石山 榮一写真展
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自然の力 サンドピクチャー
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8/26 (火)
~9/1 (月)
10:30~18:30(最終日は15時まで)
会期中無休
写真展内容
撮影地は新潟県の、北は村上市(旧山北町)から南は上越市の間の海岸で、岸辺にできる紋様を、四季折々撮影したものである。
日本海の荒波と強風、太陽、雨、小さな小川等が組み合わされて、岸辺には様々な紋様が作られる。紋様は、とくに砂鉄の力が大きいようだ。
紋様はひと波ごとに変わり、同じ絵柄は二度と現れない。砂丘のあるところでは、強風で見ているうちに様々な造形をつくる。風に押し寄せられた砂山が、太陽に暖められてサラサラと流れ落ちる姿は最も美しい形相を表す。小川では流れの強弱で砂鉄の動きが様々に変化し、独特な模様になる。その他いろいろな組み合わせで多様な絵模様が現れ、大粒の雨のあとに太陽が出て砂が乾くと、不思議な模様にもなる。
本展は、砂のもつ力強さをモノクロで表現しようとした作品である。モノクロ40点。
作者のプロフィール
石山 榮一(イシヤマ エイイチ)
1956年写真撮影を始める。90年ニッコールクラブ入会。94年ニッコールクラブ新潟支部設立と同時に入会。写真展(個展)7回開催。
全国高等学校文化連盟展
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第38回全国高等学校総合文化祭写真展優秀作品展
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9/2 (火)
~9/8 (月)
10:30~18:30(最終日は15時まで)
会期中無休
写真展内容
第38回全国高等学校総合文化祭(茨城大会)写真展において、入賞した作品30点を展示する。
本展は各都道府県で審査のうえ優秀と認められた作品5~10点、合計約300点が選抜され、 さらに写真家ハービー・山口、榎並悦子の両氏が審査し、優秀と認められた作品である。 同文化祭写真展を主催する公益社団法人全国高等学校文化連盟正会員団体高等学校全国写真専門部は、写真を愛好する高校生の唯一の全国組織であり、全国高等学校総合文化祭での写真展を中心に活動を展開している。 映像文化全盛の時代、一枚の写真に自分の想いを表現した現代の高校生の感性を感じ取って ほしい。
デジスコ倶楽部展
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第11回デジスコ写真展
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9/9 (火)
~9/15 (月)
10:30~18:30(最終日は15時まで)
会期中無休
写真展内容
フィールドスコープとレンズ付きデジタルカメラを繋ぎ合わせた通称「デジスコ」により、 焦点距離1000~6000㎜での超望遠で撮影された秀作を展示する。 作品は、全国のデジスコ倶楽部会員から厳選された、野鳥や小動物・昆虫・植物などネイチャー系の写真70点である。
体長10㎝にも満たない小さな野鳥をバストアップ構図で撮影できるデジスコだが、機材総重量2.5~7㎏と、女性でも簡単に持ち運びできるコンパクトな機材で、フルスケールのデジタ ル一眼レフ撮影機材を上回る、鮮明で色鮮やかな作品は、プロの野鳥カメラマンをも唸らせるほどの迫力満点な写真である。 本格的なデジタル一眼レフシステムを上回る画質のA4・A3サイズの作品に、見たことのない人は間違いなくカルチャーショックを受けられることだろう。
グループのプロフィール
<デジスコ倶楽部>
超望遠撮影法「デジスコ」を趣味とする愛好家約1,300名の会員制グループ。野鳥や昆虫、植物を被写体とするネイチャー系写真やその撮影方法について情報交換と人的交流を深めてい る。 主なイベントとして、WEB上及び会場において写真展やコンテストを定期的に開催するほか、入門者を対象とした体験会や各種レベルに応じた講習会、会報「デジスコ倶楽部だより」 の配信などを行っている。
山崎 茂写真展
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駅&駅周辺 ~昭和50年代
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9/16 (火)
~9/22 (月)
10:30~18:30(最終日は15時まで)
会期中無休
写真展内容
作者は、20 代に観た映画「終着駅」の背景描写に映る駅を行き交う人々のリアルさに感動さ せられた。以来、駅をテーマにした写真を撮りたいと思い立った。都内に撮影に出かけたときや帰りの電車を待つ間、上野駅を中心に、主要な駅周辺を数年かけて、駅がほっとしてみえる午後のひとときから夕方まで撮影してきた。
駅周辺の日常生活が表わせればと感じている。 モノクロ 45 点。
作者のプロフィール
山崎 茂(ヤマザキ シゲル)
1951年神奈川県生まれ。
写真展に、2013 年「下町の紳士淑女たち」( ニコンサロンbis新宿 )、14 年「Bench&Chair」( コ ニカミノルタプラザ ) などがある。
