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大阪ニコンサロン


平 カズオ展
[ブリュッセル ―欧州の十字路の街で―]

9/11 (木)~9/17 (水)
11:00~19:00(最終日は15:00まで)
会期中無休



<写真展内容>
1995年から10年間滞在したベルギーの首都ブリュッセルで、作者は人々の暮らしを撮り続けた。
ベルギーは九州くらいの面積を持ち、人口は約1000万人の、フランスとドイツという二大国に囲まれた小国である。首都ブリュッセルは、古くから欧州の十字路と呼ばれ、ヨーロッパ連合と北大西洋条約機構の本部を持つ国際的な都市である反面、時間の流れがゆるやかな街でもあり、作者の滞在は思いがけず暮らしのあり方を見つめなおすきっかけとなった。
「私達の国は小さい国だから」と隣の大国フランスのようにはいかないとする一方、歴史に裏づけられた誇りと成熟が街にも人々にも感じられる。
大全紙のオリジナルプリントによるモノクロ作品約30点を展示するが、遺族は、われわれの生活を問い直すきっかけとなることを願っている。



<作者のプロフィール>
平 カズオ(タイラ カズオ)
1948年東京生まれ。日本大学芸術学部写真学科中退。大日本印刷CDC撮影課を経て、75年よりフリーに。95~2005年ベルギーの首都ブリュッセルに在住。06年6月没。
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