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田中 淳市展
[丸・竹・夷…]
5/5 (火)~5/11 (月)
10:00~19:00(最終日は16:00まで)
会期中無休 |
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<写真展内容>
京都は古都ではなく、多くの今を生きる住民の心情とともに今日の京都をアピールしたいと考えていた。このことから、京都の伝統ある「のれん」や「紋幕」のあるロケーションを切り口として、街角においてさりげなくも活気ある人間模様なり生活の息づかいを撮り込んでみた。
撮影期間は一昨年の夏頃から昨年末くらい。撮影地はこれらの観点からすべて京都市内で、特に洛中を中心とし、店に働く人々、通りすがりの人々、住まいの近隣での日常生活、祭事の寸景などでまとめてみた。
一期一会の出会いの積み重ねであったが、それなりに表現できたかと思う。これを機にもっと密度のある生活観あふれた市井の人々を撮り込んでいきたい。
なお題名は、「丸・竹・夷・二・押・御池…」とか「幸・御幸・麩屋・富…」と唄われる「京の通り名わらべ唄」の冒頭の句を引用した。カラー45点。 |
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<作者のプロフィール>
田中 淳市(タナカ ジュンイチ)
1930年京都市生まれ。66年写真クラブ「集団ひのき」創立会員として写真を始める。同年フォトアート月例高等部年度賞1位受賞。67年日本カメラ月例年度賞7位。71年二科会写真部において会友推挙。以後都合により活動休止。2002年ニコンD-100発売を機に撮影再開。05年、06年ニッコールフォトコンテスト入選。07年京都現代写真作家展入選。08年JPS展入選。 |
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