浅見 俊哉写真展
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呼吸する影 -Shadow of Bombed Trees-
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9/23 (火)
~9/29 (月)
10:30~18:30(最終日は15時まで)
会期中無休
写真展内容
本展は、ヒロシマにある「被爆樹木(Bombed tree)」を、太陽を光源として感光紙に直接焼き付けたフォトグラムの作品展である。被爆樹木とは、1945年8月6日の原爆によって焼かれ、吹き飛ばされたが、その後再び芽吹き、 大きく成長した樹木を指す。広島市によると、爆心地から約2km圏内に約170本もの被爆樹木があるとしている。
2012年、作者は、その樹木の存在を知り、1本1本訪ねた。 幹を高くのばし、枝に沢山の葉を茂らせる被爆樹木に、大きな生命力を感じた作者は、被爆樹木の「あの日から現在までの時間」をフォトグラムで直接、写し撮りたいと考えた。 撮影時、感光紙に写る像をじっと見つめていると、風にそよぐ枝葉が深く呼吸をしているよ うに感じられる。自らの呼吸と呼応するかのように、こもれびの揺らぎをじっと見つめながら 採取した作品である。モノクロ約 50 点。
作者のプロフィール
浅見 俊哉(アサミ シュンヤ)
1982年東京都生まれ。2008年KAPL ( コシガヤアートポイント・ラボ ) を埼玉県越谷市に設立。代表を務める。アートプロジェクト、アートワークショップなどのフィールドワークを日々おこなうかたわら、自らの写真作品制作活動を活発に展開。写真の原理をピンホールの小屋に入り身体全体で体感するワークショップ、感光紙を用いて全身の影を撮影する「MAN- PRINT」、身近な影を探して写し取る「影をつかまえる」フォトグラム写真ワークショップ、水面の連続写真の上を歩いて作品を体感するワークショップなどを展開している。 主な展覧会に、06 年対話型鑑賞で注目を集めた「Mite! おかやま」( 岡山県立美術館 )、07年「Eternal Echo」(A-forest-Gallery /ニューヨーク )、12 年ヒロシマにある被爆樹木の木漏れ日を撮影した「呼吸する影―Shadow of Bombed Trees―」(KAPL)、13 年『かがわ山なみ芸術祭』(MONOHOUSE) などがある。また、主なワークショップに『モホイ = ナジ・インモーション』 展の関連企画として、11年フォトグラムワークショップ『影をつかまえる』( 神奈川県立近代美術館・葉山 /DIC川村記念美術館 )、12 年『紙上の技法学』関連ワークショップ ( 武蔵野市立吉祥寺美術館 ) など多数。 その他の活動に、埼玉県越谷市を「美術館」にするプロジェクト「まちアートプロジェクト」(2006-2009)、美術教育を社会に発信するアクション 「5750分展」(2009-2011)、美術館と連携し、アートのプラットホームをつくる「SMFサイタマミューズフォーラム」に参加(2009~)、 身体表現と造形表現の繋がりを試みたプログラム「彩の国ダンスセッション」( 彩の国さ いたま芸術劇場 2012) 等があり、制作者から鑑賞者への一方向のアートではなく、作品を通して相互に関わりの持てる「場」や「時間」をつくろうとしている。
山本 富久写真展
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The messages of the Rocks
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9/30 (火)
~10/6 (月)
10:30~18:30(最終日は15時まで)
会期中無休
写真展内容
黒潮洗う紀南の海に立つと、光と潮の加減で刻々と変わる岩の文様に目が引き寄せられてい く。それは自然界のいたずらだろうが、作者は最近、この文様の1コマ1コマに岩が動きだしそうな不思議な感覚を覚えるようになった。 何億年もの時の流れを経てきた自然界の底知れぬエネルギーが訴えかけてくるようにも感じ られ、それは一個人の想像力をはるかに超えた自然の崇高さのようにも思える。 作者は若い頃、主に人々のドラマに目を奪われそれらを撮り続けてきたが、老境に差しかかった今、自然界のかすかな気配に感動を覚え、それらにレンズを向けた作品を展示する。カラー40 点。
作者のプロフィール
山本 富久(ヤマモト トミヒサ)
1937年生まれ。和歌山県田辺市出身。79年第33回和歌山県展特選。85年ニッコールフォ トコンテスト(第一部)準特選。96年同特選。2001年第86回二科展入選。03年フジフォトコンテスト(自由写真の部)金賞、第28回JPS展入選。05年第65回国際写真サロン入選。 日本写真協会会員。ニッコールクラブ会員 (82年入会 )。写団「創和」会員。
写真展に、09 年「心のふる里-木守小学校の思い出」、11 年「The Messages of the Rocks「妖怪」」( 以上ニコンサロン bis 大阪 ) があり、写真集に『心のふる里』(09年刊 ) がある。