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ニコンサロン bis 大阪 2016年10月

東京写真月間 2016 巡回展

写真
「写真の日」記念写真展 2016
9/29 (木) ~10/5 (水)
10:30~18:30(最終日は15:00まで)
会期中無休

写真展内容

本展は、「東京写真月間2016」の事業の一つとして企画された写真展である。「感動発信!感動共有!」をキャッチフレーズに掲げ、公募した作品から優秀作品を展示する。
言葉では言い尽くせないシーンも写真なら伝えられる。本企画では、撮影技術より「写す人のこころが感じられる作品」の応募に期待している。また、こころに感じたモノやコトを記録するだけでなく、写真を撮る楽しみや発表する喜び、さらには、写真が核になり家族や友達と語り合う「時」と「場」の拡大にもつながることを願って開催している。
作品のテーマは「自由作品」と「ネイチャーフォト」の2部門である。「自由作品」は家族、旅、行事、ペット、乗り物など作品の題材は自由で、「ネイチャーフォト」は野生の動植物、自然現象や自然風景などが主なテーマである。
本展では、入賞入選作品全264点のうち、上位入賞作品を中心に54点を展示する(外務大臣賞1点、環境大臣賞1点、優秀賞10点、レディース賞6点、ヤング賞6点、協賛会社賞(大阪府近郊在住者)13点、ニコン賞4点、入選(大阪府近郊在住者)13点)。
入賞・入選者はもとより、この展覧会を初めてご覧いただく人にとって、本展の優れた作品群が、今後の撮影のヒントや、写真の楽しさのより深いご理解の一助になることを願っている。
モノクロ・カラー計54点。

写真
第5回田淵行男賞写真作品公募受賞作品展
10/6 (木) ~10/12 (水)
10:30~18:30(最終日は15:00まで)
会期中無休

写真展内容

第5回田淵行男賞写真作品公募は、安曇野市制施行10周年、田淵行男記念館開館25周年にあたる2015年に、山岳写真、自然写真分野の発展を目的に実施された。本展では、応募作品88点の組写真の中から選ばれた、第5回田淵行男賞と特別賞4作品を展示する。
最優秀作品に与えられる田淵行男賞には、澤井俊彦氏の「ツキノワグマ-21世紀の野生」が選ばれた。現代に生きるツキノワグマの姿に迫った労作である。
そのほか、特別賞4作品もそれぞれ個性的な作品がそろっている。アサヒカメラ賞には、外来種のアルゼンチンアリの姿をとらえた砂村栄力氏の「Survival of the “Determined”」、フォトコン賞には、昆虫と意外なものを組み合わせた、たけうちかずとし氏の「五分(ごぶ)の魂」が選ばれた。岳人賞には、南米ペルーのアマゾンの塩場に集まる動物たちを撮影した山口大志氏の「コルパ」、山と溪谷賞には、モノクロで日本の田園風景をとらえた石川元之氏の「田を巡るランドスケープ 田園」が選ばれた。
カラー20点・カラーパネル3点・モノクロパネル 1点

団体のプロフィール

田淵行男賞写真作品公募は、山岳写真、自然写真分野の発展を目的に実施される公募である。第1回は、平成12年度に、田淵行男記念館の開館10周年を記念して開催された。第2回は平成16年度に田淵行男生誕100周年と開館15周年を記念して、第3回は平成21年度に開館20周年事業として、第4回は平成24年度に開催された。
第5回は平成27年度に安曇野市制施行10周年と開館25周年を記念して開催。安曇野市と安曇野市教育委員会、公益財団法人安曇野文化財団、田淵行男記念館によって組織された田淵行男賞写真作品公募実行委員会が開催にあたった。

荒井 俊明 写真展

写真
里暦(さとごよみ)
10/13 (木) ~10/19 (水)
10:30~18:30(最終日は15:00まで)
会期中無休

写真展内容

人の温かさ、大らかさ、明るさに触れて作者が通い始めた小さな村「御崎」。隔離されたような村で、人をこんなにも温かく迎えることができる。それは作者には受け入れ難いことであった。
ここで出会った老夫婦から、想像を絶するような暮らしを聞く度に、その疑問はどんどん強くなった。答えは日常にしかないだろうと、ひたすらこの村の日々の暮らしを作者は追い続けた。通い続けて7年。この村にいると、なぜこんなに落ち着くのだろうと海を見つめて考えた。その答えは実に簡単で、この村の人たちは何も変わっておらず、自分自身がどんどん変わっていたのだと作者は気づき、笑えてきた。「幼少の頃は自分もそうだった」「父や母は身を粉にして働いていたし、みんな大らかだった」。わかりきった答えを出すのに随分時間がかかった。 
現代社会の便利さの影で失われていく「こころ」。この村には「こころ」が生きている。移りゆく自然に寄り添うように淡々と流れる日々。
やがて、この日常も変わっていくことを感じながらも、今はやわらかい御崎の日々を感じていたい。そんな作者の思いを込めた写真展である。
モノクロ41点。

