石倉 徳弘
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SHINE
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9/27 (火)
~10/3 (月)
10:30~18:30(最終日は15時まで)
会期中無休
写真展内容
カメラを肩に掛け、いつものように街を歩く。
ふいに驚愕、恐怖、緊張、興味といった感情が同時に芽生える。
胸の鼓動が強くなる。
被写体に出会えた時だ。
他に何も見えなくなる。
声をかけ、必ず了承を得て撮影させていただく。
「自分は自分」
素敵な個性を感じる。
被写体の目、顔、手、服から湧き出る「生きている」という存在感を見てほしい。
生き様を見てほしい。
力強く輝きを放っている。
何故、出会えたのだろう。
天にでも感謝するしかない。
被写体の方たちに出会えなかったら、1枚も写真を撮影することができていないのだから。
断られてしまうことも少なくないけど、あの感情に出会えるなら、何処にだって行くし、何時間だって歩くし、何日でも待つ。
中途半端な気持で撮影したくない。
自分にとって本物しか撮影しない。
被写体に対して尊厳の気持ちを持ち、真摯な姿勢でいたいと思う。
正々堂々、真正面から撮影し続ける。
カラー40点。
作者のプロフィール
1984年茨城県生まれ。05年東京ビジュアルアーツ卒業。
写真展に、05年個展「SHOUT」(IKAZUCHI/東京)、06年グループ展「RAINBAW」(Queen’s Square/神奈川)などがある。
畠山 洋二
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調布散歩
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10/4 (火)
~10/10 (月)
10:30~18:30(最終日は15時まで)
会期中無休
写真展内容
新宿より京王線で20分足らずの調布市は、人口22万人あまりのベッドタウンで、ここに住んで42年になる作者は、十数年前から理容業の休日に近所を撮り始めた。
武蔵野の面影を僅かながら残す古刹深大寺とその周辺、南に流れる多摩川など散歩コースとしても興味がつきないが、特に作者のお気に入りは自然豊かな多摩川で、清らかな流れ、何気ない草木、広場や河原でくつろぐ人々、土手の上から望見できる富士の雄姿など、四季折々の豊富な被写体に魅せられている。
しかし、ここ調布も例にもれず開発が進み、昨日までの田畑や雑木林があっという間に駐車場やマンションに変わり、生け垣の路地も少なくなりつつある。
そんな中での自然と人・社会との係わり合い、変わりゆく調布の一瞬を留めてみたい、そんな思いでシャッターを切った作品だが、この地の魅力、特に肌で感じる自然の移ろいの素晴らしさを教えてくれたのは、15年間晴雨にかかわらず、朝晩の散歩に付き合ってくれたロッキー(ハスキー犬)であった。作品は、すべてが彼との散歩コースで撮ったものである。カラー43点。
作者のプロフィール
1943年栃木県生まれ。69年調布市に理容店開業。ニッコールクラブ池袋支部会員。
写団「脈」所属。
梶山 博明
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旅の記憶 N-real color-Z
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10/11 (火)
~10/17 (月)
10:30~18:30(最終日は15時まで)
会期中無休
写真展内容
本展は、2004年にニュージーランドで出合い、撮りためた作品の中から「本物の色」(Real Color)をテーマにまとめたものである。
ニュージーランドは、日本の7倍以上といわれる紫外線が創り出す青空と真っ白な雲が特に印象的な国である。
作者は、昔、マオリの人々がニュージーランドを「白い雲がたなびく地」と表現したことを十分に理解できる風景と数多く出会った。また、世界星空遺産登録予定のテカポ湖畔で出会った真っ暗闇と星空の素晴らしさには驚愕し、息を呑んでシャッターを押したこともあった。
ニュージーランドは何処に行っても原色が似合う魅力的な被写体にあふれており、「本物の色に出会える国」ニュージーランドの自然風景を展示する。カラー45点。
作者のプロフィール
1951年東京都出身。旅で出会う自然風景を得意分野とし、旅と自然が作り出すドラマを1枚の写真で表現する「一旅一写」をメインテーマとして創作活動を続けている。日本写真家協会会員。日本旅行写真家協会会員。ニコンフォトコンサルタント。綜合旅行業務取扱管理者で旅に対する造詣も深い。
ニッコールクラブ城北支部
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第5回ニッコールクラブ城北支部写真展「四季の詩」
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10/18 (火)
~10/24 (月)
10:30~18:30(最終日は15時まで)
会期中無休
写真展内容
関東を中心に、遠くは長野、新潟、福島と、カメラ片手にバイクに跨り、あるいは四輪で季節の移り変わりを、会員22の瞳で写し止めた心に残る、懐かしく思い出す日本の風景作品を展示する。カラー50点。
団体のプロフィール
<ニッコールクラブ城北支部>
1968年ニッコールクラブ城北支部として発足。過去4回「見飽きない写真展」として写真展を開催。家族とともに楽しめる写真を信条に、今日に至っている。
松浦 昭子
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干潟の営み
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10/25 (火)
~10/31 (月)
10:30~18:30(最終日は15時まで)
会期中無休
写真展内容
谷津干潟では、様々な渡り鳥が移動の途中で羽を休ませる。中でもサギ類やカワウは潮の干満によって東京湾から入ってくるボラやハゼ等を餌とし、時にはウナギやエイと格闘したり、干潟に生息するカニ類も好物としている。
冬になるとシギ類も飛来し、夕陽に照らされて群翔するさまは美しく、空を染める。また、真っ赤な太陽が沈んだ後の夕焼けは、水面に映えて茜色に輝く。春にはカルガモやセイタカシギの雛が孵って泳いだり、散歩する姿はとても可愛いのだが、ヘビに狙われることもあり、全部が無事に育つとも限らない。
鳥たちにも愛があり、闘いがあり、生きることの大変さが日常である。そんな魅力的な干潟の春夏秋冬を展示する。カラー47点。
作者のプロフィール
1941年生まれ。千葉県立安房第二高等学校卒業。ニッコールクラブ千葉支部会員。キヤノンフォトクラブ銀座会員。全日本写真連盟築地クラブ習志野支部所属。二科千葉支部会員。