Nikon Imaging
Japan
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ニコンサロン bis 新宿 2016年4月

juna21 ノエ リサ 写真展

写真
ナイト・ソーダ
3/29 (火) ~4/4 (月)
10:30~18:30(最終日は15:00まで)
会期中無休

写真展内容

日常を生きる中で感じる不安や焦燥感は、夜になると独りになった作者を激しく襲う。そしてこの世界に二度と戻って来れないと思うくらい落ち込む。そんな時、作者にとって唯一の救いは写真を撮りに行くことだった。写真を撮るうちに、それは自分と向き合う術となった。

夜に外を出歩くことはとても憂鬱だった。誰もいない怖い道を一人で逃げ回り、賑やかな街ではせわしない人の流れに翻弄され、撮ることもできずに憔悴した。
それでも毎晩作者は探し求めた。見たことがないようなわからないものは新鮮に感じ、鮮やかな瞬間は、不安定な心を真っすぐにひきつけてくれた。手元に増えてゆく夜の瞬間たちに駆り立てられ、臆病なはずの作者が夜を切り開いていく。
夜が来ることはもう怖くない。
もがきながらも、少しずつだが、自分らしくなって生きてゆけるのだから。
カラー約20点。

作者のプロフィール

ノエ リサ
1991年福岡県生まれ。2010年筑陽学園高等学校デザイン科卒業。同年京都造形芸術大学情報デザイン学科入学、11年同校中退。12年九州産業大学芸術学部写真映像学科入学、16年同校卒業。

白石 潔写真展

写真
途上
4/5 (火) ~4/11 (月)
10:30~18:30(最終日は15:00まで)
会期中無休

写真展内容

作者はドライブが好きでよく遠出をする。
車を走らせていると、 何でもない風景の中に何かを感じ、無意識に車を停めることが多い。そんな折々に写してきた写真たちを集めてみたら、本展の写真群になった。
定年を迎え、 人生の途上で感じたさまざまな思いは写真に反映しているのだろうか、 と思いながら、作者は今も写真を写している。カラー44点。

作者のプロフィール

白石 潔(シライシ キヨシ)
1993年頃から写真活動を始める。94年ニッコールクラブ山口支部の発足時に入会。
受賞歴に、97年「第45回ニッコールフォトコンテスト第1部 準特選」、98年「第46回ニッコールフォトコンテスト第1部 入選」、2008年「第56回ニッコールフォトコンテスト第2部 準特選」がある。

ニッコールクラブ四支部合同
支部結成35周年記念写真展

写真
借装漫遊
4/12 (火) ~4/18 (月)
10:30~18:30(最終日は15:00まで)
会期中無休

写真展内容

顔出し看板を囲み、家族や若いカップルが携帯で写真を撮影する風景を目にすることがある。
この絵看板の歴史は古く、観光地や地元の寺社仏閣、歴史上の人物絵などが、観光案内に一役買っていた。その昔、カメラ、写真ブームの訪れに伴い、武者絵、豪華衣装をまとった姫君、また憧れの忍者など時代物の絵を描き、顔をくりぬき、カメラを向けさせたのがブームの始まりのようだと耳にしている。現代では観光地はもとより、寺社仏閣や城苑、城址公園、動物園、水族館でよく見かける。また最近では、まちおこしに一役買い、ご当地キャラやイベント会場、人気キャラを使った宣伝目的の顔だし看板と大活躍である。
そんな看板のある風景を、ニッコールクラブ四支部(ナゴヤキャッスル支部、北信濃支部、山梨支部、銀座支部)で、地元はもとより全国、海外も含め撮り集めてみた。撮り溜めたプリントを改めて見直すと、これらは絵を借りた仮装記念写真ではなかろうか、と感じている。カラー65点。

グループのプロフィール

【ニッコールクラブ四支部】
ニッコールクラブ ナゴヤキャッスル支部、ニッコールクラブ北信濃支部、ニッコールクラブ山梨支部、ニッコールクラブ銀座支部の4つの支部で構成される。

juna21 中島 洋紀写真展

写真
Tokyo Attribute
4/19 (火) ~4/25 (月)
10:30~18:30(最終日は15:00まで)
会期中無休

写真展内容

本展では、2012年から渋谷区の表参道で出会った人々を撮影したモノクロポートレート作品を展示する。
表参道は1919年に明治神宮へ参詣するための道として発展が始まり、空襲で甚大な被害を受けたものの、高度成長期や東京オリンピックを経て、ファッションや文化の発信地へと変貌を遂げた。
また昨年、渋谷区は差別のない社会を実現するべく、パートナーシップ証明書の交付を開始した。
ファッションと人と街の相互作用、多様性を受け入れる姿勢、情報過多の現代においても、この場所から発せられる独特のベクトルは今も人々を引き寄せる。

流行は一時的に社会のある領域で流布しては、あらゆる形態で新陳代謝を繰り返す。そしてときに人々の価値観や意識へと浸透していく。

明治神宮の創建100周年となる2020年、偶然にも再び東京でオリンピックが開催される。街はやがてその節目を迎え、人々は時とともに歩みを進める。これからも時代という流れの中で、人々を撮り続けたいと作者は思う。モノクロ約30点。

作者のプロフィール

中島 洋紀(ナカシマ ヒロキ)
1980年大分県生まれ。2009年からポートレートを中心に東京とバンコクで制作を続けている。
写真展に12年「LAND OF SMILES」(Gallery NIW/東京)、グループ展に15年「Tokyo Attribute」(La Quatrième Image/パリ)がある。同年「Review Santa Fe Photo Festival」(ニューメキシコ/アメリカ)、同年「六甲山国際写真祭」(神戸)に参加。

東日本読売写真クラブ

写真
2016 東日本読売写真クラブ連合展
4/26 (火) ~5/2 (月)
10:30~18:30(最終日は15:00まで)
会期中無休

写真展内容

本展は、読売写真クラブ(YPC)の東日本18団体が、それぞれにテーマを決め、競い合うグループ対抗戦の写真展で、今回で21回目を迎える。会員はテーマに向かって1年がかりで作品作りに励み、各YPCの例会審査を勝ち抜いた代表作品が、本展に並び最終審査を迎える。
審査ではテーマ性や群写真としてのまとまりなどが重んじられ、優れた単写真を集めただけでは勝ち抜くことができない。前回は「栃木YPC」が「ものづくり」で最優秀クラブ賞を受賞した。歴代では「埼玉YPC」が6回、最優秀クラブ賞に輝いている。
これまでの審査委員を、熊切圭介氏、竹内敏信氏、管洋志氏らの写真家が務めている。
モノクロ・カラー約120点(予定)。

グループのプロフィール

読売写真クラブ(YPC)は、読売新聞社が母体となり全国の写真愛好家が集う写真クラブである。1982年に全国初のクラブ「栃木YPC」(宇都宮市)が発足し、現在、全国の38クラブに、約6,000名の会員が在籍する。自主独立による運営を基本として、例会、撮影会、勉強会、作品展などを通して活動を行っている。
各YPCの例会などには、読売新聞社の現役カメラマンや写真家が精力的に出向き、審査やセミナーが行われている。また、審査で選ばれた上位作品が読売新聞の地域版に掲載されることも魅力の一つだ。さらに全国レベルの写真コンテストや撮影会なども定期的に開催されており、初心者から上級者まで各自のレベルに合わせた参加が可能である。

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