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第28回土門 拳賞受賞作品展
今森 光彦展
[昆虫 4億年の旅]
6/4 (木)~6/17 (水)
11:00~19:00(最終日は15:00まで)
会期中無休 |
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<写真展内容>
「昆虫 四億年の旅」(東京都写真美術館にて写真展開催。同名写真集は新潮社より刊行)は、作者が30年にわたって、世界の熱帯雨林、砂漠から国内の自然まで、世界中の昆虫を求めて精力的に取材活動を続け、既成の生態写真にとらわれない独特な自然観に基づく作品群である。
生命の神秘と驚異に満ちた昆虫の世界をあますところなくとらえた作品を展示する。
<受賞理由>
自然と人間の関わりを探求する視野の広く、奥行きの深いテーマ性、膨大な時間をかけて作品に取り組んできた強靭な持続力、また、他の追随を許さない独創的で卓抜した表現力などが選考委員の全員に高く評価された。 |
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<作者のプロフィール>
今森 光彦(イマモリ ミツヒコ)
1954年滋賀県生まれ。近畿大学理工学部卒業後写真を独学で学び80年からフリーとして活躍。自然と人との関わりを「里山」という概念で追う一方、世界各国を広く取材。1989年第6回アニマ賞、1991年第10回東川賞新人作家賞・第17回滋賀県文化奨励賞、1994年第48回毎日出版文化賞、1995年第20回木村伊兵衛写真賞・第9回大津市文化特別賞・第9回秀明文化賞、2003年第50回産経児童出版文化賞・第28回滋賀県文化賞、2004年第51回産経児童出版文化賞、2007年第56回小学館児童出版文化賞を受賞。
写真集に、1988年『今森光彦・昆虫記』(福音館書店)、1991年『スカラベ』(平凡社)、1994年『世界昆虫記』(福音館書店)、1995年『里山物語』(新潮社)、1999年『萌木の国』(世界文化社)、2001年『里山の道』(新潮社)、2004年『湖辺みずべ』『藍い宇宙』(世界文化社)、2006年『おじいちゃんは水のにおいがした』(偕成社)などがあり、また、テレビを通じて今森ワールドが放映されている。
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