中島 洋紀 写真展
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Tokyo Attribute
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7/28 (木)
~8/3 (水)
10:30~18:30(最終日は15:00まで)
会期中無休
写真展内容
本展では、2012年から渋谷区の表参道で出会った人々を撮影したモノクロポートレート作品を展示する。
表参道は1919年に明治神宮へ参詣するための道として発展が始まり、空襲で甚大な被害を受けたものの、高度成長期や東京オリンピックを経て、ファッションや文化の発信地へと変貌を遂げた。
また昨年、渋谷区は差別のない社会を実現するべく、パートナーシップ証明書の交付を開始した。
ファッションと人と街の相互作用、多様性を受け入れる姿勢、情報過多の現代においても、この場所から発せられる独特のベクトルは今も人々を引き寄せる。
流行は一時的に社会のある領域で流布しては、あらゆる形態で新陳代謝を繰り返す。そしてときに人々の価値観や意識へと浸透していく。
明治神宮の創建100周年となる2020年、偶然にも再び東京でオリンピックが開催される。
街はやがてその節目を迎え、人々は時とともに歩みを進める。これからも時代という流れの中で、人々を撮り続けたいと作者は思う。
モノクロ約30点。
作者のプロフィール
中島 洋紀(ナカシマ ヒロキ)
1980年大分県生まれ。2009年からポートレートを中心に東京とバンコクで制作を続けている。写真展に12年「LAND OF SMILES」(Gallery NIW/東京)、グループ展に15年「Tokyo Attribute」(La Quatrième Image/パリ)がある。同年「Review Santa Fe Photo Festival」(ニューメキシコ/アメリカ)、同年「六甲山国際写真祭」(神戸)に参加。
森田 晃博 写真展
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『Its』
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8/4 (木)
~8/10 (水)
10:30~18:30(最終日は15:00まで)
会期中無休
写真展内容
自分自身が存在しているという手応えが感じられぬまま多様性を求められていく社会。それらを俯瞰で捉えた際に現れる不信感は、日々の生活の中で常に横たわっていると作者は感じる。
これまでも、これからも変化していくであろう人々の関係性、移り行く機微をより注視しながら、作者は深く世界と共振していきたいと思っている。
カラー30点。
作者のプロフィール
森田 晃博(モリタ アキヒロ)
1991年茨城県生まれ。2012年東京ビジュアルアーツ写真学科卒業。
15年「HUNGRY EDITIONS展」(レモ・ワイス氏選)のほか、tokyoarts gallery(渋谷)、ozasahayashi_project(京都市中京区)でグループ展に参加。
上本 恵一 写真展
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京洛遊歩
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8/11 (木)
~8/17 (水)
10:30~18:30(最終日は15:00まで)
会期中無休
写真展内容
観光客でにぎわう有名な神社、仏閣の多い京の町。近年、京の町屋も減少し、マンションや飲食店などに変貌しつつ、露地の奥にはお地蔵さんがあり、日常生活の匂いのするふだんの京都。京都でしか味わえない雰囲気を楽しんで共感していただければ幸いである。
カラー44点。
作者のプロフィール
上本 恵一(ウエモト ケイイチ)
1944年和歌山県和歌山市生まれ。
受賞歴に、二科展(特選 1 回、入選 5回)、ニッコールフォトコンテスト入選などがある。カラーグループレインボー、蒼風クラブに所属。
ニッコールクラブ奈良秋篠支部展
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西日射す頃
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8/18 (木)
~8/31 (水)
10:30~18:30(最終日は15:00まで)
休館:8/20(土)・21(日)
写真展内容
ニッコールクラブ奈良秋篠支部は、会員相互の親睦と写真技術の向上を目指し、相互に啓発しあい、楽しく遊び、学ぶことをモットーに2005年に結成し、今年で12年目を迎える。その間、会員の活動は活発になり、それぞれがフォトコンテストにチャレンジするまでになっているが、今回はニコンサロンbis大阪での写真展開催を目標に、「西日射す頃」というテーマで撮影に取り組んだ。日常の中でのさまざまな出来事、悲喜こもごものドラマを織り成しつつ、赤く色づく華やかな光に照らされたひとときは、一抹の寂しさを伴いながら穏やかに暮れていく。そのような情景をまとめている。
カラー40点。
グループのプロフィール
【ニッコールクラブ奈良秋篠支部】
2005年に会員数14名で支部を結成。16年8月現在18名で活動中。
写真展に、09年「ニッコールクラブ奈良秋篠支部写真展」(入江泰吉記念奈良市写真美術館)、14年同展(同美術館)がある。