Nikon Imaging
Japan
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ニコンサロン bis 大阪 2012年12月

後藤 安男写真展

写真
私図鑑「構造物」
11/29 (木) ~12/5 (水)
10:30~18:30(最終日は15:00まで)
会期中無休

写真展内容

本展は、作者が長く撮りためてきたものを「構造物」としてまとめたものである。
被写体は水力発電導水管、高圧送電鉄塔、砂防堰堤、果樹防虫ネット、農業用モノレールの軌道、ダム、そして橋梁、定置網等々――作者に美しいもの、なにかしら人の営みの健気さのようなものを感じさせた風景である。
作者は、これらの写真を見ていると、ずいぶん前のことでも、わくわくしながら撮ったその時の気持ちや、その頃の自分の日々までが鮮やかに甦るという。モノクロ43点。

作者のプロフィール

後藤 安男(ゴトウ ヤスオ)
1946年兵庫県生まれ。71年大阪外国語大学中国語学科卒業。82年フォトグループABCに参加し、写真を始める。ニッコールクラブ会員(心斎橋支部所属)。
写真展に、2011年「8月6日 広島平和記念公園の人々」(ニコンサロンbis大阪)がある。

全国高等学校文化連盟

写真
日韓高校生写真交流の集い/日韓中 高校生フォトコン 写真展
12/6 (木) ~12/12 (水)
10:30~18:30(最終日は15:00まで)
会期中無休

写真展内容

本展は、第8回高校生写真国際交流事業・日韓高校生写真交流の集いに参加した日韓の高校生の入賞・入選作品と、第1回日韓中 高校生フォトコンテストに応募した日韓中の高校生の入賞・入選作品を展示する。
日韓交流では、日本(富山県・石川県・滋賀県・大阪府)と韓国(全州・ソウル)で撮影した作品で、日本側は、写真活動に精励している全国の高校生のなかから選抜された生徒12名が、また韓国側は韓国内で公募し選抜された生徒12名が各集いに参加し、ワークショップ(撮影会やグループごとの組写真制作など)を行った。本展へは、各集いに参加した全員から作品を募集したものである。
日韓中高校生フォトコンテストは、日本・韓国・中国の高校生が自由テーマで撮影した写真を広く募集したものである。
写真は言葉が通じなくてもわかりあえ、国境を越えた共通言語となる。したがって展示作品は、日本および韓国、中国の高校生それぞれが感じたメッセージでもある。
50点(日韓約25点・日韓中約25点)。

栃木県立栃木工業高等学校写真部 写真展

写真
わが故郷 とちぎ
12/13 (木) ~12/19 (水)
10:30~18:30(最終日は15:00まで)
会期中無休

写真展内容

本展は、栃木工業高等学校写真部の生徒たちが自ら製作した8×10カメラで、彼らの故郷「とちぎ」を撮影した作品を展示する。
学校の所在する栃木市の中心地は「蔵の街 とちぎ」で知られる観光地だが、肌で感じる生活感のある街でもある。
写真部に所属する生徒と8×10カメラとの出合いは、描写力テストで製作した暗箱カメラである。出来上がった密着プリントは上々で、このカメラで何か作品を撮ってみようということになり、身近な被写体「とちぎ」の撮影が始まった。
高校写真部には縁のなさそうな8×10カメラは、生徒たちには大好評で、部のライフワークとして先輩から後輩へと撮影が引き継がれている。
今日までカメラは3号機まで製作され、撮影されたネガの枚数は1000枚を超えた。作品は、フィルム現像から密着プリントまで、全ての工程が生徒たち自身の手で行われたものである。
モノクロ40点。

団体のプロフィール

栃木県立栃木工業高等学校写真部
1965年創部。97年に就任した顧問の小松祥宗氏が、休部状態であった写真部を今日の写真部へと再スタートさせた。近年では、全国高等学校総合文化祭写真展や全国高等学校写真選手権大会でも常連出場校となり、2012年には「第21回栃木県イメージアップ(芸術文化部門)貢献賞」(栃木県産業協議会)を受賞している。また、工業高校の特質を生かした写真研究も盛んである。

室田 あい写真展

写真
不穏な街
12/20 (木) ~12/28 (金)
10:30~18:30(最終日は15:00まで)
会期中無休

写真展内容

作者は街を撮り続けて19年になる。
路上に立つと、様々なものが見えてくる。人間を中心に考えると、街はそこに集まる人々によって決定づけられるはずだが、21世紀の今、未来の予測が読めないという危機感が常にあり、従来の人々には覇気がなく、街の建物すら輝きを失っているように感じる。そこで作者は、未来を担う若者達に焦点を当ててみた。
進むべき道が見つけられず、悶々としている若者達。その場かぎりの刹那に酔い、自己の存在をアピールすることに心血を注ぐ。
現代の日本の縮図が街のあちこちで見受けられ、作者は今日も街を模索している。
カラー40点。

作者のプロフィール

室田 あい(ムロタ アイ)
1993年より写真を始める。カメラ雑誌の月例年度賞を2回終え、2002年のサロン・ド・ニッコールの年度賞を最後に作家活動に入る。有野永霧氏に師事。
写真展に、04年「熱風都市」(新宿ニコンサロン)、05年同(大阪ニコンサロン)、07年「記憶の断片」(大阪BIGSTONE)、08年同(新宿プレイスM)、11年「もう一人の私」(篠山・森の時計)などがある。

12/29 (土) ~1/4 (金)
年末年始休館
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