Nikon Imaging
Japan
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ニコンサロン bis 大阪 2016年11月

石津 武史 写真展

写真
ぶらり大阪環状線
10/27 (木) ~11/2 (水)
10:30~18:30(最終日は15:00まで)
会期中無休

写真展内容

かつての国鉄を代表し活躍してきた「103系」列車も、新型車両に変わり、長年の役目が終わろうとしている。このオレンジ色の車両は、大阪環状線の代名詞でもあり、通勤、通学、買い物の足として親しまれてきた。
作者はいつも車窓から、流れる景色をただ何となく眺め乗っていた。この終着駅のない列車から、ぶらり降りてみると、そこには車窓から見えなかった大阪人の飾らない普段の姿、庶民の生活、等身大の生き方をしている人たちが見られた。オレンジ色の列車の窓をバックに、作者が見ていたであろう、あるがままの人々の営みをカメラに収めていった。人間一人一人はさまざまな悩みや、喜び、悲しみを持ちながらも、外面的には坦々と生活をしている。この光景を見て、自分も、内面的には強い向上心を持ちながらも、気負わず、背伸びせず、身の丈で生きて行こうと作者は思った。
カラー40点。

作者のプロフィール

石津 武史(イシヅ タケシ)
1943年大阪府東大阪市生まれ。ニッコールクラブ奈良支部所属。
写真展に、2010年「日々坦々」(ニコンサロンbis大阪)がある。
受賞歴に、2006年・07年読売写真大賞1席、09年・11年毎日写真コンテスト日本報道写真連盟賞、09年サロン・ド・ニッコール年度賞1位、10年日本写真家協会展奨励賞、11年酒田市土門文化賞奨励賞、12年度エプソンフォトグランプリフォトストーリー賞、15年度エプソンフォトグランプリ審査員賞(田沼武能賞)、13年第61回ニッコールフォトコンテスト長岡賞・ニッコール大賞がある。

読売写真クラブ

写真
第21回読売写真クラブ西日本選抜展
11/3 (木) ~11/9 (水)
10:30~18:30(最終日は15:00まで)
会期中無休

写真展内容

「読売写真クラブ」(YPC)は、読売新聞社がバックアップし、全国各地の写真愛好家によって作られたクラブである。
本展では、読売新聞社の大阪本社管内(YPC西日本)にある11のYPCが一堂に会し、近畿2府4県のYPC (大阪、京都、神戸、奈良、滋賀、和歌山) と、中四国地方の岡山、広島、山陰(鳥取県)、愛媛、高知のYPCから選ばれた作品を展示する。
「YPC」は、読売写真クラブのローマ字表記「YOMIURI PHOTO CLUB」の頭文字をとったもので、83年に東京本社管内の栃木県宇都宮市に設立されて以来、北は北海道から、南は鹿児島県までの39クラブ、会員数約6,000人までに広がっている。大阪本社管内 (YPC西日本) では近畿2府4県と中四国地方に設立し、各クラブとも順調に会員数を伸ばしている。
各YPCの運営や活動は、会員の創意により自主的に行うことが基本で、月例会、研究会、写真講座、撮影会、写真コンテストなどの催しを行っており、月例会での審査の結果、優秀な作品は読売新聞紙上や、読売写真クラブ会報などに掲載している。また、YPCごとに独自に写真展を開催しており、全国のYPCの活動は、よみうり写真大賞事務局のホームページで紹介されている。
モノクロ・カラー計90点。

グループのプロフィール

【読売写真クラブ(YPC)】
読売新聞社がバックアップし、全国各地の写真愛好家によってつくられたクラブ。83年に栃木県宇都宮市に設立。現在は、北海道から鹿児島県まで39クラブ、会員数約6,000人までに広がっている。

juna21 柴田 大輔 写真展

写真
Voces de Nuestra Tierra
~故郷の声 コロンビア先住民族
11/10 (木) ~11/16 (水)
10:30~18:30(最終日は15:00まで)
会期中無休

写真展内容

「山には生きるために必要なものが全てある」
半世紀を超えたコロンビアの国内紛争。その舞台となる山間部に暮らす人々がそう語る。
本展で展示する写真は、紛争の渦中となった同国南部に暮らす「先住民族」と呼ばれる人々と、故郷を去り避難民となった人々を2006年から15年にかけて撮ったものである。作者は、土地を熟知し、根付き生きる人々の力強さと、故郷を離れてもつながる人と人との結びつきの強さに惹かれコロンビアに通い続けてきた。
故郷への思いと、あまりにも大きな力の中で変わりゆく世界への葛藤。現地で出会う人々と親しくなるほど、彼らとの間の近づくことのできない違いを作者は強く感じた。それでも、生活と結びつく言葉に人としての共通の思い感じ、作者は胸が熱くなった。コロンビアと日本で生きる私たちをつなぐものは何なのだろう。

12年から続く国内最大の反政府ゲリラと政府間の和平交渉が現在大詰めを迎え、長い紛争の先がうっすらと見えだした。これからどうなるのか。作者はこれからも、この地で生きる人々と関わりたいと思っている。
カラー30 点。

作者のプロフィール

柴田 大輔(シバタ ダイスケ)
1980年茨城県生まれ。2003年日本写真芸術専門学校II部報道・写真芸術科卒業。
06年からコロンビアを中心に、ペルーやエクアドル、メキシコ、ニカラグアなどのラテンアメリカの先住民族、民衆の社会運動、日常を取材し始める。現在、フリーランスで活動中。

juna21 齋藤 茜 写真展

写真
扉は外へつながっている
11/17 (木) ~11/23 (水)
10:30~18:30(最終日は15:00まで)
会期中無休

写真展内容

「たまに赤ちゃんで、たまに老人みたいね」
寝転ぶ妹を見て、作者の母が言った。

数年前に実家へ帰ることになった作者は、家にこもりがちに過ごしていた妹の写真を撮り始めた。写真の大半は実家から2~3km圏内の光景だが、年月とともにその様子は少しずつ変化していく。内にこもったり外へ出ようとしたり、揺れ動く4年間の記録である。
カラー49点。

作者のプロフィール

齋藤 茜(サイトウ アカネ)
1984年東京都生まれ。2008年一橋大学社会学部卒業、任天堂株式会社入社。在職中に、京都造形芸術大学通信教育部美術科写真コースに入学、16年同学卒業。退職後、第3回キヤノンフォトグラファーズセッションファイナリストになる。

写真
2016年度 大阪芸術大学写真学科選抜展
NEXT
11/24 (木) ~11/30 (水)
10:30~18:30(最終日は15:00まで)
会期中無休

写真展内容

大阪から写真の世界に新風を吹き込む、学生たちの力作を展示する。
小さくまとまった完成度の高い作品よりも、未知の可能性に賭けた表現の冒険を求めて、写真学科の精鋭たちがチャレンジしている。

グループのプロフィール

大阪芸術大学写真学科全学年の中から選抜された学生21名。

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