Nikon Imaging
Japan
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ニコンサロン bis 新宿 2016年11月

juna21 岡田 将 写真展

写真
砂の顔
11/1 (火) ~11/7 (月)
10:30~18:30(最終日は15:00まで)
会期中無休

写真展内容

個人がなければ社会は存在しない。         
瞬間がなければ永遠は存在しない。         
すべては小さいことの繰り返しで成り立っていく。  
遠く離れて見れば一に過ぎないものでも      
近く寄って見れば十や千の存在かもしれない。    
すべては寄るか離れるかだけの違いだ。       
人間がいかに細かく分類しようと         
中心は何も変わらない。             
それは一つの顔に過ぎないのだ。 (岡田 将)

カラー約30点。

作者のプロフィール

岡田 将(オカダ ススム)
1984年東京都葛飾区生まれ。2006年日本写真芸術専門学校フォトアートコース菊池ゼミ卒業。07年日本写真芸術専門学校フォトアートコース菊池ゼミ研究科修了。 
写真展に、12年「白い痕跡」(Juna21新宿ニコンサロン、Juna21大阪ニコンサロン)がある。

楠瀬 彰彦 写真展

写真
ミャンマー・女性たちの今
11/8 (火) ~11/14 (月)
10:30~18:30(最終日は15:00まで)
会期中無休

写真展内容

2015年11月スー・チー党首が率いるNLDが国民の心をつかんで圧勝した。今後は、外国投資が増えて、生活が豊かになるだろうと大いに期待する声がある。一方、未だ未だ簡単には変わらない地域は多いはずである。ミャンマーは、変わっていくものと変わらないものが共存しながら成長するだろう。お互いを大切にする心と家族を中心とする絆は変わらないだろう。
印象深かったことは暮らしの中で見せる女性たちのしなやかな逞しさ、強さ、優しさであり、それが、女性たちの今である。「女性たちの今」はミャンマーの未来へのどんな懸け橋になるのだろうか。 (楠瀬 彰彦)    

カラー39点。

作者のプロフィール

楠瀬 彰彦(クスノセ アキヒコ)
1935年東京都生まれ。慶応義塾大学法学部卒業。定年後、写真活動を開始。ニッコールクラブ会員、全日本写真連盟関東本部委員、東京都本部築地クラブ会員。
写真展に、2009年「天空の棚田・暮らす人々」(コニカミノルタプラザ)、12年「Venezia ある日ある時」(フォトギャラリーキタムラ)、14年「Natural Face in Vietnam」(ニコンサロンbis新宿)。グループ展に、06年、07年、10年、13年、15年「エモーション」(富士フイルムフォトサロンほか)がある。
受賞歴に、全日本写真展、朝日写真展、JPS展、視点展、二科展、ニッコールフォトコンテストなどがある。

荒井 俊明 写真展

写真
里暦(さとごよみ)
11/15 (火) ~11/21 (月)
10:30~18:30(最終日は15:00まで)
会期中無休

写真展内容

人の温かさ、大らかさ、明るさに触れて作者が通い始めた小さな村「御崎」。隔離されたような村で、人をこんなにも温かく迎えることができる。それは作者には受け入れ難いことであった。
ここで出会った老夫婦から、想像を絶するような暮らしを聞く度に、その疑問はどんどん強くなった。答えは日常にしかないだろうと、ひたすらこの村の日々の暮らしを作者は追い続けた。通い続けて7年。この村にいると、なぜこんなに落ち着くのだろうと海を見つめて考えた。その答えは実に簡単で、この村の人たちは何も変わっておらず、自分自身がどんどん変わっていたのだと作者は気づき、笑えてきた。
「幼少の頃は自分もそうだった」「父や母は身を粉にして働いていたし、みんな大らかだった」。わかりきった答えを出すのに随分時間がかかった。 
現代社会の便利さの影で失われていく「こころ」。この村には「こころ」が生きている。移りゆく自然に寄り添うように淡々と流れる日々。やがて、この日常も変わっていくことを感じながらも、今はやわらかい御崎の日々を感じていたい。そんな作者の思いを込めた写真展である。
モノクロ41点。

