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植田 山月展 [“east end” hawaii islands 1995—1996]
1/21 (水)~2/3 (火)
10:00~19:00(最終日は16:00まで)
会期中無休 |
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<写真展内容>
ハワイ。海の彼方、東の果てにある島々。群青色の空と乾いた風、花の香り。訪れた多くの人を魅了する美しい自然と共に、作者の心をつかんだのは、そこに住む人達の多様な個性とエネルギー、そして何か懐かしい既視感のある風景だった。それは前世の記憶なのか、あるいはアメリカによって独自の文化をねじまげられたもの同士の共鳴なのか。ただそこにいるだけで、しびれるような充実感を与えてくれる不思議なリアリティ。
作者はそんな本能から共感できるハワイのイメージを直感的かつ意図的に拾い集めた。したがってこれらの写真群は、決してハワイの全てを紹介するものではない。ある日本人から見た、作者自身のリアリティの延長線上にあると感じたハワイの断片である。しかしそのイメージは、ハワイでなければ得られないものである。
撮影は1995年にオアフ島とハワイ島、96年にマウイ島で行なったものである。モノクロ約70点。 |
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<作者のプロフィール>
植田 山月(ウエダ トシ)
1963年生まれ。85年桑沢デザイン研究所写真研究科卒業。93年アブソリュート・アート展において立花ハジメ賞受賞。94年ロバート・フランク・ワークショップ参加。95年日本写真ビエンナーレ’95においてミノルタ賞受賞。現在広告写真、雑誌を中心に活動するとともに桑沢デザイン研究所非常勤講師。 |
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