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juna21
Stephan Rapke展 [PANORAMIX]
長島 一剛展 [間]

12/4 (木)~12/10 (水)
11:00~19:00(最終日は15:00まで)
会期中無休




[PANORAMIX]

<Stephan Rapke展>
恒久的にも感じられる日常、時に気が遠くなるほどの日々の繰り返し。
あくまで私的な瞬間が、それを体験した本人たちさえもが無意識下でしかとらえていなかったであろう一瞬が、拡張されたパノラマというフォーマットにつなぎ合わされたとき、ひとははじめて日常の中のコントラストが作り上げるダイナミックさに、そして驚くほどの静寂さに気づく。
自分を軸とした世界が、そのディテールをもって魅せる刹那を、作者は複数のショットに分解し、再度つなぎ合わせて一枚の写真として再具現化する。そこに視覚以上の知覚でとらえていた、飽くことなく繰り返される日々のシーンのすべての印象が立ち上がってくる。
本展では、4年間に主にドイツおよび日本で撮影した約200点の中から厳選された作品を通して、日々の繰り返しが魅せる二度と取り戻すことの出来ない一瞬を提示する。



<作者のプロフィール>
Stephan Rapke(シュテファン ラプケ)
1981年ドイツ・ハイニンゲン生まれ。メディアデザインを学んだ後アシスタントを経て現在フリーランスで活動中。2005年「Speed, Motion, Life」(Seitz Roundshot Panorama Competition)入賞。06年PHOTOKINA(ケルン)展示「Windows of the World」(Worldwide Panorama Competition)入選。07年にgalerie Litfasssaeuele(ミュンヘン)において写真展(個展)を開催。





[間]

<長島 一剛展>
内面のみを捉えれば弱々しく、外界のみを捉えれば白々しく、作者の目には映る。
弱々しさを繊細という言葉に、白々しさを力強さという言葉に置き換えた場合、互いの調和のとれる位置は何処であろうか。そこは繊細さと力強さの中間地点、つまり平凡な位置という意味合いではなく、互いが混在する位置だと作者は考える。その位置に立っていると感じた時、作者はシャッターを切る。なぜならその位置にこそ作者の考える美しさや面白みが存在すると思っているからだ。
具体的に言うならば、作者が撮りためた写真には誰かが何かを施した痕跡が写っていると言える。その痕跡が背景と上手く重なり合っているようなシチュエーションに作者は惹かれている。



<作者のプロフィール>
長島 一剛(ナガシマ カズタカ)
1983年生まれ。2003年聖学院高等学校卒業。07年東京工芸大学芸術学部写真学科卒業。08年同研究課程修了。同年㈱voile(アマナグループ)入社。受賞に、05年第「27回フォックス・タルボット賞」佳作、06年「第7回HASSELBLAD SCHOOL PHOTO CONTEST」入選、「International Photography Award “Honorable Mention”」5部門/米国、「ヤングポートフォリオ」4作品収蔵、07年「2007年度 東京工芸大学 芸術学部大賞」、「国際アートトリエンナーレ2007」入選などがあり、作品は写大ギャラリー、清里フォトミュージアム、Gallery LUXにコレクションされている。
写真展に、05年「フォックス・タルボット賞 受賞展」(写大ギャラリー)、07年「ヤングポートフォリオ展」(清里フォトミュージアム)、「日本の若い目 4人展」(Gallery LUX/韓国ソウル)、「世紀のダ・ヴィンチを探せ」(大阪芸術大学 芸術情報センター)などがある。
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