冨永 晋写真展
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遠い記憶
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8/1 (木)
~8/7 (水)
10:30~18:30(最終日は15:00まで)
会期中無休
写真展内容
作者の父親は大韓民国の揚口で生まれた。
作者は小さい頃に、祖父と祖母から戦争の話を聞いた。祖父は獣医師として祖母を伴って大陸へと渡った。そして、父親が生まれ1945年8月15日に戦争が終結した。祖父母は生まれたばかりの父親を抱え、必死に日本に帰ってきた。
祖父母も他界し、父親も年を取った。
作者には、二人から聞いた話と残してくれた当時の写真や手紙しかない。
父親が生れた土地はどのような場所なのだろう。
祖父母は帰国する時が大変だったから、暮らした所に行ってみたいということはなかったようだが、父親は生まれて直ぐに帰国したからか、一度は行ってみたいとつぶやく事が増えてきた。
父親と二人で父が生まれた場所に行き、その後、一人で再度撮影に向かい、当時のことを知っている人や同じ職場で働いていた人と会うことができ、ようやく当時住んでいた場所も見つけられた。
本展では、作者が見たいと思った引き揚げ時の祖父母の見た景色と父親の生れた揚口から日本に戻ってくるルーツをたどる旅の作品を展示する。カラー・モノクロ約35点。
作者のプロフィール
冨永 晋(トミナガ シン)
1978年宮崎県出身。2000年法政大学経営学部卒業。02年日本写真芸術専門学校卒業。卒業後同校助手を経て、写真家として活動中。
写真展に、11年「冨永晋・江平龍宣 写真展」(Gallery216/東京)、「静寂の街」(art space 色空/宮崎)、「零度の領界」(コニカミノルタ/東京)、12年「零度の領界」(写真弘社 アートプリント・ギャラリー/東京)、「one year after」(キチジョウジギャラリー/東京)、「2011年度 ヤング・ポートフォリオ展」(山梨県)、「第13回上野彦馬賞 受賞作品展」などがあり、作品は清里フォトアートミュージアムに収蔵されている。
日本鉄道写真作家協会 写真展
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陽のあたる場所(鉄路輝く刻)
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8/8 (木)
~8/21 (水)
10:30~18:30(最終日は15:00まで)
休館:8月17日(土)・18日(日)
写真展内容
国内・海外を問わず、鉄道雑誌や広告業界で活躍する個性豊かな鉄道写真家たちが、今まで撮りためた作品を集結し、各自が注目している路線、スポットを当てたい被写体、思い出や心に残ったシーンを『陽のあたる場所』とたとえ、鉄道を広視野で捉えた作品を展示する。
「説明的な列車写真=鉄道写真」という既存の考えを払拭し、鉄道好きはもちろん、一般も楽しめる内容になっている。また、鉄道写真を始めようと思っている人たちへ、鉄道写真の新たな表現方法の指針として参考となる作品展である。
カラー40点。
グループのプロフィール
日本鉄道写真作家協会は1988年11月に設立した、鉄道写真をベースに活躍する職業写真家で構成する任意団体。設立以来、円滑な取材活動や作家活動を行うとともに、会員相互の親睦と鉄道写真界の発展に寄与することを目的として、写真展やイベントの参加等、様々な活動を行っている。現在、会長(猪井貴志)以下正会員は30名で、賛助会員に出版社、写真機材メーカーなどが加盟している。
トークショー開催のお知らせ
出展者によるトークショーを下記の通り開催いたします。
ぜひご参加下さい。
日時:8月10日(土)14:00~15:00
会場:ニコンプラザ大阪 セミナールーム
参加予定者:猪井貴志 久保田敦 助川康史 中井精也 長根広和 野沢敬次
※入場無料・予約不要です。当日は直接会場にお越し下さい。
全国高等学校文化連盟
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第37回全国高等学校総合文化祭写真展 優秀作品展
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8/22 (木)
~8/28 (水)
10:30~18:30(最終日は15:00まで)
会期中無休
写真展内容
第37回全国高等学校総合文化祭(長崎大会)写真展において、入賞した作品30点を展示する。
本展は各都道府県で審査のうえ優秀と認められた作品5~10点、合計約310点が選抜され、さらに写真家鬼海弘雄、今岡昌子、池田勉の三氏が審査し、優秀と認められた作品である。
同文化祭写真展を主催する公益社団法人全国高等学校文化連盟正会員団体高等学校全国写真専門部は、写真を愛好する高校生の唯一の全国組織であり、全国高等学校総合文化祭での写真展を中心に活動を展開している。
映像文化全盛の時代、一枚の写真に自分の想いを表現した現代の高校生の感性を感じ取ってほしい。
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ニッコールクラブ創立60周年記念
『郷愁と混沌のベトナム 幻想のランタン祭り』
海外撮影ツアー作品展
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8/29 (木)
~9/4 (水)
10:30~18:30(最終日は15:00まで)
会期中無休
写真展内容
ニッコールクラブ創立60周年記念海外撮影ツアーに参加した74名の作品展である。
ツアーは、北は中国国境の町サパから南はホーチミン市まで、南北に2000㎞以上を移動する盛りだくさんの撮影旅行だった。
最も心配された天候は、撮影時間内には一滴の雨も降らないという幸運に恵まれた。毎朝早朝からの撮影で、参加者と指導する顧問も睡眠不足気味ではあったが、短い期間ながらバラエティーに富んだ撮影ポイントがあったので、誰もが疲れを忘れ、シャッターを押し続けた。
参加者全員の規律のとれた行動のおかげで大きな事故もなく終了し、ニッコールクラブならではの素晴らしい作品を展示する。カラー・モノクロ約80点。
グループのプロフィール
ニッコールクラブ創立60周年記念『混沌と郷愁のベトナム、幻想のランタン祭り』海外撮影ツアーに参加した、ニッコールクラブ会員74名。