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山田 イサオ展
[私景祝島]
7/8 (火)~7/14 (月)
10:00~19:00(最終日は16:00まで)
会期中無休 |
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<写真展内容>
瀬戸内海に浮かぶ祝島(山口県上関町)は、強風から家を守るために作った石積みの練塀と迷路のようにある狭い路地が異空間へと導いてくれる島である。作者はその魅力にとりつかれて訪れるようになり、はや5年が過ぎた。
どこの島も人口は減少傾向にあり、人口約600人のこの島も例外ではなく過疎化への仲間入りをしているが、島民には悲壮感や暗さもなく、写真をあげれば何かをもらって帰るという人情味あふれる人々が住む島である。それでも盆と正月には家族が帰省して賑やかになり、島は若返る。そして島の人とのコミュニケーションをとりながら撮影することにより、作者はたくさんの思い出を作ることができた。
しかし気がかりのこともある。将来、島の近くに原子力発電所建設の予定があり、島民には大きな不安となってきている。モノクロ46点。 |
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<作者のプロフィール>
山田 イサオ(ヤマダ イサオ)
1956年生まれ。山口県出身。岩国工業高等学校卒業。会社員。写団「のら犬」所属。
写真展に、2005年「ヒロシマウォーキング」(岩国中央図書館)、06年同(富士フォトサロン広島)、07年「癒される島 萩大島」(柳井市ギャラリー西蔵)などがあり、写真集に『ヒロシマウォーキング』(2004年自費出版)がある。 |
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