作者のプロフィール

荒井 俊明(アライ トシアキ)
1952年京都府福知山市生まれ。25歳頃から京都の風景を撮り始め、2009年から御崎に通い始める。10年から13年に兵庫県の香住、浜坂で個展を3回開催。
受賞歴に、1985年第33回ニッコールフォトコンテストニッコール大賞、2011年サロン・ド・ニッコール年度賞1位、14年第62回ニッコールフォトコンテスト長岡賞・ニッコール大賞がある。

柿本 完二 写真展

写真
癒しの里山
10/20 (木) ~10/26 (水)
10:30~18:30(最終日は15:00まで)
会期中無休

写真展内容

里山は、人と自然が共生する場所や自然から、「心の癒し」が得られる場所と言われている。里山は適度に人の手が入らないと外来植物などがはびこり、本来の生態系を維持するのが難しくなるので、人の手を借りて自然を保っている。春は小川のせせらぎや、桜を中心に木々たちの新緑がまぶしくなる。夏はトンボたちなどの昆虫が飛び交う。秋は木々たちの彩りが最も艶やかで、黄色く実った稲穂が実りの歓びを感じさせる。色彩の乏しい冬も2月の声を聞くと、赤、白の梅の花が辺り一面に春の香りを漂わせる。人は心に疲れを感じた時に「里山」で毎年のように繰り広げられる四季折々の景観から「心の癒し」を得ている。
そんな「自然と人との共生」をテーマに撮影した写真展である。       
カラー40点。

作者のプロフィール

柿本 完二(カキモト カンジ)
大阪府大阪市生まれ。地元の四季折々の「里山の彩り」と、マイクロレンズで撮った草花たちが持つ「フォルム」と「色香」を主なテーマとして創作活動を続けている。また、写真文化の普及のためアマチュア写真愛好家向けの「かんたん写真講座」を随時開催している。
日本写真家協会会員、全日本写真連盟関東本部委員、ニコンカレッジ講師、写真グループ「Team Kanji」主宰。

石津 武史 写真展

写真
ぶらり大阪環状線
10/27 (木) ~11/2 (水)
10:30~18:30(最終日は15:00まで)
会期中無休

写真展内容

かつての国鉄を代表し活躍してきた「103系」列車も、新型車両に変わり、長年の役目が終わろうとしている。このオレンジ色の車両は、大阪環状線の代名詞でもあり、通勤、通学、買い物の足として親しまれてきた。
作者はいつも車窓から、流れる景色をただ何となく眺め乗っていた。この終着駅のない列車から、ぶらり降りてみると、そこには車窓から見えなかった大阪人の飾らない普段の姿、庶民の生活、等身大の生き方をしている人たちが見られた。オレンジ色の列車の窓をバックに、作者が見ていたであろう、あるがままの人々の営みをカメラに収めていった。人間一人一人はさまざまな悩みや、喜び、悲しみを持ちながらも、外面的には坦々と生活をしている。この光景を見て、自分も、内面的には強い向上心を持ちながらも、気負わず、背伸びせず、身の丈で生きて行こうと作者は思った。
カラー40点。

作者のプロフィール

石津 武史(イシヅ タケシ)
1943年大阪府東大阪市生まれ。ニッコールクラブ奈良支部所属。
写真展に、2010年「日々坦々」(ニコンサロンbis大阪)がある。
受賞歴に、2006年・07年読売写真大賞1席、09年・11年毎日写真コンテスト日本報道写真連盟賞、09年サロン・ド・ニッコール年度賞1位、10年日本写真家協会展奨励賞、11年酒田市土門文化賞奨励賞、12年度エプソンフォトグランプリフォトストーリー賞、15年度エプソンフォトグランプリ審査員賞(田沼武能賞)、13年第61回ニッコールフォトコンテスト長岡賞・ニッコール大賞がある。

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