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仮屋 千穂展
[組曲 ~よどがわ~]
10/30 (木)~11/5 (水)
11:00~19:00(最終日は15:00まで)
会期中無休 |
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<写真展内容>
大阪の中心を流れる淀川とその河川敷。歴史の流れの中で川の役割は変遷し、現代では人々から忘れられたかのような存在になっている。
作者が川辺を好んで歩くのは、子どもの頃から川が身近にあって親しんでいたからかもしれない。
大都市の真ん中を流れる淀川の河川敷を歩いていると、両岸の街のざわめきは届かず、ひとり原っぱで大地の音を聴いたり、流れる雲を追うひとときを過ごす日もある。
「川べりでランニングをしている時だけ商売の悩みを忘れる」と話す商店主。大凧にメッセージを託して空高く揚げる女性。生き方を熱っぽく語る河川敷の住人。
広がる大空は川べりの雑多なものを昇華し、この空間は作者にとってだけでなく、誰もが素のままの自分になれる不思議なエリアだ。
展示する作品は、対岸のビル街とは対照的な川べりの日常の光景、作者が心を動かされたシーンを写したものである。カラー33点。 |
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<作者のプロフィール>
仮屋 千穂(カリヤ チホ)
1941年宮崎市生まれ。76年より箕面市在住。99年より写塾AIM所属。 |
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