Nikon Imaging
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ニコンサロン bis 大阪 2015年10月

東京写真月間 2015 巡回展
日本写真協会

写真
「写真の日」記念写真展 2015
10/1 (木) ~10/7 (水)
10:30~18:30(最終日は15:00まで)
会期中無休

写真展内容

本展は、「東京写真月間2015」の事業の一つとして企画された写真展である。「感動発信!感動共有!」をキャッチフレーズに掲げ、公募した作品から優秀作品を展示する。
言葉では言い尽くせないシーンも写真なら伝えられる。本企画では、撮影技術より「写す人のこころが感じられる作品」の応募に期待している。また、こころに感じたモノやコトを記録するだけでなく、写真を撮る楽しみや発表する喜び、さらには、写真が核になり家族や友達と語り合う「時」と「場」の拡大にもつながることを願って開催している。
作品のテーマは「自由作品」と「ネイチャーフォト」の2部門である。「自由作品」は家族、旅、行事、ペット、乗物など作品の題材は自由で、「ネイチャーフォト」は野生の動植物、自然現象や自然風景などが主なテーマである。
本展では、入賞入選作品全308点のうち、上位入賞作品を中心に作品を展示する(外務大臣賞1点、環境大臣賞1点、優秀賞10点、レディース賞6点、ヤング賞6点、大阪近郊在住・協賛会社賞17点、ニコン賞5点、大阪近郊在住・入選14点などを予定)。
入賞・入選者はもとより、この展覧会を初めてご覧いただく人にとって、本展の優れた作品群が、今後の撮影ヒントや、写真の楽しさのより深い理解の一助になることを願っている。
モノクロ・カラー計60点~70点。

デジスコ倶楽部展

写真
第12回デジスコ写真展
10/8 (木) ~10/14 (水)
10:30~18:30(最終日は15:00まで)
会期中無休

写真展内容

本展は、フィールドスコープとレンズ付きデジタルカメラを繋ぎ合わせた通称「デジスコ」により、焦点距離1,000㎜~6,000㎜相当の超望遠で撮影された秀作を展示する写真展である。
全国のデジスコ倶楽部会員による、野鳥や小動物・昆虫・植物などネイチャー系の写真を中心とした作品を厳選し、本格的なデジタル一眼レフシステムを上回る画質の作品をA3サイズで展示する。
デジスコは、体長10cmにも満たない小さな野鳥をバストアップ構図で撮影ができ、総重量2.5~7㎏で女性でも簡単に持ち運びできるコンパクトな機材である。フルスケールのデジタル一眼レフ撮影機材に迫る鮮明で色鮮やかな作品は、プロの野鳥カメラマンをも唸らせるほど迫力満点である。
デジスコによる超ドアップ写真を見たことのない人は、カルチャーショックを受けるかもしれないが、「百聞は一見に如かず」である。超望遠撮影の秀作をお楽しみいただきたい。
カラー40点。

グループのプロフィール

「デジスコ倶楽部」は、超望遠撮影法「デジスコ」を趣味とする愛好家約1,300名の会員制グループである。野鳥や昆虫・植物を被写体とするネイチャー系写真やその撮影方法について情報交換と人的交流を深めている。主なイベントとして、web上及び会場において定期的に開催される写真展やコンテスト、さらにはデジスコ入門者を対象とした体験会、各種レベルに応じた講習会、会報「デジスコ倶楽部だより」の配信なども行っている。