作者のプロフィール

荒井 俊明(アライ トシアキ)
1952年京都府福知山市生まれ。25歳頃から京都の風景を撮り始め、2009年から御崎に通い始める。10年から13年に兵庫県の香住、浜坂で個展を3回開催。
受賞歴に、1985年第33回ニッコールフォトコンテストニッコール大賞、2011年サロン・ド・ニッコール年度賞1位、14年第62回ニッコールフォトコンテスト長岡賞・ニッコール大賞がある。

juna21 青木 秀平 写真展

写真
彩の国
11/22 (火) ~11/28 (月)
10:30~18:30(最終日は15:00まで)
会期中無休

写真展内容

作者は家のそばから少しずつ距離を伸ばしながら撮影を続けた。

撮影当初、作者にとって、都市近郊にあたるこの土地は「変わる」というイメージが強かった。
少し前までは畑や田んぼだったところが急に、家の建築工事が始まっていたりする。

しかし、撮り歩き続けることにより、これらとは違う、別のものに作者は目が行くようになった。

春夏秋冬を通して行われる農作。
先人の残した跡など変わらないものが見えてきた。
これらのものを探しているうちに、作者の足は北、東、南にかかる県境まで達した。
なかには、お稲荷さんや御岳山に見立てた塚。
古いものでは江戸時代につくられた道祖神などがあった。

作者にとって、変わらないものとは、はた目には変わらないように見えるという意味で、微細な変化はもちろんある。
農作のあり方が変わっていたり、先人の残した跡は、その土地の人びとがそこに新たな鳥居を建てたりしている。

急に大きく変わる風景。はた目にはわからないが、微細に変わっている風景。
二つの風景を撮影し展示することにより、埼玉県東南部の風土や姿を感じていただければと作者は思う。
カラー約35点

作者のプロフィール

青木 秀平(アオキ シュウヘイ)
1989年埼玉県生まれ。2012年日本写真芸術専門学校卒業。同年から日本カメラ財団菊池東太写真塾に在籍。
写真展に13年「forest park」(Juna21新宿ニコンサロン、Juna21大阪ニコンサロン)がある。

柿本 完二 写真展

写真
癒しの里山
11/29 (火) ~12/5 (月)
10:30~18:30(最終日は15:00まで)
会期中無休

写真展内容

里山は、人と自然が共生する場所や自然から、「心の癒し」が得られる場所と言われている。里山は適度に人の手が入らないと外来植物などがはびこり、本来の生態系を維持するのが難しくなるので、人の手を借りて自然を保っている。春は小川のせせらぎや、桜を中心に木々たちの新緑がまぶしくなる。夏はトンボたちなどの昆虫が飛び交う。秋は木々たちの彩りが最も艶やかで、黄色く実った稲穂が実りの歓びを感じさせる。色彩の乏しい冬も2月の声を聞くと、赤、白の梅の花が辺り一面に春の香りを漂わせる。人は心に疲れを感じた時に「里山」で毎年のように繰り広げられる四季折々の景観から「心の癒し」を得ている。
そんな「自然と人との共生」をテーマに撮影した写真展である。       
カラー40点。

作者のプロフィール

柿本 完二(カキモト カンジ)
大阪府大阪市生まれ。地元の四季折々の「里山の彩り」と、マイクロレンズで撮った草花たちが持つ「フォルム」と「色香」を主なテーマとして創作活動を続けている。また、写真文化の普及のためアマチュア写真愛好家向けの「かんたん写真講座」を随時開催している。
日本写真家協会会員、全日本写真連盟関東本部委員、ニコンカレッジ講師、写真グループ「Team Kanji」主宰。

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