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ニコンサロン bis 大阪 2011年3月

全国高等学校文化連盟

写真
日韓/日中高校生 写真交流の集い写真展
2/24 (木) ~3/2 (水)
10:30~18:30(最終日は15:00まで)
会期中無休

写真展内容

本展は、第6回高校生写真国際交流事業・日韓高校生写真交流の集い及び平成22年度文化庁・全国高等学校文化連盟共催高校生国際文化交流事業・日中高校生写真交流の集いに参加した日本及び韓国、中国の高校生が撮影した作品を展示する。
日韓交流では、日本(宮崎県、熊本県、福岡県)と韓国(利川、水原、龍仁・ソウル)で撮影した作品を、また、日中交流では中国(北京)で撮影した作品である。
日本側は、ともに写真活動に精励している全国の高校生のなかから選抜された生徒(日韓交流12名、日中交流20名)、韓国側は韓国内で公募し選抜された生徒12名、中国側は写真活動が熱心な人民大学附属中学(高校生)の写真部生徒20名が各集いに参加し、ワークショップ(撮影会やグループごとの組写真制作など)を行った。本展へは、各集いに参加した全員から作品を募集し、次の審査員が審査を行った。
田村  寛氏(東京工芸大学芸術学部)
山﨑 康生氏(富士フイルム㈱)
田原 栄一氏(㈱ケンコー)
梶山 博明氏(㈱ニコンイメージングジャパン)
梅津 禎三氏(日中交流担当:全日本写真連盟)
福永 友保氏(日韓交流担当:全日本写真連盟)
日野 義治氏(全国高等学校文化連盟写真専門部)
写真は、言葉が通じなくても分かりあえる。写真は、国境を越えた共通言語となる。
展示する作品は、日本及び韓国、中国の高校生がお互いを理解し、生活や文化、歴史にふれ、それぞれが感じたメッセージである。
50点(日韓25点・日中25点)。

写真
ビジュアルアーツ専門学校写真学科 卒業制作選抜展
3/3 (木) ~3/9 (水)
10:30~18:30(最終日は15:00まで)
会期中無休

写真展内容

「知っておかなければならないのは、自分は何も知らないということ。自分はいつも手探りで歩いているということ」
カメラは認識の手段であるという先達のことばと写真に励まされて2年間過ごした学生たちの成果から選抜した作品展である。
銀塩写真、デジタル写真と方法の多様化で学ばなければならないことが増えており、自分に最もふさわしい表現手段として考え、選んだ方法で表現した写真から、彼らの冒険や奮闘をうかがい知ることができる。カラー150点・モノクロ50点(予定)

juna21 福添 智子

写真
青い鳥
3/10 (木) ~3/16 (水)
10:30~18:30(最終日は15:00まで)
会期中無休

写真展内容

しあわせがこの手からこぼれてしまいませぬように
たおやかに流れるよくある祈り
それでもぽろぽろ失くしそうな そんな気配に包まれていた

先人の優れた作品と出逢い、心情、心境というものが、こんなにも投影されるものなのか!と作者は感銘し、その実に不確かな現象を信じて、肌身離さずカメラを持ち、自分の出逢う光景を撮ってきた。ふり返ると、傷心旅行の写真ばかり発表してきた。
2007年冬。夕陽のまぶしいいつもの帰り道。作者は、ふと前方にできた自分の影にハッとする。後ろを向くとタワーマンションがキラリと夕陽をはね返していた。しばらく見ないうちに駅の向こうは新交通の建設ですっかり様変わりしていた。
作者は、しばらくふさぎ込んでいた自分に気が付いた。季節の光や咲く花々が身に染みた。自分の住む都市を撮り歩こうと思った。今までもそうしてきたのだけれど、もっともっと撮ろうと思った。
展示する作品は、2008年、季節を巡りながら撮り重ねたものである。カラー45点。

