小野 啓
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群青
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1/27 (木)
~2/2 (水)
10:30~18:30(最終日は15:00まで)
会期中無休
写真展内容
作者は日本中の高校生のポートレートを、およそ8年にわたって撮影している。イノセント(無垢)と危うさを同居させ、脆くて壊れてしまいそうな彼らに共感し、強く撮りたいと思ったからである。
心がけているのは、しっかりと向き合って撮りたいということ。そして、彼らが居る場所を大事にしたいことだ。
ともに情報が行き渡る、都市と地方の高校生を撮りゆくなかで、作者は、誰もが「自分の存在を認めてほしい」と願っていると感じる。それは、どんなに社会が変わっていっても、いつの時代にも普遍としてある思いである。カラー約30点。
作者のプロフィール
1977年京都府生まれ。2001年立命館大学経済学部卒業。03年ビジュアルアール専門学校・大阪卒業。06年ビジュアルアーツフォトアワード大賞受賞。写真集『青い光』を出版。
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大阪芸術大学写真学科
2010年度卒業制作選抜展
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2/3 (木)
~2/9 (水)
10:30~18:30(最終日は15:00まで)
会期中無休
写真展内容
写真を志し、大阪芸術大学に集って修練を積み、いままさに各方面に旅立とうとする学生たちの作品展である。
作品は、各人が卒業制作としてテーマを選び、それぞれが習得した知識と写真技術を駆使し、研究・創作を重ねた成果である。
本展では、卒業生の中より優秀と認められ選抜された作品を展示するが、作品制作者それぞれの感性に触れてもらい、旅立つ若者たちへの温かい声援を願っている。
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第58回ニッコールフォトコンテスト入賞作品展
第2部カラー 第3部ネイチャー
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2/10 (木)
~2/23 (水)
10:30~18:30(最終日は15:00まで)
休館:2月19日(土)・20日(日)
写真展内容
本展は、ニッコールクラブが主催する第58回ニッコールフォトコンテスト(平成22年度)に入賞した作品を一堂に展示するものである。
ニッコールフォトコンテストは、世界中の写真愛好家に広く門戸を開き、写真芸術の発展と写真技術の向上を図るとともに、写真を通じて友好を深めようという趣旨のもとに行われるもので、ニッコールクラブ創立以来毎年行い、今回で58回を数える。
今回も3月から募集を開始して7月上旬に締め切り、応募点数は42,623点(第1部8,414点、第2部22,587点、第3部8,153点、第4部3,469点)となった。
入賞作品の内訳は、第1部82点、第2部104点、第3部63点、第4部23点と決定した。
なお作品は、1月5日(水)~17日(月)まで新宿ニコンサロンにおいて第2部カラー入賞作品と第3部ネイチャー入賞作品を、またニコンサロンbis新宿において第1部モノクローム入賞作品と第4部U-31(Under31)入賞作品をそれぞれの会場で同時開催する。
<審査員>
石川直樹、海野和男、大西みつぐ、織作峰子、管 洋志、ハナブサ・リュウ、藤森邦晃、松本徳彦(敬称略・五十音順)
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2010日本カメラフォトコンテスト展
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2/24 (木)
~3/2 (水)
10:30~18:30(最終日は15:00まで)
会期中無休
写真展内容
本コンテストは、1950年(昭和25年)創刊の『日本カメラ』(51年に月刊化)における誌上月例コンテストで、60年の歴史を有している。特色は、著名な写真家が1年間を通じて審査を担当、結果を毎月誌上で発表するとともに、毎月の入賞得点を年間集計して、年度賞を競うところにある(「ビギナーズ」は年間優秀作品賞)。
「モノクロプリント」「カラースライド」「カラープリント」「ビギナーズ」の4部門があり、「ビギナーズ」を除く3部門では、各部の応募点数が相当数に達し、しかも1年間平均して入賞しなければ年度賞の上位に入れないことから、入賞作品のレベルは高く、日本のアマチュア写真コンテストとしてはトップレベルにある。
2010年度の審査には、「モノクロプリント」の部を北島敬三、「カラースライド」の部を管洋志、「カラープリント」の部を小林紀晴、「ビギナーズ」の部を今岡昌子氏の4氏があたり、総応募点数は80,000点以上にのぼった。
今回は、各部門の代表作品を応募時のオリジナルのまま(「カラースライド」はダイレクトカラープリント)展示する。
団体のプロフィール
<日本カメラ社>
1948年7月7日東京・銀座に光芸社として創立。同年10月隔月刊誌『アマチュア写真双書』を創刊。51年3月『日本カメラ』に改題。51年7月月刊とする。71年に港区西久保巴町から現在の日本橋人形町へ移転。2010年、『日本カメラ』は創刊60周年を迎え、“写真とカメラのいまを発見する雑誌”として現在に至る。
現在、月刊誌のほか、日本カメラMOOK各種、『写真教室』、『カメラ年鑑』、『写真年鑑』、写真集、単行本など多数出版。