大阪府高等学校芸術文化連盟写真部会展
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第35回大阪府高等学校芸術文化祭
写真部門優秀作品展
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3/26 (木)
~4/1 (水)
10:30~18:30(最終日は15:00まで)
会期中無休
写真展内容
大阪府高等学校芸術文化連盟(略称:芸文連)写真部会は、毎年、その年の活動の総決算として芸術文化祭(芸文祭)を開催している。
今年度は、平成27年1月31日(土)~2月1日(日)に開催された第35回大阪府高等学校芸術文化祭写真部門に出品された300点以上の作品の中から、審査員の村中 修氏(ビジュアルアーツ専門学校大阪校長)によって選出された選りすぐりの作品を展示する。
作品は、生徒たちがこの1年、自分のもてる写真技術と熱い思いを込めて全力で撮ったもので、自然や社会生活にかかわるなかで、何に対して興味・関心があるのか、1枚1枚の写真がよく語っており、彼らの「現在」を尖鋭に表している。
中山 順子写真展
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風わたる
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4/2 (木)
~4/8 (水)
10:30~18:30(最終日は15:00まで)
会期中無休
写真展内容
作者は、琵琶湖湖北の菅浦集落にはじめて訪れて以来、その静かなたたずまいと人々の温かいまなざし、そしてゆったりと流れる時間に魅せられている。
春夏秋冬・春と季節が巡るなかで、いろいろな出会いがあった。
山と湖にはさまれた湖北の小さな集落には、中世後期からの歴史や文化が今もなお息づいている。特に、集落の境界を示す茅葺屋根の「四足門」や神社が心に残る。
昔は陸の孤島と言われていたが、道路が開通し、湖北ながら冬でも柑橘類が育つ暖かさもあり、この穏やかさにひかれて訪れる人は少なくない。
土地の人たちの高齢化や後継者の問題等、厳しい状況もあるが、作者はこの穏やかな時間がいつまでも続くように祈っている。カラー40点。
作者のプロフィール
中山 順子(ナカヤマ ジュンコ)
日本写真協会会員、オール関西写真集団会員、クラブ夢写所属、ニッコールクラブ会員。
ニッコールクラブ岡山支部展
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ニッコールクラブ岡山支部創立20周年記念写真展「晴れの国おかやま歳時記」
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4/9 (木)
~4/15 (水)
10:30~18:30(最終日は15:00まで)
会期中無休
写真展内容
本展は、ニッコールクラブ岡山支部創立20周年にあたり、テーマを「晴れの国おかやま歳時記」と定め、支部会員が約5年間にわたって制作した作品から選んで展示する。
撮影エリアは岡山県南部地区で、風俗、文化、生活を重点に撮影し、中には比較の目的で過去の作品を生かしたものもある。
展示作品はカラープリントを主体に、伝統的なモノクロームプリントを加えるなどの工夫をし、ふるさと岡山を再認識してもらうよう心がけている。
また、故管洋志氏(元ニッコールクラブ顧問)が2011年用のカレンダーに使用する備中国分寺の写真撮影に同支部がかかわった縁で、当該作品を版権者(岩谷産業)の協力で特別展示する。カラー56点・モノクロ4点・特別出品(カラー)1点。
グループのプロフィール
【ニッコールクラブ岡山支部】
1994年5月、鈴木サトシ支部長、故芳賀勤副支部長をリーダーに、岡山市と周辺の写真愛好者20人によって発足。以来県内の著名なアマチュアカメラマンも多数加わって順調に発展を続け、現在の会員は24名。
2001年に県外初の支部展を東京のニコンサロンbis新宿で開催し、その後09年にはニコンサロンbis大阪において創立15周年記念の写真展を開催。その他ニッコールフォトコンテスト受賞や、個展開催など、多彩な活動を行なっている。
八木 隆太写真展
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鼓動
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4/16 (木)
~4/22 (水)
10:30~18:30(最終日は15:00まで)
会期中無休
写真展内容
20世紀から21世紀へと時代が変わり、ハイテクノロジー化とシステム化が進む現代の社会は、生活の豊かさの向上や先進技術の進歩には目を見張るものがある。しかし、そういった表層的な社会の躍進とは裏腹に、社会全体の雰囲気には閉塞感が漂う。
テレビで流されるニュースからは様々な問題や犯罪が報じられ、先行く将来に不安を忍ばせる。文明の進歩とは対照的に、社会の人々の暮らしぶりからは、低迷という言葉が滲み出し、パズルのピースが上手く噛み合っていないようなちぐはぐな印象を受ける。