村上 坂一写真展

写真
鉄道のある情景
10/15 (木) ~10/21 (水)
10:30~18:30(最終日は15:00まで)
会期中無休

写真展内容

鉄道の情景には人それぞれの思い出がある。
作者が本格的に写真を始めた当時は、「SLブーム」が社会全体に巻き起こり、北海道から九州まで、消えゆく蒸気機関車を写真に収めようと日本全国駆け巡った時期であった。
あれから40数年の年月が経ち時代も移り変わり、今では蒸気機関車はもちろん新幹線やローカル線など自然の中を走る光景を思い浮かべ、 またタ日に光るレールや桜が咲く春、青い空や海の夏、また色づく山々の秋、そして凍てつく白銀の世界の冬など四季折々変化する絶景なる風景や、駅で旅立つ前の和やかな表情、安全を守る鉄道員の厳しい眼差しなどを収めている。それら鉄道に携わるすべての物を被写体に撮り入れた今回の作品は、作者の描く情景にふさわしい代表作である。
この作品をご覧になった後、興味を持ち、鉄道写真をこれから始めようと考えておられる方がいれば幸いである。カラー30点・モノクロ5点。

作者のプロフィール

村上 坂一(ムラカミ サカカズ)
1958年大阪府生まれ。日本写真専門学校卒業。新聞社写真部を経てフリーとなり、鉄道写真を主にした記録に取り組んでいる。
写真展(グループ)に、84 年大阪交通科学館・グループ写真展「SLやまぐち号の魅力」がある。
写真集(グループ)に82年『蒸気に魅せられた男達・煙の宴』がある。そのほか、89年『やまぐち号10年の軌跡・汽笛の詩』(交通新聞社)、90年から00年『JR時刻表』の表紙、01年『さらば急行列車』(学研パブリッシング)、15年『アサヒカメラ特別編集 2015鉄道写真図鑑』(朝日新聞出版)に作品提供をしている。
受賞歴に、13年「第6回タムロン日本の鉄道風景コンテスト」準大賞、14年「交通総合文化展(写真部門)」西日本旅客鉄道社長賞があるほか、ニッコール会報誌および鉄道雑誌、各写真雑誌コンテストに入選。

中塚 史子写真展

写真
真経津鏡
10/22 (木) ~10/28 (水)
10:30~18:30(最終日は15:00まで)
会期中無休

写真展内容

廃校になった小学校を訪れて…

校門を一歩入って
耳を澄ませば その学校を巣立っていった多くの子供たちの声がする
心を澄ませば さまざまな時代を学び舎の歴史とともに歩んだ
子供たちの思いがあふれんばかりに押し寄せてくる
校舎のガラスを通して目にするものもしかり

くぐもったガラスは
幾世代に亘り 育まれていった子供たちの面影を 時代を超えて写し出し
その子供たちを見守り 送り出していった人々の想いを重ねる
さらに、そこを訪れる者たちの 郷愁をも飲み込んで
その心の奥底までをも写し出そうとする

まさに真経津鏡(まふつのかがみ)そのものである(中塚史子)
カラー35点~40点。

作者のプロフィール

中塚 史子(ナカツカ フミコ)
1947年滋賀県生まれ。滋賀県在住。本展が初の写真展である。

中塚 八男写真展

写真
しじま
10/29 (木) ~11/4 (水)
10:30~18:30(最終日は15:00まで)
会期中無休

写真展内容

作者は、2013年5月頃から廃校になった小学校を訪ねて撮影することが多くなった。
廃校のありさまは、他の施設に転用され新しく今に生き続けている学校、取り壊されて記念碑だけになってしまった学校、住民の手によって清掃され美しく保たれている学校、放置され荒れ果てていくままになっている学校とさまざまである。
置き去りにされた学校に、一歩足を踏み入れると、それは静寂の世界。
その静寂に身を置くと、何かしら聞こえてくるような気がする。
教室から、廊下から、グラウンドから、悲喜こもごもの声々がする。
訪ねた小学校の多くに百周年の記念碑が建っている。長くさまざまな歴史の中で、何人の子供たちがどんな思いを抱いて、巣立っていったのだろう。
廃校は、今、多くの子供たちの思いや、それを導いた人々の思いを包み込んで、“しじま”の中に泰然としている。カラー35点~40点。

作者のプロフィール

中塚 八男(ナカツカ ヤツオ)
1948年滋賀県生まれ。本展が初の写真展である。

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