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小林 伸一郎展 [最終工場]
11/1 (木)~11/6 (火)
10:00~18:00
会期中無休 |
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<写真展内容>
激しく流動する1980年代の東京湾岸を皮切りに、日本全国の廃墟をめぐり、同時に完成に向かう建造物を独自の視線で表現、発表してきた作者の最新作である。
明治、大正、昭和と変貌する日本の高度成長を見つめつづけてきた壮大な「鉱山」「工場」の廃墟。21世紀のインダストリアルに話題が集中する側らで、鉄錆色に朽ち果てた鉄片、幾重にも重なり合う無数のダクト、ペンキが剥落し苔むした機械の残骸が放置された空間は、独特な色彩と細密なディテールを生み出し、稀有な美を発光させ静かに眠りについていた。
本展では写真集『最終工場』(マガジンハウス、2007年9月20日発売予定)からオリジナルカラープリント50点を厳選し、展示する。北海道から九州まで、「美」を想定していない工場群の終末を15年間撮影した作品である。 |
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<作者のプロフィール>
小林 伸一郎(コバヤシ シンイチロウ)
1956年東京都生まれ。78年専修大学経済学部卒業。85年スタジオ、出版社カメラマンを経てフリーランスに。88年株式会社スタジオライズ設立。91年第28回平凡社準太陽賞受賞。94年第5回コニカ写真奨励賞受賞。97年第2回東京国際写真ビエンナーレ・キヤノン賞受賞。2007年第38回講談社出版文化賞写真賞受賞。
主な写真展:「Tokyo Bay Side」「AMERICAN TWINS」「NEXT CITY」「MACHINE」「NO MAN’S」「NO MAN’S LAND 軍艦島」「亡骸劇場」(以上ニコンサロン)、「BUILDING THE CHANEL LUMIERE TOWER」(東京都写真美術館)など。
グループ展:「第2回東京国際写真ビエンナーレ展」(東京都写真美術館)、「手探りのキッス 日本の現代写真展」(東京都写真美術館・丸亀市猪熊弦一郎現代美術館)
写真集:『廃墟遊戯』『廃墟をゆく』『廃墟漂流』『NO MAN’S LAND 軍艦島』『最終工場』『人形 HITOGATA』『JAPAN NEW MAP』『ビルディング ザ シャネル ルミエール タワー』『東京ディズニーシー』他
コレクション:東京都写真美術館、シャネル(株) |
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