Nikon Imaging
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ニコンサロン bis 大阪 2010年11月

内藤 成敞

写真
PARK COSMOS (青い惑星)
10/28 (木) ~11/3 (水)
【10/28(木)‐10/31(日)】11:00~19:00
【11/1(月)‐11/3(水)】10:30~18:30(最終日は15:00まで)
会期中無休

写真展内容

公園にはそれぞれに個性があり、独特の何かを持っている。それがモニュメントであったり、噴水であったり、池や広場や丘であったりする。
作者はいくつかのシンボルに惹きつけられて、近郊の公園に通った。この空間の持つ魅力は整備された美しさと、広々とした面積と、雑踏から隔離された静寂さにある。しかし、よく観察するとこの造られた領域も不変ではない。季節・天候・時間・光・影などに影響されて、その姿を変える。特に雲の存在は大きく、様々な模様を描きながら眼前の造形を修飾する。条件に恵まれると、見慣れた景色が『未来的・SF的景観』に変身する。この『不思議な光景』は空想と錯覚が創造する仮想現実かもしれない。本展では、作者がそんな幸運を楽しみながら自然が演出する『SF的映像』を集めた作品を展示する。カラー40点。

作者のプロフィール

内藤 成敞(ナイトウ ナリアキ)
1939年広島市生まれ。64年京都大学医学部卒業。83年写真を始める。85年有野永霧氏に師事。「サークル・アイ」入会。93年兵庫県写真作家協会入会。97年「写塾・AIM」入会。
写真展に、2004年「ワンダーランド(USJ)」(リーガロイヤルギャラリー/大阪)、05年グループ展「イベリアの薫り・五人展」(Space Pibot)などがあり、写真集に、1994年ポートフォリオ「時の揺らぎ」がある。

読売写真クラブ

写真
第15回読売写真クラブ西日本選抜展
11/4 (木) ~11/10 (水)
10:30~18:30(最終日は15:00まで)
会期中無休

写真展内容

通称「YPC」は、読売写真クラブのローマ字表記「YOMIURI PHOTO CLUB」の頭文字をとったもので、読売新聞社がバックアップし、各地の写真愛好家によってつくられたクラブである。
83年に東京本社管内の宇都宮市に設立されて以来、1都2府33県の36グループとなり、北は北海道から、南は鹿児島まで広がるに至った。大阪管内でも近畿2府4県と、広島、岡山、山陰、愛媛、高知に設立し、会員数も、各クラブともに順調に伸ばしている。
各YPCの運営や活動は、会員の創意により自主的に行うことが基本で、月例会、研究会、写真講座、撮影会やコンテスト等いろいろな催しも行っており、月例会の審査の結果、優秀な作品は読売新聞紙上や、YPC会報「フレンズ」等に掲載している。また、YPCごとに独自に写真展も開催し、よみうり写真大賞事務局のホームページでは、全国各YPCの活動などを紹介している。
本写真展は、YPC西日本の会員作品から選ばれた写真94点を展示する。昨年までは近畿2府4県のYPC(大阪、京都、神戸、奈良、和歌山、滋賀)と広島、高知のみの作品展示だったが、今回は新たに岡山、山陰、愛媛のYPCからも作品が出展され、初めて大阪管内11YPCが一堂に会した写真展である。

ニッコールクラブ

写真
陽光あふれる南フランスと彩りのパリ撮影ツアー作品展
11/11 (木) ~11/17 (水)
10:30~18:30(最終日は15:00まで)
会期中無休

写真展内容

本展は、今年6月5日から13日のスケジュールで実施された「陽光あふれる南フランスと彩りのパリ」撮影ツアーに参加した34名の参加者と、ニッコールクラブ顧問ハナブサ・リュウ、スタッフ3名の合同写真展である。また、南仏カーニュの旧市街地やルノワール美術館の案内役として参加した高名な印象派の画家ルノワールのひ孫で写真家のジャック・ルノワール氏も特別出品する。ツアーの企画は、講師として参加したハナブサ・リュウ顧問が、12年余を過ごした第二の故郷であるフランスを自ら紹介したいという思いから始まったもので、2年越しの企画であった。
モナコ、ニース、サン・ポールなどのコートダジュールからエクス・アン・プロヴァンス、レ・ボー、アヴィニョン、ゴルドなどのプロヴァンスを経て、ペルージュ、リヨン、そしてパリ、また、ノルマンディ地方にも足をのばすという欲張ったツアーであった。
一般のツアーではあまり行くことのない小さな美しい村々を幾つも訪ねて宿泊したり、様々な人々との数多くの出会いを大切にした特別なツアーを、余すところなく写真で表現した作品を展示する。

写真
平成22年度大阪芸術大学写真学科秀作展
11/18 (木) ~11/24 (水)
10:30~18:30(最終日は15:00まで)
会期中無休

写真展内容

日々写真を通して自己啓発に努め、写真表現の可能性を追求している学生たち、次代の写真家をめざす若者たちの赤裸々な感性あふれる作品である。
本展は、大阪芸術大学写真学科在校生の豊かな発想と創造性を高めることと、作品展という場を通じて社会へデビューする契機となることを目的に行う写真展である。カラー8点・モノクロ40点。

団体のプロフィール

大阪芸術大学写真学科全学年の中より選抜された学生14名。

juna21 幡野 広志

写真
海上遺跡
11/25 (木) ~12/1 (水)
10:30~18:30(最終日は15:00まで)
会期中無休

写真展内容

作者は日本一周の旅に行った。海沿いをひたすら車で走り、車中泊して旅した。撮影することが目的ではなく、旅をすることが目的だった。そして海上に建物があることに気づく。しかも遺跡のように朽ちている。思わず被写体の珍しさや造形美に惹かれ、撮影をした。
旅を終えて東京に帰り、その被写体が何なのか調べた。作者は、順番が逆だったことを本当に後悔した。先に調べてから撮影すべきであった。そこには建造されたしっかりとした理由があった。分かってくる被写体の凄さ。めずらしさや造形美という浅い視点で撮影するべきではなかった。波の浸食による崩壊や沿岸部の開発や危険防止のための撤去など、あと何年か経ったら無くなってしまうかもしれない。この景色を自分の納得する写真作品として残したく、作者はまた日本一周の旅に行くことにした。今度は撮影を目的とした再撮影の旅だ。カラー15点。

作者のプロフィール

幡野 広志(ハタノ ヒロシ)
1983年東京生まれ。2005年日本写真芸術専門学校中退。制作会社アシスタントを経て高崎写真事務所に所属。
写真展(グループ展)に、06年、Tokyo East Perspective 企画展「すみだ職人列伝」がある。

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