インターネットの普及はコミュニケーション方法に影響を与え、スマートフォンやパソコンは欠かせないツールとなった。コミュニケーションの表現方法でさえもデジタル化が広まり、伝統工芸品や手工芸品が衰退の一途を辿る。人間の感覚や勘を頼った技術はハイテクノロジー化へと移行していくこの時代にあって、写真の世界もデジタル化が進んでいる。デジタル化が広く浸透していくのは時代の流れであり、致し方ないことである。
しかし、表現の世界において利便性や結果重視の思考がもたらす影響も考えなければいけない。
手間暇をじっくりかけ、生まれ持った心と体を使い、自己の内にある不可視なものを型にする。もし、表現という人間だけに与えられた能力を他者の益へと向けられたなら、不協和音にも似たパズルのピースは上手く嵌め込むことができるのではないだろうか。モノクロ27点。
作者のプロフィール
八木 隆太(ヤギ リュウタ)
1981年宮城県生まれ。2009年東京綜合写真専門学校写真芸術第二学科卒業。11年同校研究科卒業。
写真展に、12年「蜃気楼」(Juna21 新宿・大阪ニコンサロン)がある。
京嶋 良太写真展
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URASHIMA
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4/23 (木)
~4/29 (水)
10:30~18:30(最終日は15:00まで)
会期中無休
写真展内容
2003年の夏、西日本を旅していた作者は、香川県にある荘内半島の仁老浜にたどり着いた。そこで偶然出会った村上さんという人にご飯をご馳走になり、そのお礼として村上さんの家族写真を撮った。このことがきっかけとなり、作者と村上さんとの文通が始まった。
年に数回の手紙を通し、お互いをゆっくりと知り合うことができた。手紙にはお孫さんの成長、四季折々の風景、畑や海の様子、瀬戸内海に沈む夕日などの日常が書かれていて、その度に荘内半島の時間と景色が浮かんできた。一つ一つの言葉の景色が作者の中に深く刻み込まれている。作者は村上さんが見た景色を想像し、そこから流れ出る時間をすごした。
やがて8年の長く短い時間が経ち、作者は再び仁老浜へ向かった。
本展では、2011年に荘内半島を撮影した作品を展示する。カラー約35点・モノクロ1点。
作者のプロフィール
京嶋 良太(キョウシマ リョウタ)
1979年山梨県生まれ。2002年写真家を目指し上京。06年フリーランスフォトグラファーとして独立。13年イラスト・写真展「ゆめみしま」(座・高円寺)を開催。また、同年アートマガジン「MONTEM」の製作にかかわる。神奈川県在住、東京を中心に活動。
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2014年度 TopEye フォトフォトサロン入賞作品展 / TopEye 全国高校生写真サミット 2015 優秀作品展
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4/30 (木)
~5/6 (水)
10:30~18:30(最終日は15:00まで)
会期中無休
写真展内容
【2014年度TopEyeフォトフォトサロン入賞作品展】
ニコンイメージングジャパンでは、写真部で活動する中学、高校生の皆さんを応援する写真情報誌『TopEye』を年5回(4、6、10、12、2月)発行し、全国の中学校、高等学校の写真部に無料でお届けしています。
『TopEye』は1979年に創刊。以来30年余りにわたって多くの写真部の皆さんにご愛読いただいておりますが、その活動の主眼として創刊当時から開催している誌上フォトコンテストが「フォトフォトサロン」です。4月号を除いた年4回行われ、それぞれに「TopEye賞(最優秀賞)」および「準TopEye賞」各1点、「入選」3点、「佳作」5点を選出します。上位入賞者には表彰状の他にニコンデジタルカメラなどの賞品を贈呈する、本格的なコンテストです。毎回、数百名の中学、高校生から意欲的な作品が寄せられ、中にはプロの写真家にも劣らぬ技術と感性が発揮された作品も少なくありません。なお4月号では「先生だけのフォトフォトサロン」として写真部顧問の先生方から作品を募り誌上で発表しています。
今回の写真展では、2014年度の「フォトフォトサロン」「先生だけのフォトフォトサロン」における入賞作品を展示します。
【TopEye全国高校生写真サミット2015優秀作品展】
ニコンイメージングジャパンは、2015年2月6日(金)から8日(日)までの3日間にわたり、全国の高校から選抜された15校の写真部を対象にした写真イベント、「TopEye全国高校生写真サミット2015」を横浜で開催しました。
本イベントには2014年度「TopEyeフォトフォトサロン」の成績によって全国から選ばれた15校の写真部生徒45名が参加し、2日間にわたって、赤レンガ倉庫、象の鼻パークなどを自由に撮影しました。その後、生徒による撮影作品のプレゼンテーション、審査員による講評を経て、学校賞(チーム戦)、個人賞の表彰を行いました。撮影会以外にも、プロの写真家による講演やパネルディスカッション、写真部同士の交流など、盛り沢山の内容で実施しました。
今回の写真展では、本イベントで撮影された優秀作品を展示します。