生田 利秋
-
-
ベトナム北部辺境に生きる人たち
-
4/1 (木)
~4/7 (水)
11:00~19:00(最終日は15:00まで)
会期中無休
写真展内容
2008年11月、作者はベトナム北部ハジャン県の山岳地帯(中国との国境)を訪ね歩いた。ここはアジアにおける少数民族の郷であり、それぞれの民族が独特の異文化を持ち、今でも現代とはかけ離れた生活様式で数多く点在している。
過去の抗争の歴史の中で山間地に追いやられ、決して裕福とは思えない生活の中にありながら、それぞれに彩り鮮やかな民族固有の作業衣装の女性たちの姿が、作者の目に強烈に映った。また、朝の暗いうちから農畜産物を担ぎ、険しい山間の奥地から遠く離れたマーケットへ売りに行き、生計を助ける老人や子供たちなど、たくましく生きる光景は、遙か通り越えてきた昔懐かしい日本の農山村風景そのままであり、親しみをもって接してくる人びとの表情やしぐさから、作者はここに私たち日本人の故郷を感じた。カラー31点(49枚)
作者のプロフィール
生田 利秋(イクタ トシアキ)
1937年鳥取県米子市生まれ。98年ニッコールクラブ会員。鳥取県美術展覧会入選(以降連続入選)。2004年二科会写真部展入選(以後4回入選)。07年鳥取県写真家連盟運営委員。08年写真展「ぐる~っと屋代島・倉橋島」(ニコンサロンbis新宿・ニコンサロンbis大阪)を開催。
ヨコハマ水中写真クラブ
-
-
我らの軌跡
-
4/8 (木)
~4/14 (水)
11:00~19:00(最終日は15:00まで)
会期中無休
写真展内容
本展は、ニッコールクラブ会報誌フォトコンテスト「ネイチャー・フォトサロン」で年度賞を受賞した4名(佐野しゅんじ(第1回受賞者)、加地早苗(第2回受賞)、御園生 智(第3回受賞者)、河本新二(第6回受賞者))のメンバーによる作品展である。
展示する作品は「ネイチャー・フォトサロン」の入賞作品をはじめ、これまでチャレンジしてきた作品を中心に構成し、グループのフォトコンテストの歩みが一覧できる。また、作品から環境問題の重要性、海の中の美しさと感動、そして写真撮影の楽しさを感じてもらいたいと願っている。カラー28点。
グループのプロフィール
ニッコールクラブの会員で、自然環境の重要性と海の中の素晴らしさを感じて撮影を続けている。
吉田 淳
-
-
42枚の年賀状
-
4/15 (木)
~4/21 (水)
11:00~19:00(最終日は15:00まで)
会期中無休
写真展内容
作者が結婚してから現在に至るまでの、42年間の年賀状の集成である。
夫婦二人だけの時から、家族が順々に増え、子供たちが成長し、一緒に写ってくれなくなり、夫婦二人だけの海外旅行での写真は、最初は白黒フィルム、次にネガカラーになり、2006年からデジタルカメラでの撮影である。プリントも、白黒の手焼き、ネガカラーの発注からプリンターでの印刷へと変わった。
年賀状の文字も、子供が小さい頃はかわるがわる書かせていた。しかしワープロを使うようになってからは、多少絵を入れることもあったが、面白みはなくなった。
1979年度の春日大社での写真は、カメラに慣れない作者の父親にシャッターを押してもらったところ、ガクンガクンと押し込んだため全カットがブレてしまい、それを知った父親は大変悲しそうな顔をしたことなど、作者の懐かしい思い出である。
一市民の家族の平凡な歴史だが、ぬくもりに触れられる作品展である。
カラー17点・モノクロ15点
作者のプロフィール
吉田 淳(ヨシダ ジュン)
1941年福井県武生市生まれ。64年日本大学芸術学部写真学科卒業。65年読売新聞大阪本社写真部入社。2001年退社後、市役所広報課、地方アマチュアスポーツ新聞などでカメラマン活動を継続。大阪手作りカメラクラブ所属。
渡辺 和子
-
-
残像
-
4/22 (木)
~4/28 (水)
11:00~19:00(最終日は15:00まで)
会期中無休
写真展内容
作者は木造校舎に出会い、その姿、形に心ひかれて木造校舎を捜し求めたが、ほとんどが廃校だった。
校舎の窓、長い廊下、階段、教室の机や椅子に木の温かさと柔らかな空気が感じられ、明治初期から子供の教育に力を入れて、全国各地区に学校が造られ、校舎の隅々にまで技巧をこらした立派な木造校舎にその思いが感じられた。
子供達は夢と希望を胸に、学校に通って来たであろう。今は誰もいなくなった校舎のあちこちから子供達のはしゃぐ声が聞こえた気がした。そんな幻影だけが残されている。モノクロ40点。
作者のプロフィール
渡辺 和子(ワタナベ カズコ)
1950年生まれ。兵庫県出身。
-
2009年度 TopEye フォトフォトサロン入賞作品展
-
4/29 (木)
~5/5 (水)
11:00~19:00(最終日は15:00まで)
会期中無休
写真展内容
(株)ニコンイメージングジャパンでは、中学生・高校生の写真に関する技術と知識の向上に資することを目的として、写真誌『TopEye』を制作・発行し、1979年から現在まで全国の中学校、高等学校ほか(約8000校)の写真部あてに送付(無料)している。
同誌では、誌上に情報発信の場を提供するとともに、生徒を対象としたコンテスト(年4回)と先生を対象としたコンテスト(年1回)――『フォトフォトサロン』を行っており、本作品展では、このコンテスト(2009年4月15日~2010年2月15日発行号)に入賞した作品全44点を展示する。
カラー35点(内組写真6点)・モノクロ9点(内組写真1点)。