作者のプロフィール

1974年大阪府生まれ。99年東京綜合写真専門学校写真芸術第一学科卒業。2000年より写真展を中心に作品を発表。同年ニコンサロン「Juna21」入賞。04年東京綜合写真専門学校校友会第3回「ヒヨシ賞」受賞。07年第28回写真「ひとつぼ展」入賞。

juna21 堀川 烈

写真
奇妙な光景
3/17 (木) ~3/23 (水)
10:30~18:30(最終日は15:00まで)
会期中無休

写真展内容

ビリー・ホリデーの曲に、「奇妙な果実」という曲がある。作者は、詳しく知るまでは、珍しい果物か何かだと思っていた。しかし本当のことを知ると、まったく違う意味だと分かった。その時、旅の好きな作者は、何度も奇妙な光景と出会ったことを思い出した。
路地を抜けて開けた場所に出ると、いきなり非日常が展開する。
マスコミの情報や口コミの情報に接すると、作者はその光景に出会いたくて、旅に出る。最初の撮影場所(巨大なかぐや姫)の思い出は、作者がこの写真を撮影していく上での、大きなきっかけとなった。その時案内してくれた奈良の老婦人には、作者は今も感謝している。
「奇妙な果実」という曲と奈良の老婦人の存在が、この作品を撮るきっかけと撮り続ける原動力となった。カラー40点。

作者のプロフィール

1986年神奈川県川崎市生まれ。2003年富士フォトサロン新人賞受賞。08年徳島文理大学児童学科卒業。現在小松島市立芝田幼稚園勤務。
写真展に、03年「僕が大阪を好きな理由」(Juna21新宿・大阪ニコンサロン)、「大阪学」(富士フォトサロン)、05年「大阪人」(新宿ペンタックスフォーラム)などがある。

写真
ニコンカレッジ2周年記念フォトコンテスト入賞作品展
3/24 (木) ~3/30 (水)
10:30~18:30(最終日は15:00まで)
会期中無休

写真展内容

ニコン カレッジ は、「写真は楽しい」をモットーに株式会社ニコンイメージングジャパンが運営する写真教室で、年間のべ1万人の受講が可能である。
本展はニコン カレッジが主催する「ニコン カレッジ 2周年記念フォトコンテスト」(2010年度)に入賞した作品(全38点)を一堂に展示するものである。
同コンテストは、ニコン カレッジ開校2周年を記念して、受講者を対象に、写真技術の向上と作品発表の場を提供することを目的として実施され、2010年10月1日から募集を開始し、同年12月20日に締め切り、653名の応募者から2,697点の作品が寄せられた。

栂本 彌一郎

写真
滲みの荒景
3/31 (木) ~4/6 (水)
10:30~18:30(最終日は15:00まで)
会期中無休

写真展内容

作者は日々カメラを以て街を彷徨するうちに、咽の渇きを覚えるようになった。魅力ある人間の営みや驚くべき自然の猛威を、ただがむしゃらに撮ることに倦み、いつしか被写体と真剣に対峙することで新しい自分を見つけ、自分の心を表現する愉しみを感じつつ、シャッターを押すようになっていった。
街のあちこちに残るバブルの傷跡や人間の傲慢さに赦罪しながら、物や景の気配や予兆の匂いを嗅ぎ分け、また、人間社会との関わりにのめり込みながら、来る日も来る日も光と陰を求めて歩き廻った。また別な日は、ひとり過去に遡り、被写体の声なき声に耳を傾け、対話ができるようになるまで何度も同じ場所へ足を運んだりもした。
作者は、造形、心象、アートなどの表現や描写をどこかで意識しながらも、自分で培った技法を信じ、暗い、黒いとの批判を冷静に甘受しながら、自分で創造し、表現する喜びを止めることができない。
これからも複雑多様な社会の中で、片隅に打ち捨てられた荒景を求め、作者なりの心の記録として写真を撮り続けていこうとしている。カラー41点。

作者のプロフィール

1937年石川県生まれ。吉田功氏に師事。2004年藤原弘久氏に師事。07年東研公募展創立100周年記念賞受賞。08年アサヒカメラ誌月例年度賞受賞。09年東研公募展大阪市長賞受賞。09年日本カメラ誌月例銀賞4回受賞。10年JPS展入選2回。アートボックスゼロ所属。フォトサークルZ設立。

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