大阪ニコンサロン

山内道雄展
[ＴＯＫＹＯ]
11/6 (木)～11/19 (水)
11：00～19：00（最終日は15：00まで）
会期中無休

＜写真展内容＞
本展は、作者が1980年より撮り続けている「東京シリーズ」のひとつで、今回は2006年前後の新宿、渋谷、浅草を中心に歩いて、路上スナップした作品を展示する。
基本的に変わらぬ人の表情や仕草に比べ、どんどん変化してゆくファッションや街の様子には戸惑いを覚えるほどだ。しかしそんな街は様々なシーンにあふれており、とりわけびっくりさせられるような出会いの瞬間を面白く感じ、作者は細胞を刺激してくれるものを体で受け止める気持ちでシャッターを切っている。
作者の見た「東京」ということになるが、人や街、そして時代を生々しく印画紙に定着させ、そこに自身を託そうと試みている。モノクロ約60点。

＜作者のプロフィール＞
山内道雄（ヤマウチミチオ）
1950年愛知県生まれ。早稲田大学、東京写真専門学校(現東京ビジュアルアーツ)卒業。82年より自主ギャラリーで写真発表を行う。以後、フリーで活動。97年伊奈信男賞受賞。
写真集に『街』『人～』『上海』『HONGKONG』『TOKYO、東京』『CALCUTTA』などがある。