) ~12/7 (水)
10:30~18:30(最終日は15:00まで)
会期中無休

写真展内容

本展は真冬の水生植物の水槽の底に沈んでいる枯れた植物たちを中心に、俯瞰で撮った写真を集めた作品展である。
睡蓮やハスの花が咲く夏の季節には多くのカメラマンが訪れる水生植物研究用の水槽。花の終わった冬の季節には枯れた葉や藻が水中に漂っているだけで、覗き込む人もいない。しかしよく見ると薄く張った氷の下には花の時期とは全く違った生命のつながりが美しく広がっていることに気付く。その魅力に取り憑かれ、5年ほどかけて撮りためたものからカラー40点程を展示する。 (原田義則)

カラー40点。

作者のプロフィール

原田 義則(ハラダ ヨシノリ)
1947年東京生まれ。大阪市在住。2007年に定年退職後、独学で写真を始める。シュピーゲル写真家協会会員、フォトクラブくさびら会員。
写真展(個展)に、2012年「Impression」(ティーハウスムジカ)、13年「Impression 2nd」(茨木市立川端康成文学館)、15年「Impression 3rd」(同館)がある。
グループ展に、「アドバンスフォトサロン展」(2010年から毎年4回開催、寝屋川市立市民ギャラリー)、「フォトクラブくさびら展」(2008年から毎年開催)、「命の輝き展」(2013年から毎年開催、大阪市立長居植物園)、「四人四様展」(2013年から毎年開催、ぎゃらりぃ西利)、「シュピーゲル写真展」(2015年から毎年開催)。

ニッコールクラブ キャッスル大阪支部展

写真
こんな大阪物語
12/8 (木) ~12/14 (水)
10:30~18:30(最終日は15:00まで)
会期中無休

写真展内容

この作品は、支部会員がそれぞれの感性を生かしながら、その視点で大阪を舞台に見立ててそこで織りなし感じたものを、モノクロで表現したものです。
ここには有名で美しい場所などはなく一見では地味な印象を受けるかもしれませんが、私たちの身近な場所で感じた被写体を表現したこれら全体作品よくよく見ていただければ、「じんわり」とその味がにじみ出て、なにかの物語を感じとっていただけたらと思います。
会員それぞれが、光を敏感に感じながら、大阪の地面を這うように、また空気を舐めるように、それぞれの五感を駆使して感じたままを表現したものであります。
キャッスル大阪支部は1999年に結成し今年で17年になります。
結成当時12名の会員でスタートしましたが、今では25名となりました。私たちキャッスル大阪支部はこの展覧会がその将来に向けてのステップアップを図るメッセージとなることを願っております。(ニッコールクラブキャッスル大阪支部)

モノクロ44点。

グループのプロフィール

【ニッコールクラブ キャッスル大阪支部】
1999年結成。写真展に2009年「大阪城物語」(ニコンサロンbis大阪)がある。

野澤 正樹 写真展

写真
記憶のカタルシス
12/15 (木) ~12/21 (水)
10:30~18:30(最終日は15:00まで)
会期中無休

写真展内容

心がとても疲れてボクがボクでなかった頃、心の中のすべてのものがこぼれ落ちてしまい、自分らしさも何もかも失ってしまった。抜け殻になってしまったボクは、目を伏せてただあてもなく彷徨うだけであった。ある時、何でもない日常の景色の中に、こぼれ落ちた記憶の断片を見つけ、フィルムの中に拾い上げることで、固く閉ざしていた心の緊張が解けていくような気がした。それからは、心を修復するために、失ってしまった記憶の断片を拾い集め始めた。そして長い時が過ぎ、いまだにいくつかの断片は見つかっていないが、それは風化してもう無くなってしまったのかもしれない。でもボクはこれからもずっと探し続けていくのだろう・・・。 (野澤正樹)

モノクロ40点。

作者のプロフィール

野澤 正樹(ノザワ マサキ)
1956年生まれ。埼玉県久喜市在住。埼玉県美術家協会会員。全日本写真連盟浦和支部、写団うらわ所属。
写真展に2011年「少年時代」(ニコンサロンbis新宿)、写真集CDに『少年時代』がある。
受賞歴に、02年『アサヒカメラ』月例コンテストモノクロプリントの部年度賞1位、07年「ニッコールクラブ サロン・ド・ニッコール」年度賞1位、09年『デジタルカメラマガジン』月例コンテストモノクロプリントの部年度賞1位、14年『アサヒカメラ』月例コンテスト組写真の部年度賞1位などがある。

小川 照夫 写真展

写真
「迥眺窓景(けいちょうふうけい)」 -つくばエクスプレス編-
12/22 (木) ~12/29 (木)
10:30~18:30(最終日は15:00まで)
会期中無休

写真展内容

つくばエクスプレスは、東京と未来都市つくばを結ぶ首都圏新都市鉄道である。全長は58.3kmあり、全線は緑の田園地帯を突き切る。2005年に開業し、はや11年が経つ。
ちまたで空き家が問題化しているこの時代でも、この沿線には梅雨明けの筍のように建物が建ち、昨日の緑地が今日は戸建住宅、マンション、大型商業地に変わり、急ピッチに風景が変化してゆく。
走馬灯のごとく“めぐりめぐる”車窓風景は希望に満ちた槌音が響く開発風景か、はたまた緑地が消えた自然破壊風景か? その判定はさて置き、車窓は癒しと夢の45分の旅であった。
モノクロ40点。

作者のプロフィール

小川 照夫(オガワ テルオ)
1939年岐阜県羽島市生まれ。57年岐阜県立岐阜工業高校卒業。同年日本軽金属入社、92子会社を経由し2003年退社。
小学6年生の時、父親の暗室で初めて現像を経験し、感動に打たれて写真を始める。その後独学で学び現在に至る。写真歴は56年。
写真展(個展)に、74年「青春」(大阪サンフォトギャラリー)、77年「縁日の人々」、86年「両国相撲村」(以上、新宿ニコンサロン)、02年「千葉の風」(柏の葉公園緑のギャラリー、千葉市民ギャラリー・いなげ)、05年「迥眺窓景」(銀座ニコンサロン)、06年「奇跡の生還」(千葉市民ギャラリー・いなげ)、09年「房総を駆け抜けるSL」(こみなと稲毛ギャラリー)、10年「フィバー2」(ペンタックスフォーラム)、「メッセージ」(11年ニコンサロンbis新宿、12年ニコンサロンbis大阪)、13年「大荒行成満の僧」(ペンタックスフォーラム)、同年「伝承・イノーノシバヤ」(ニコンサロンbis新宿)がある。グループ展に、07年「電車にみる都市風景」(石元泰博、長野重一、小川照夫他5人展)がある。
受賞歴に、72年「日本カメラ」誌年度賞、73年「日本カメラ」誌、「フォトアート」誌年度賞・招待作家がある。写真集に『迥眺風景』(文芸社)がある。
89年から09年まで写団「玄」主宰。 93年から09年まで日本写真作家協会員。04年(財) 国際文化カレッジ「フォトマスターEX」(総合) 認定。
現在、日本写真協会、ニッコールクラブ (千葉支部顧問)、ペンタックスリコーファミリークラブに所属。「写団モノクロ」主宰。

12/30 (金) ~1/4 (水)
年末年始休館
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