新宿ニコンサロン

赤石幸弘展
[聖なる場所の記憶]
3/25 (火)～4/7 (月)
10：00～19：00（最終日は16：00まで）
会期中無休

＜写真展内容＞
古くから日本社会に浸透し連綿と今日まで息づいている縄文的世界観。作者はその端緒である「無の場所」のおもかげを追い求め、縄文から続く場所に対する原初のかたち、プリミティブな境界感覚を感知したかった。
日本列島上に無数存在する聖なる空間。そのなかでも古代から中央の権力に抗い、異民族視された地域のウツなる場所を写真に記録することで、日本列島の歴史を読み直し、作者が喪失している何かを回復したいと考えた。本展はその第一歩としてアイヌ民族の「聖なる場所」だったであろうチャシ跡の現在を撮影した作品を展示する。モノクロ70点

＜作者のプロフィール＞
赤石幸弘（アカイシユキヒロ）
1974年千葉県生まれ。2004年日本写真芸術専門学校II部卒業。