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伊藤 進哉展 [Ireland —聖なる島へ—]
5/5 (火)~5/11 (月)
10:00~19:00(最終日は16:00まで)
会期中無休 |
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<写真展内容>
アイルランドについての最も古い記録は、紀元前6世紀に書かれたギリシャの文献に「インスーラ・サクラ」、つまり「聖なる島」とある。
アイルランドは地質的な性質上、石積みの建造物が大半を占める。そのため遺跡が全国に散在し、過去の様々な歴史を現在でも肌で感じることができる。4、5千年前のストーンサークルから、数年前まで使っていた納屋まで、栄枯盛衰のすべてが刻み込まれているのだ。
地の果てを思わせる荒涼とした大地、流れる雲、静寂さの中で遺跡もまた徐々に自然へ融合し、回帰していく。その壮大なドラマは、圧倒的な力で作者に迫ってくる。
その大舞台の中で、そこに棲む人々がいる。優しさと人情味にあふれた彼らは、石ころだらけの無情の大地の中でいっそう輝きを放つ。
本展では、4×5インチの大判カメラで撮影したアイルランドの自然の中の遺跡と人を43点(モノクロ)展示する。 |
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<作者のプロフィール>
伊藤 進哉(イトウ シンヤ)
1964年福島県生まれ。日本大学芸術学部写真学科卒業。広告写真スタジオ勤務後渡英。現在フリーで活動中。 |
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