Nikon Imaging
Japan
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大阪ニコンサロン 2015年3月

写真
ビジュアルアーツ専門学校・大阪 写真学科
卒業制作選抜作品展
2/26 (木) ~3/4 (水)
10:30~18:30(最終日は15:00まで)
会期中無休

写真展内容

プロの写真家になりたいと2年間学んできた学生たちの集大成である。
「写真は簡単には写らない」ことも知った。予想外に楽しく、面白いことも知った。自分の可能性を見つけるために、デジタルのみならず、モノクロ、カラーフィルム、ロケーション撮影からスタジオ撮影まで、表現のための方法と技術を実践的に学び、懸命に撮り続けてきた。
本年もゼミナール、表現実習の各クラスより選抜された作品を展示する。
カラー150点・モノクロ50点(予定)

団体のプロフィール

<ビジュアルアーツ専門学校・大阪>
大阪写真専門学校としてスタートし、写真表現と技術を教える学校として今年で創立50周年を迎える。現在は写真のみならず映像、音響、声優などの学科をもち、優れた技術をもった表現者を育てる総合的な専門学校として各分野に多くの優れた人材を輩出している。

日本カメラ社

写真
2014 日本カメラフォトコンテスト展
3/5 (木) ~3/11 (水)
10:30~18:30(最終日は15:00まで)
会期中無休

写真展内容

本コンテストは、1950年(昭和25年)創刊の『日本カメラ』における、誌上月例コンテストがはじまりで、著名な写真家が1年間を通じて審査を担当し、毎月誌上で発表、さらに毎月の入賞得点を年間集計して、年度賞(「ビギナーズ」は年間優秀作品賞)を競うところに特長がある。
部門は、「モノクロプリント」「カラースライド」「カラープリント」「ビギナーズ」の4部門で、2014年度の審査員は、モノクロプリントの部を田村彰英、カラースライドの部を米 美知子、カラープリントの部を横木安良夫、ビギナーズの部を小澤太一の4氏が務め、総応募点数は約6万6千点以上にのぼった。

日本カメラ社

1948年7月7日東京・銀座に光芸社として創立。同年10月隔月刊誌『アマチュア写真双書』を創刊。51年3月『日本カメラ』に改題。51年7月月刊とする。71年に港区西久保巴町から現在の日本橋人形町へ移転。2010年、『日本カメラ』は創刊60周年を迎え、“写真とカメラのいまを発見する雑誌”として現在に至る。
現在、月刊誌のほか、日本カメラMOOK各種、『写真の教室』、『カメラ年鑑』、写真集、単行本など多数出版。
【ホームページ】http://www.nippon-camera.com

juna21 河合 莉子写真展

写真
陰り照る
3/12 (木) ~3/18 (水)
10:30~18:30(最終日は15:00まで)
会期中無休

写真展内容

それは例えるなら、いつの間にか私の中にあった絶対に崩れることのない、変わることのない確固たるもの、仏壇におやすみと言う祖母のように、日常の決まり事だった。
焼き付いた像には、私が美しいと信じるもの、清らかで神聖でひたすらに愛おしいある一つの何かが見える。海のように河のように絶えず動くが、何処へも行かず確かにそこにあってくれる。神様のように見守り続けてくれているそれにようやく気付いた。影の中落ちてくる、降ってくる光のように、心強く惹かれる。
絆かもしれない。愛かもしれない。雨の合間の空気も、じっと見つめる瞳も、桜も、老いた手も、朝の静かさも、言葉なんて要らないと思っていた。けれどあえて添えるなら、そういった言葉かもしれない。それをうつして、ただ留めておきたかった。
ガラス瓶に詰めて窓際に飾るように、ずっとそこに置いておきたかった。(河合 莉子)

作者のプロフィール

河合 莉子(カワイ リコ)
1992年愛知県瀬戸市生まれ。2014年専門学校名古屋ビジュアルアーツ卒業。

juna21 辰巳 唯人写真展

写真
Inside/Outside
3/19 (木) ~3/25 (水)
10:30~18:30(最終日は15:00まで)
会期中無休

写真展内容

一日のうち、昼夜の入れ替わる夜明けと夕暮れのわずかな時間帯だけは、トンネル内外の光量が等しくなり、特別な操作なしに内と外を連続的に再現することが可能になる。
作者は、遠くの出口が、闇に浮かぶ惑星のように見えるのではないかと期待していた。
画面に現れたのは、調和というよりは、内/外、昼/夜、地上/地下といった異質なものどうしが境界を接してせめぎあう緊張や違和感のようなものであった。
半円形に枠どられた開口部の風景は、全体の画面の中に入れ子状に存在するもう一つのイメージである。それは、厚紙を望遠鏡のように丸めて外を眺める子供時代の遊びを思い出させもした。
作者は、トンネルという人工の地下空間を、様々な隠喩や想像力と接続させる場として利用しながら、見ることそれ自体が一つの出来事として経験されるようなイメージのあり方を提示したいと考えている。カラー約10点

作者のプロフィール

辰巳 唯人(タツミ タダヒト)
1980年北海道生まれ。2004年京都大学総合人間学部卒業。13年東京芸術大学大学院美術研究科先端芸術表現領域博士後期課程修了。
主な写真展に、05年「On Platform」(新宿ニコンサロン・ユーナ21)、09年「Flare」(東京芸術大学学生会館)などがある。

松本 コウシ写真展

写真
午前零時のスケッチ ONE OF THESE MIDNIGHT SKETCHES
3/26 (木) ~4/1 (水)
10:30~18:30(最終日は15:00まで)
会期中無休

写真展内容

解体される古い社宅、その前で博物館への旅立ちを静かに待つ0系新幹線。同じ時代にあって同じように役目を終えたモノ達だが、それぞれには異なった将来が待っている。出発はいみじくも午前0時だった。
今の世の中は物質としての寿命ではなく、ヒトが必要とするか否かでモノの在り方(運命)が変わる。
消えゆくモノたち、残されるモノたち……
だがこれらのモノたちが時間や時代を超え、ひとつの風景・事象として夜、俄に立ち上がる瞬間がある。ヒトの手を離れた風景達は、闇という摩訶不思議な時空間の中で、誰も知らないドキュメンタリー(物語)のクライマックスをひっそりと迎えていた。
作者は25年の間、ライフワークとして夜を彷徨し、写真を撮ってきた。誰も見たことのない光景、自分の想像力を超えた何かを探し見つけたい―、ただそれだけのセンチメントが、夜という摩訶不思議な時空間に作者を縛り付け、地図のない旅へといざなった。
本作は全国22府県を7年の期間を費やし、当て処もなく風景との出逢いを求めた作品集である。カラー35点・モノクロ8点。

作者のプロフィール

松本 コウシ(マツモト コウシ)
1961年広島生まれ。大阪芸術大学写真学科卒業。84年「京阪沿線」(アサヒカメラ)にて写真家デビュー。
写真集・著書に「眠らない風景」「続・眠らない風景」「泳ぐ夜」「午前零時のスケッチ」などがあり、25年間にわたって、夜という写真分野を追求している。

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