ニコンサロン bis

ニッコールクラブ銀座支部展
[有楽町２丁目界隈　2001－2008]
9/9 (火)～9/15 (月)
10：00～19：00（最終日は16：00まで）
会期中無休

＜写真展内容＞
ＪＲ山手線有楽町駅は銀座、丸の内、日比谷への玄関口である。また、かつては都庁の正面玄関として栄えた駅でもある。
有楽町は、織田有楽斎（戦国武将・織田信長の弟）の屋敷があったところから命名された由緒ある街で、流行歌、フランク永井の歌う『有楽町であいましょう』で全国に知れ渡った東京の一画でもある。
しかし、高速道路建設で数寄屋橋はなくなり、有楽町の景色は変わった。その後有楽町名物の有楽街、路地裏飲食街が交通会館へ、日劇、朝日新聞社はマリオンと変わり、中央口前に広がる一画は、過去にいくたびか都市開発で様変わりを繰り返したが、今また遺された僅かな古き良き有楽町（有楽町二丁目7番8号地）が駅前開発でショッピングビルへと姿を変えた。
早朝は魚河岸へ仕入れをする人のタクシー待ちの行列ができ、常磐方向からの担ぎ屋さん、サラリーマンの出勤退社の人々、ショッピング、観光客、辻々での飲食客、深夜には新聞輸送車が飛び交い、眠らない街、有楽町。
平成20年5月に新装なった有楽町の今を加えた会員の作品を展示する。

＜グループのプロフィール＞
1980年に認可され発足。写真展はこれまでに「銀座午前四時」（銀座ニコンサロン）、「お台場界隈」（新宿ニコンサロン）、「ギンザ、銀座、GINZA」（ニコンサロンbis）などを開催。地元銀座を題材に撮り続けている。