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ニッコールクラブ創立60周年記念
『郷愁と混沌のベトナム 幻想のランタン祭り』
海外撮影ツアー作品展
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8/29 (木)
~9/4 (水)
10:30~18:30(最終日は15:00まで)
会期中無休
写真展内容
ニッコールクラブ創立60周年記念海外撮影ツアーに参加した74名の作品展である。
ツアーは、北は中国国境の町サパから南はホーチミン市まで、南北に2000㎞以上を移動する盛りだくさんの撮影旅行だった。
最も心配された天候は、撮影時間内には一滴の雨も降らないという幸運に恵まれた。毎朝早朝からの撮影で、参加者と指導する顧問も睡眠不足気味ではあったが、短い期間ながらバラエティーに富んだ撮影ポイントがあったので、誰もが疲れを忘れ、シャッターを押し続けた。
参加者全員の規律のとれた行動のおかげで大きな事故もなく終了し、ニッコールクラブならではの素晴らしい作品を展示する。カラー・モノクロ約80点。
グループのプロフィール
ニッコールクラブ創立60周年記念『混沌と郷愁のベトナム、幻想のランタン祭り』海外撮影ツアーに参加した、ニッコールクラブ会員74名。
夏目 幹也写真展
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祭りの子
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9/5 (木)
~9/11 (水)
10:30~18:30(最終日は15:00まで)
会期中無休
写真展内容
日本人にとってその地に根ざした祭りは、人々の祈りや感謝など様々な思いが込められており、また一年を過ごす元気をもたらしてくれるものとなっている。作者はそういった祭りの精神性や娯楽性を求めて各地の祭りを訪ねた。
そこでいつも引きつけられるのは、祭りを楽しむ子どもたちのあどけない表情や、祭りの伝統を継承する子どもたちのまじめでひたむきな様子であった。
朝早くからの準備で疲れと緊張から居眠りする子や、あくびをする子もいるが、子どもたちを見ていると、本当に心を和ませてくれるものがある。
本展では、いろいろなところの祭りに参加する子どもたちの、心温まる姿の作品を展示する。
カラー40点。
作者のプロフィール
夏目 幹也(ナツメ ミキヤ)
1998年写真家森井禎紹氏に師事。二科展入選5回(内入賞2回)。JPS展入選4回(内入選1回)。ニッコールフォトコンテスト入選2回。その他入賞・入選多数。現在全日本写真連盟兵庫県本部委員。兵庫県写真作家協会会員・委員。
デジスコ倶楽部 写真展
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第10回デジスコ写真展
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9/12 (木)
~9/18 (水)
10:30~18:30(最終日は15:00まで)
会期中無休
写真展内容
フィールドスコープとコンパクトデジタルカメラを繋ぎ合わせた通称「デジスコ」は、体長10センチにも満たない小さな野鳥をバストアップ構図で撮影できるカメラ。しかも機材総重量2.5~7㎏と、女性でも簡単に持ち運びできるコンパクトな機材で、フルスケールのデジタル一眼レフ撮影機材を上回る、鮮明で色鮮やかなのが特徴である。
本展では、焦点距離1000~6000㎜での超望遠で撮影された全国のデジスコ倶楽部会員の作品から厳選された野鳥や小動物・昆虫・植物などのネイチャー系のカラー写真70点を展示する。
作品は、今回は1000~1400万画素クラスのデジタルカメラでの作品も多く、A4・A3サイズでの作品を展示する。
グループのプロフィール
<デジスコ倶楽部>
超望遠撮影法「デジスコ」を趣味とする愛好家約1,300名が集まって運営している写真や撮影法をテーマにしたグループ。野鳥や昆虫、植物を被写体とし、趣味を通しての人的交流を目的としている。イベント運営は、WEB上及び会場において写真展やコンテストを定期的に開催するほか、入門者の指導・デジスコ体験会・各種レベルに応じた講習会・会報「デジスコ倶楽部だより」の配信などを行っている。
上田 順平写真展
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手紙
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9/19 (木)
~9/25 (水)
10:30~18:30(最終日は15:00まで)
会期中無休
写真展内容
1998年11月28日。作者の母親は鬱病に苦しんで自らの命を絶ち、その10日後に父親は母親のあとを追った。父親にとって妻のいない世界など、生きる価値のないものだったのだろう。
作者は新しい家族ができて、子を授かり、やっと両親を振り返ることが出来るようになった。両親から貰ったものを確かめて、思い出して、「自分は新しい家族に何ができるのだろう?」と考える。答えは過去にあって、自分の中にある。それは作者自身のなかに、両親がいるということだ。そう考えると、作者は生きていてよかったなと思う。きっとこの手紙も届いているだろう。
カラー52点・モノクロ6点。
作者のプロフィール
上田 順平(ウエダ ジュンペイ)
1977年大阪府生まれ。2002年ビジュアルアーツ専門学校・大阪写真学科夜間部卒業。
おがわ てつし写真展
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たからもの ~ふくしまから~
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9/26 (木)
~10/2 (水)
10:30~18:30(最終日は15:00まで)
会期中無休
写真展内容
本展は、作者の故郷、福島市に住む子どもたちが今一番大切にしている“たからもの”を集めた写真展である。
2011年3月に起きた東京電力福島第一原子力発電所の事故により大気中に放出された放射能は、福島市内にも大量に降り注いだ。以来子どもたちはかけがえのない大切なものをたくさん奪われていった。
そんな中、子どもたちが見せてくれた“たからもの”は、ごくありふれたものからオリジナリティーに富んだものまで様々だが、子どもたちは自分の“たからもの”に価値を見いだし、愛情を注いでいた。
子どもたちの日常があっさりと破壊されていくこの現実を前に、子どもたちの“たからもの”に注ぐささやかな愛を、作者はこの上なく愛おしく感じ、大切にしたいと思う。また作者は、本展を通して、原発事故によって日常と未来を脅かされている子どもたちに、思いを寄せる機会となることを願っている。カラー約45点。
作者のプロフィール
おがわ てつし
1977年福島市生まれ。2000年文教大学教育学部卒業。島隆志氏に師事。02年スタジオFOBOS勤務。05年羽田徹氏に師事。07年独立。
写真展に、11年5月「たからもの」(「御苗場 in NY」出品)、8月グループ展「御苗場 in NY - selected photographers 2011」(72 gallery)、12年1月「たからもの」(NOW IDeA ギャラリー)、6月「たからもの ~ふくしまから~」(Arts Chiyoda 3331 レマーニ)、9月同展(森美術館 staff cafe)、13年同展(cafe gallery 風と木/福島市)、同展(気ままな風/伊達市)など多数。