写真展内容
日本写真映像専門学校、2014年度卒業生による卒業作品選抜展である。
写真を中心とする生活を始めて2年という月日が経ち、これからもその生活は続いていくのだろうが、ひとまず学生生活を終える区切りとなり、また新たな写真生活が始まる起点となる作品を展示する。
団体のプロフィール
<日本写真映像専門学校>
Webサイト http://www.shasen.ac.jp
卒業生に鋤田正義・長島義明・梅 佳代・浅田政志などがいる。
日本写真映像専門学校、2014年度卒業生による卒業作品選抜展である。
写真を中心とする生活を始めて2年という月日が経ち、これからもその生活は続いていくのだろうが、ひとまず学生生活を終える区切りとなり、また新たな写真生活が始まる起点となる作品を展示する。
<日本写真映像専門学校>
Webサイト http://www.shasen.ac.jp
卒業生に鋤田正義・長島義明・梅 佳代・浅田政志などがいる。
八ヶ岳連峰のなだらかな山麓は美しい高原をなし、都心からのアクセスの良さから、リゾート地として脚光を浴びている。一方で350年以上の昔から、山麓の荒れ地を拓いて耕地とする苦難の歴史を持つ集落がある。
このあたりで稲作に励む人びとの話では、「標高1100m付近が稲作の限界だ」と言う。この地で代々不屈の魂が受け継がれ、今日に至っているかと思うと頭が下がる。
最近の高齢化と若者の土地離れ、農業政策の変化などによって人びとは、「稲作の未来は明るくない」とつぶやく。しかし収穫を目前にした顔は喜びにあふれている。
八ヶ岳山麓の自然の美しさと、標高1100mに暮らす人びととの出会いの撮影は、作者の心に重なる記憶の旅である。カラー38点。
桑原 弘子(クワハラ ヒロコ)
2012年全日本女性写真コンテスト入選。14年第39回JPS展入選。関西女性フォトグループ、豊中写友会、クラブ夢写、ニッコールクラブ会員。
主な写真展に、09年ニッコールクラブ北摂支部展「素顔のまち」(ニコンサロンbis大阪)、10年「八ヶ岳山麓逍遥」、13年「白い森から」(以上ニコンプラザ大阪フォトスクエア)、14年4人展「懐景」(オリンパスギャラリー大阪)などがある。
本展は、ニッコールクラブが主催する第62回ニッコールフォトコンテスト(平成26年度)に入賞した作品を一堂に展示するものである。
ニッコールフォトコンテストは、世界中の写真愛好家に広く門戸を開き、写真芸術の発展と写真技術の向上を図るとともに、写真を通じて友好を深めようという趣旨のもとに行われるもので、ニッコールクラブ創立以来毎年行い、今回で62回を数える。
今回も3月から募集を開始して7月上旬に締め切り、応募点数は47,409点(第1部8,804点、第2部20,911点、第3部8,860点、第4部8,834点)となった。
入賞作品の内訳は、第1部46点、第2部79点、第3部46点、第4部46点と決定した。
なお作品は、1月5日(月)~19日(月)まで新宿ニコンサロンにおいて第2部カラー入賞作品と第3部ネイチャー入賞作品を、またニコンサロンbis新宿において第1部モノクローム入賞作品と第4部U-31(Under31)入賞作品をそれぞれの会場で同時開催する。
<第1部 モノクローム>
長岡賞・ニッコール大賞(1点) 「里暦」 荒井 俊明(京都)
推 選(1点) 「川遊びの少年」 青木 竹二郎(奈良)
準 推 選(1点) 「あつい日」 渡部 鉅太郎(秋田)
特 選(3点) 「片腕のDEMINER」 川上 真(埼玉)
「光景」 野呂 彰(大阪)
「覗き」 山田 康(静岡)
<第2部 カラー>
ニッコール大賞(1点) 「開発の波」 塚本 達男(福岡)
推 選(1点) 「バングラディッシュの子供達」 管野 千代子(福島)
準 推 選(2点) 「ありがとう、あけぼの」 柴田 祥(青森)
「新たな一員」 元海 千紗(大阪)
特 選(5点) 「一人暮らし」 有田 勉(岩手)
「荘内半島分校の生徒たち」 石角 尚義(香川)
「ラマ寺院にて」 沈 輝(東京)
「源平姫合戦」 高羽 浩(岐阜)
「築100年を迎える」 坪井 嘉平(福島)
<第3部 ネイチャー>
ニッコール大賞(1点) 「知床の海に魚影踊る」 上田 正洋(北海道)
推 選(1点) 「生存競争」 秋山 ゆき子(東京)
準 推 選(1点) 「クジラの棲むところ」 今井 寛治(岐阜)
特 選(3点) 「乱舞」 瀬戸口 義継(鹿児島)
「風の日」 柳瀬 真(新潟)
「海からの贈り物」 吉田 捷男(北海道)
<第4部 U―31>
ニッコール大賞(1点) 「西岸地区」 山畑 俊樹(静岡)
推 選(1点) 「僕らのまち」 比嘉 緩奈(福岡)
準 推 選(1点) 「春風少女」 林 愛美(山口)
特 選(3点) 「ぼく、たもつ。64歳。」 大嶽 更紗(神奈川)
「これからも」 桑田 有理(熊本)
「春めく里」 深野 達也(和歌山)
<審査員>
ニッコールクラブ顧問:海野和男、大西みつぐ、織作峰子、ハナブサ・リュウ、三好和義
ゲスト審査員:小林紀晴、坂本直樹、田沼武能
(敬称略・五十音順)
第10回高校生写真国際交流事業・日韓高校生写真交流の集いに参加した日韓の高校生の入賞・入選作品と、第3回日韓中 高校生フォトコンテストに応募した日韓中の高校生の入賞・入選作品展である。
日韓交流では、日本側は全国の写真活動に精励している高校生のなかから選抜された生徒12名、韓国側は韓国内で公募し、選抜された生徒12名が集いに参加し、その期間中にワークショップ(撮影会やグループごとの組写真制作など)を行い、日本(茨城県・千葉県・東京都)と韓国(ソウル等)でそれぞれ撮影した写真作品を、集いに参加した全員から募集した。
日韓中 高校生フォトコンテストでは、日本・韓国・中国の高校生が自由テーマで撮影した写真を広く募集した。
写真は、言葉が通じなくても分かりあえ、国境を越えた共通言語となる。主催者は、日本および韓国、中国の高校生それぞれが感じたメッセージを読み取ってほしいと考えている。
日韓高校生写真交流の集い26点・日韓中高校生フォトコン44点(合計70点)。
第10回高校生写真国際交流事業・日韓高校生写真交流の集いに参加した日韓の高校生及び第3回日韓中 高校生フォトコンテストに応募した日韓中の高校生。